佐世保の風景
長崎県

佐世保

離島歴史

海の向こうに、島が浮かんでいる。 いくつも、いくつも。 数えようとしても、もう次の島が見えてくる。 佐世保はそういう場所だ。 海と歴史と、ちょっとジャンクなうまさが、 ぜんぶ同じ港町に詰まっている。 なんとも不思議な組み合わせが、妙に心地よかった。

Best Season 5〜6月は新緑と海の青のコントラストが鮮やか。 10〜11月は空気が澄んで、九十九島の眺めが特に美しい。 夏は人が増えるが、海の色が濃くなって迫力が増す。

佐世保のおすすめスポット

01

九十九島|島の数を、数えるのをやめた

展望台に立った瞬間、声が出ない。

言葉が追いつかない景色というのは、本当にある。

九十九島は、その名の通り島が多い。

実際には208の島があるらしい。

「九十九」は「数えきれないほど多い」という意味だと、

後から知った。

展望台はいくつかあるが、

「展海峰」に行った。

入場無料なのに、この眺め。

午前中の光が海面に刺さって、島の緑が浮き上がって見える。

クルーズ船にも乗った。

50分コースで、大人1,500円ほど。

船から見る島の密度は、上から見るのとまた全然違う。

島と島の間をすり抜けるように進む感覚が、

ちょっと異世界めいている。

夕方の九十九島も見た。

日が沈む方向に島が並ぶと、

シルエットだけになる。

それがまた、違う景色だ。

同じ場所なのに、来るたびに顔が変わる。

■ 九十九島(展海峰展望台) 住所:長崎県佐世保市下船越町399 料金:無料(クルーズ船は別途) 営業時間:常時開放 ■ 九十九島パールシーリゾート(クルーズ乗り場) 住所:長崎県佐世保市鹿子前町1008 料金:クルーズ大人1,500円〜(コースにより異なる) アクセス:佐世保駅からバス約25分
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02

旧海軍鎮守府跡|この街が「軍港」だったことを、初めて実感した

佐世保が軍港の街だと、頭では知っている。

でも知識と実感は、全然別物だ。

旧海軍鎮守府の赤れんが棟に入った瞬間、

その重さが来た。

1898年に建てられた建物が、今も現役で残っている。

壁のレンガ一枚一枚が、当時のまま積まれている。

触れた。

ひんやりしている。

館内では、佐世保の近代史が丁寧に展示されている。

軍港として整備された明治の記録、

戦中の資料、戦後の変遷。

パネルを読むというより、

「ここで起きたことだ」という感覚で見ている。

入館料は100円だ。

100円で、これだけの時間に触れられる。

敷地内には今も自衛隊の施設があり、

ツアーに参加すると普段は入れないエリアも見られる。

毎週土曜日に開催されていることが多い。

事前に確認してから行くことを強くすすめる。

この街の「現在」と「過去」が、

ここだけで全部つながった気がした。

■ 旧佐世保鎮守府赤れんが棟 住所:長崎県佐世保市上町8-1 料金:100円 営業時間:9:00〜17:00(月曜休館) アクセス:佐世保駅から徒歩約15分 ※自衛隊施設見学ツアーは事前に佐世保市観光情報センターへ確認
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03

佐世保バーガー|地元で食べると、なぜか違う

佐世保バーガーは、チェーンでも食べられる。

地元でなくても、買える。

それでも、ここで食べたかった。

「ログキット」に行った。

佐世保駅から歩いて数分のところにある老舗だ。

注文してから、待つ。

作り置きがない。

その場で作るから、10分以上かかることもある。

できあがったバーガーは、紙に包まれてずっしり来た。

大きい。

写真で見てたのに、やっぱり大きい。

ひと口かじると、パティの肉汁とソースが同時に来る。

「ジャンク」という言葉は褒め言葉だと、改めて思った。

ベーシックなもので600円台から。

ボリュームを考えると、全然安い。

食べながら、なんでこんなにうまいんだろうと考えた。

米軍文化が根付いた街だから、とか、

食材の鮮度が違うから、とか、

いろんな説明を聞いたことがある。

でもたぶん、

この街で食べてるから、が一番大きい。

■ ログキット(Log Kit) 住所:長崎県佐世保市上京町7-10 料金:600円台〜 営業時間:10:00〜21:00(変動あり・要確認) アクセス:佐世保駅から徒歩約5分 ※週末は行列ができることも。時間に余裕を持って
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モデルコース

Day Trip 10:00 展海峰で九十九島を一望 → 12:00 佐世保バーガーで昼食 → 14:00 赤れんが棟で歴史に触れる → 15:30 パールシーリゾートからクルーズ乗船 → 17:30 夕暮れの九十九島を見て帰路
1 Night 【1日目】午前:九十九島クルーズ → 午後:赤れんが棟・旧軍港エリア散策 → 夕方:佐世保バーガーで夕食 → 宿泊:佐世保市内 【2日目】朝:展海峰で朝の九十九島 → 午前:アーケード商店街でハウステンボスへの移動、または九十九島の島めぐりでゆっくり締める
Travel Tips 佐世保駅周辺は意外とコンパクト。 九十九島方面へはバスが便利で、ICカード使用可。 クルーズ船は土日に混む。 平日の午前中がねらい目。 赤れんが棟の自衛隊見学ツアーは事前予約が安心。

佐世保への行き方

ICカード利用可
Access Time
福岡から 約2時間20分
下関から 約2時間50分
佐賀から 約2時間50分
大分から 約3時間20分
別府から 約3時間30分
鉄道 佐世保駅へ

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