那覇から車で30分。 そこにあるのは、沖縄らしくない沖縄だ。 アメリカの匂いと、青い海と、夕暮れのネオン。 北谷はそのすべてが、ひとつの町に詰まっている。 「ここって本当に日本?」 初めて訪れたとき、素直にそう思った。
北谷のおすすめスポット
アメリカンビレッジ|夕方17時に行けば、全部わかる
昼間に来るのは、もったいない。
ここは夕方から本番だ。
17時を過ぎると、空がオレンジに染まりはじめる。
観覧車に明かりが灯り、ショップのネオンが輝きだす。
その瞬間、急に「アメリカの映画のセット」みたいな景色に変わった。
敷地内には飲食店、セレクトショップ、フードトラックが集まっている。
沖縄そばもあれば、タコスもある。
どっちを食べるか、毎回迷う。
タコスは1個350円前後から。
ビールを片手に、外のベンチで食べる。
それだけで十分すぎるほどよかった。
観光地っぽいけど、地元の人もふつうに来ている。
那覇の国際通りとは、空気感がまるで違う。
雑然とした活気より、余白のある賑やかさ、というか。
うまく言えないけど、ここだけの感じがある。
デポアイランド|アメリカンビレッジの、もう一歩奥
アメリカンビレッジを歩いていると、海沿いに続く細い道に気づく。
そこを進むと、デポアイランドに出た。
ハワイとカリフォルニアを混ぜたような、カラフルな建物。
古着屋、雑貨屋、カフェ。
観光客が多い本通りより、こっちのほうが好みだ。
特に2階や3階に上がると、海が見える。
目の前に広がるのは東シナ海。
建物の色と海の青が、なんか、ずるい組み合わせだ。
夕方に訪れると、写真を撮りたくて止まれなくなる。
どこを切り取っても「映える」という言葉を使いたくなるのが悔しいけど、実際そうだ。
古着屋「ブルーシール」のアイスを買って、外のテラスで食べた。
風が強くて、少し肌寒かったけど、それも含めて気持ちよかった。
滞在時間は1〜2時間あれば十分。
でも気づいたら3時間いた。
北谷ニライビーチ|人が少なくて、海だけがいる
アメリカンビレッジの賑やかさに疲れたら、ここへ来るといい。
北谷ニライビーチは、観光客で混雑することがあまりない。
地元の人が散歩していたり、サーファーが波を読んでいたり。
そういう、ゆるやかな時間が流れている。
砂浜はきめ細かくて、白い。
水の透明度も高くて、足首まで浸かるだけで、十分すぎた。
沖縄の海って、ぜんぶがリゾートじゃなくていい、と思った瞬間がここだ。
夕日のスポットとして有名らしいのだが、確かに夕方はすごかった。
17時30分ごろ、水平線に太陽が落ちていく。
だれも何も言わなくなる時間が、数分あった。
ビーチ沿いには小さな駐車場があって、無料で停められた。
シャワーは有料(200円)で使える。
タオルと水を持っていけば、半日いられる。
混んでいるビーチが苦手な人に、特に教えたい場所だ。