千葉県

銚子

街歩き自然

潮の匂いが、鼻をついた瞬間に気づく。 ここは本物の海の街だ。 銚子は、東京から特急で約1時間半。 でも、着いた瞬間の空気がまるで違う。 太平洋に突き出た岬の先端で、 灯台の白と空の青だけが視界を埋める。 そんな景色が、夏の銚子にはある。

Best Season 夏(7〜8月)は青空と海のコントラストが鮮烈。 ただし日差しが強烈なので日焼け止めは必須。 空いていて穏やかなのは5月と10月。 冬の犬吠埼は日本最東端の初日の出スポットとして有名。

銚子のおすすめスポット

01

犬吠埼灯台|白い塔の上で、海が360度広がった

灯台の入口で200円を払う。

そこから99段の螺旋階段を上る。

急だし、狭い。

「こんなに急だったっけ」と思いながら、

足を止めずに上り切った。

外に出た瞬間、風が体に当たった。

強い。思った以上に強い。

手すりをつかんで海を見ると、

水平線が信じられないくらい遠かった。

灯台の高さは地上から約31メートル。

崖の上に建っているから、実際の目線はもっと高い。

夏の午前中、晴れていれば最高だ。

逆光になる午後より、午前中に来た方がいい。

これは行ってみてわかったこと。

足元の岩場には波が打ち付けている。

銚子の海は、穏やかな海じゃない。

生きている海だ。

■ 犬吠埼灯台 住所:千葉県銚子市犬吠埼9576 料金:大人200円 営業時間:8:30〜16:00(季節変動あり) 定休日:荒天時
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02

地球の丸く見える丘展望館|本当に、丸く見える

正直なところ、名前がちょっと大げさだ。

「丸く見えるって、そんな大袈裟な」と。

でも、展望台に上って水平線を見た瞬間、

言葉を失った。

標高73.6メートル。

数字だけ聞くとたいしたことなさそうだ。

でも、四方に障害物が何もない。

ただ、海と空だけが広がっている。

視界の端から端まで、水平線が弧を描いている。

本当に、丸く見える。

入館料は330円。

展望台の上には双眼鏡もあって、

晴れた日には富士山も見えるらしい。

夏の夕方に行くと、水平線に沈む夕日が見られる。

その時間に合わせて来るのがおすすめだ。

館内にある売店のぬれ煎餅も食べた。

醤油の香りが強くて、これが妙に海に合う。

■ 地球の丸く見える丘展望館 住所:千葉県銚子市天王台1421-1 料金:大人330円、小・中学生200円 営業時間:8:30〜18:30(季節変動あり) 定休日:年中無休
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03

銚子電鉄|ぼろくて、愛おしい、あの路線

銚子電鉄に乗るのは、移動手段じゃなくて体験だ。

JR銚子駅の端っこに、小さなホームがある。

そこに来る電車は、見た目がかなり年季が入っている。

ペンキがはがれかけていたり、

座席のモケットがすり減っていたり。

全線乗り通しても20分ちょっと。

料金は全線で530円だ。

途中の駅で降りて、散歩してまた乗るのもいい。

外川駅が終点で、そこには古い車両が置いてある。

漁師町の細い路地を歩くと、

猫が日向ぼっこをしている。

銚子に来た実感が、ここで一番あった気がする。

銚子電鉄は経営がずっと厳しいらしい。

ぬれ煎餅やまずい棒を売って、

鉄道を守っている。

そういう事情を知ってから乗ると、

なんだか愛着が湧いてくる。

ひとつ多めにお土産を買った。

■ 銚子電鉄 銚子駅〜外川駅(全10駅) 全線:530円 運行間隔:約40〜60分に1本 ※時刻は事前確認を推奨
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モデルコース

Day Trip 9:00 銚子駅着 → 犬吠埼灯台(午前の光がベスト)→ 昼食(港直送の海鮮) → 地球の丸く見える丘展望館 → 銚子電鉄で外川駅まで散歩 → 17:00 帰路
1 Night 1日目:犬吠埼灯台 → 地球の丸く見える丘展望館(夕日狙い) → 宿泊(犬吠埼温泉) 2日目:朝の漁港を散歩 → 銚子電鉄で外川まで → 銚子漁港で昼食 → 帰路。朝の漁港の空気が別格だ。
Travel Tips 銚子電鉄は本数が少ない。 乗る前に時刻表を必ず確認すること。 犬吠埼灯台は午前中の光が順光できれいに撮れる。 夏の海風は強いので、帽子は飛ばされる。 ひもでとめるか、ポケットに入れた方がいい。

銚子への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間30分
水戸から 約3時間15分
前橋から 約3時間30分
高崎から 約3時間30分
名古屋から 約3時間55分
鉄道 銚子駅へ

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