指宿の風景
鹿児島県

指宿

温泉自然

Photo by あじさか / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

温泉ビーチ自然と過ごす1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と温泉がおすすめ

冬の指宿は、空気が鋭い。 でも、砂の中は別世界だ。 薩摩半島の先端まで来た人だけが知っている、あの独特の温もりがある。 温泉と海と、イッシーが棲む湖と。 こんなに濃い1日が詰まっている場所を、もっと早く知りたかった。

冬の指宿は、空気が鋭い。でも、砂の中は別世界だ。薩摩半島の先端まで来た人だけが知っている、あの独特の温もりがある。温泉と海と、イッシーが棲む湖と。こんなに濃い1日が詰まっている場所を、もっと早く知りたかった。砂の重さに身を預けた瞬間、体の芯からじんわりと溶けていく感覚。遠くに開聞岳を望みながら、ただ、ここにいることだけを思う。砂むし体験は長い髪をまとめるゴムが必須。砂が首元から入ってくるので、タオルを持参するといい。冬の長崎鼻は風が強烈なので、防寒は本気で準備すること。池田湖周辺は開店が遅い店も多いので、昼食は先にリサーチを。

Best Season
冬(12〜2月)がおすすめ。 空気が澄んで開聞岳がくっきり見える。 観光客が少なくて、砂むし会館も並ばずに入れることが多い。 寒いけど、それが指宿の温かさをより深く感じさせてくれる季節だ。
Stay
1泊おすすめ
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指宿のおすすめスポット

01
砂むし会館「砂楽」|砂に埋まる10分間が、なぜかずっと忘れられない

砂むし会館「砂楽」|砂に埋まる10分間が、なぜかずっと忘れられない

受付を済ませると、浴衣を渡される。

着替えて砂浜に出ると、スコップを持ったスタッフが待っている。

「ここに寝てください」と指示された場所に横になる。

そこから、砂をかけられていく。

重い。

思っていた3倍は重かった。

胸のあたりが特に圧迫感があって、最初の2分は慣れるのに必死だ。

でも、慣れてくると違う感覚が来る。

体の芯から、ゆっくり熱が広がっていく感じ。

冬の海風が顔に当たりながら、体だけが砂の中で蒸されている。

あの感覚は、どこにも似ていない。

推奨時間は約10分。

体が弱い日はもう少し早めに出た方がいい。

出た後の解放感と、足の軽さが最高だ。

料金は砂むし体験+温泉入浴込みで1,500円(2024年時点)。

冬の週末は並ぶことがあるので、開館直後の9時台に行くのがおすすめ。

■ 砂むし会館「砂楽」 住所:鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18 料金:1,500円(砂むし+温泉) 営業時間:8:30〜21:00(最終受付20:30) 定休日:不定休(公式サイトで確認推奨)
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02
長崎鼻|薩摩半島の先端で、海がぶつかっている

長崎鼻|薩摩半島の先端で、海がぶつかっている

地図で見ると、本当に先っぽだとわかる。

薩摩半島の最南端。

車を停めて、岬の先まで歩いた。

風が強かった。

1月の指宿の風は、正直なめている。

上着をもう1枚持ってくればよかったと少し後悔した。

でも、先端に立った瞬間にそれが吹き飛ぶ。

錦江湾と東シナ海がぶつかる場所。

開聞岳が真横にどっしりと立っている。

あの三角形のシルエットは、何度見ても惚れ惚れする形だ。

冬は空気が澄んでいるから、開聞岳がくっきり見える。

夏より冬の方がいい景色だ。

灯台まで歩いて5分ほど。

観光客が少ない冬の午前中は、ほぼ独り占めの時間があった。

ウミガメが産卵に来ることでも知られているが、それは初夏の話。

冬は静かで、風と波の音しかしない岬だ。

■ 長崎鼻 住所:鹿児島県指宿市山川岡児ケ水1581 料金:無料 駐車場:あり(普通車200円程度) 所要時間:散策20〜30分
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03
池田湖|イッシーより、この静けさの方が怖かった

池田湖|イッシーより、この静けさの方が怖かった

九州最大のカルデラ湖。

周囲約15km。

湖畔に立ったとき、まず思ったのは「大きすぎる」だ。

冬の朝は霧が出ることがある。

その日もうっすら霧がかかっていて、対岸が見えない。

開聞岳も半分だけ見えている状態。

それが逆に、湖の広さを際立たせている。

イッシーという伝説のUMA、スーパーイールが棲むと言われている湖だ。

湖畔にはイッシーの像があって、写真スポットになっている。

思ったよりリアルな造形で、子どもが泣きそうなレベルだ。

湖沿いの道を少し歩くと、オオウナギの水槽がある無料の施設がある。

1m以上あるウナギが何匹もいて、これが普通に迫力がある。

イッシーより存在感があった。

混雑とは無縁の場所で、冬の平日は地元の人とすれ違う程度。

そのくらいの静けさが、池田湖の本当の魅力だ。

■ 池田湖 住所:鹿児島県指宿市池田 料金:無料(駐車場無料) 所要時間:散策20〜40分 オオウナギ観覧施設:無料・年中無休
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モデルコース

Day Trip 9:00 砂むし会館(体験+温泉)→ 11:00 池田湖(散策+オオウナギ)→ 12:30 昼食(湖畔周辺)→ 14:00 長崎鼻(岬散策)→ 15:30 指宿駅周辺でおみやげ
1 Night 1日目:砂むし会館(午前)→ 池田湖(午後)→ 指宿温泉の宿に宿泊。 2日目:長崎鼻(早朝・開聞岳を朝日と一緒に)→ 知林ヶ島(潮が引けば歩いて渡れる)→ 昼食後に帰路。時間が許せば開聞岳の麓を車でぐるりと回ると、また違う表情が見える。
Travel Tips 砂むし体験は長い髪をまとめるゴムが必須。 砂が首元から入ってくるので、タオルを持参するといい。 冬の長崎鼻は風が強烈なので、防寒は本気で準備すること。 池田湖周辺は開店が遅い店も多いので、昼食は先にリサーチを。

指宿への行き方

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