道後温泉の風景
愛媛県

道後温泉

温泉歴史街歩き

冬の道後は、湯気がすごい。 路地の奥からも、本館の屋根の上からも、白い煙がもくもく立ち上っている。 寒いからこそ、温泉が恋しくなる。 夏目漱石が「坊っちゃん」を書いた時代から、この湯は変わっていない。 そう思うと、少し気持ちが引き締まった。

Best Season 冬(12〜2月)がいちばんいい。 湯煙がよく見えて、温泉の恩恵を体で感じられる。 観光客も少なく、朝風呂の静けさは格別だ。

道後温泉のおすすめスポット

01

道後温泉本館|130年前から、湯煙だけが変わらない

正直、最初は「古いな」。

建物の外観は想像以上に小さくて、年季が入っている。

でも、木の廊下を歩いた瞬間に空気が変わった。

浴槽のタイルは昭和の匂いがする。

お湯は無色透明、かすかにぬめりがある。

温度は少し高め、42〜43度くらい。

冬の体には、ちょうど痛いくらいがいい。

料金は「神の湯階下」なら610円。

「霊の湯3階個室」なら1,950円で、お茶と坊っちゃん団子までついてくる。

せっかくなら、坊っちゃんが入ったとされる「霊の湯」に浸かりたかった。

混んでいるのは10〜11時と夕方以降。

朝8時の開館直後が、いちばん静かだ。

平日の朝、地元のおじさんたちと並んで湯に浸かる。

それだけで、十分な旅になる。

■ 道後温泉本館 住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6 料金:神の湯階下610円〜、霊の湯2階1,550円〜 営業時間:6:00〜23:00(最終受付22:30) ※保存修理工事中のため一部エリア制限あり(2024年現在)
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02

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉|現代の湯屋は、静かに贅沢だ

本館が「歴史」なら、飛鳥乃湯泉は「今」だ。

2017年にできた新しい施設で、飛鳥時代をモチーフにした内装がある。

入った瞬間、本館とは別の建物かと驚く。

天井が高くて、照明が落ち着いていて、広い。

大浴場は石づくりで、湯の音が静かに響く。

料金は大浴場のみなら610円。

特別浴室(個室)なら2,000円で、プライベートな湯船を独占できる。

連れと二人で行ったとき、特別浴室を選んだ。

30分、誰にも邪魔されない時間が買えた。

本館より空いていることが多い。

夕方17時以降に入ると、外が暗くなっていく中で湯に浸かれる。

冬の夜にはそれが妙に沁みた。

本館と迷うなら、両方入るのがいい。

710円プラスするだけで、まったく違う体験になる。

■ 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 住所:愛媛県松山市道後湯之町19-22 料金:大浴場610円〜、特別浴室(個室)2,000円〜 営業時間:6:00〜23:00(最終受付22:30) 定休日:不定休
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03

道後商店街|湯上がりの足で、ぶらぶら歩くのが正解

温泉の後、まっすぐ宿に帰るのはもったいない。

本館からすぐ伸びている商店街を、浴衣のまま歩いた。

アーケードの全長は約250メートル。

短いようで、気づいたら1時間いた。

じゃこ天を売っている店が何軒かある。

揚げたてを100円で買って、立ったまま食べた。

熱くて、魚の味がして、冬の空気によく合う。

坊っちゃん団子は、3色の餅を串に刺したもの。

甘さが控えめで、食べやすい。

お土産に買うより、その場で食べるほうが断然うまい。

夜20時を過ぎると、閉まる店が増える。

冬は特に早い。

湯上がりのゴールデンタイムは、17〜19時だ。

観光客向けの店もあるけれど、地元の食堂も混じっている。

そういう雑然とした感じが、道後らしい。

■ 道後商店街 住所:愛媛県松山市道後湯之町(道後温泉本館前〜道後公園方面) 営業時間:店舗によって異なる(10:00〜21:00目安) 入場料:なし
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モデルコース

Day Trip 8:00 本館で朝風呂→10:00 道後商店街でじゃこ天→11:00 飛鳥乃湯泉で二湯目→13:00 松山市街へ移動・観光
1 Night 【1日目】15:00チェックイン→17:00 飛鳥乃湯泉(夕暮れの湯)→19:00 道後商店街で夕食・散策 【2日目】8:00 本館で朝風呂→10:00 商店街でお土産→11:00 松山城へ
Travel Tips 冬の道後は日没が17時前後と早い。 夕方以降は気温が一気に下がるので、浴衣の下に着込んでおくのが正解。 本館と飛鳥乃湯泉はどちらも現金払いが基本。 小銭を用意しておくと並ばずスムーズ。

道後温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
大阪から 約4時間50分
高松から 約5時間
wakayamaから 約5時間20分
名古屋から 約5時間45分
福岡から 約5時間50分
航空 松山空港へ
移動 道後温泉駅へ

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