宇都宮といえば餃子、。 でも城跡に足を踏み入れた瞬間、そのイメージが少し変わった。 復元された土塁と櫓が、街の真ん中にどっしりと立っている。 観光地然としていない、生活に溶け込んだ城の空気。 それがかえって、リアルで刺さった。
宇都宮城のおすすめスポット
宇都宮城址公園|街なかに突然、土塁が現れる
JR宇都宮駅から歩いて約15分。
商業施設や住宅街を抜けると、唐突に土塁が目に入る。
「あ、ここか」と思わず立ち止まった。
復元された清明台と富士見櫓、2棟の櫓が並ぶ姿は想像より迫力がある。
白漆喰の壁が、青空に映えてはっきりしている。
土塁の上を歩けるのが面白い。
高さは約6メートルほど。
上に立つと宇都宮の市街地が一望できる。
こんな場所が街の中心にある、という事実が少し不思議だ。
入場は無料。
ただし櫓の内部は土日祝のみ公開(9時〜19時)で、こちらも無料。
平日に行ったので外観だけだったが、それでも十分だ。
土塁に腰を下ろして、ぼんやり景色を見ていた時間が一番よかった。
宇都宮城ものしり館|城の歴史を、等身大で知る
城址公園内に小さなガイダンス施設がある。
入るまで存在を知らない。
面積はそれほど広くない。
10分もあれば一通り見終わる規模だ。
でも、展示の密度はなかなかのもの。
宇都宮城は戊辰戦争の激戦地だったと初めてちゃんと知った。
1868年、新政府軍と旧幕府軍がこの場所で激しく衝突した。
城は焼け落ち、長らく廃墟のような状態が続いたらしい。
復元されたのは2007年のこと。
わりと最近の話だ。
模型や写真パネルで当時の様子が丁寧に説明されている。
難しい言葉が少ないので、歴史に詳しくなくても普通に楽しめた。
観光地の資料館によくあるような、「読む気が失せる文字量」じゃない。
そのさっぱりした感じが好きだ。
入館無料。
立ち寄り損ないがちだが、寄ることをおすすめしたい。
城址公園の四季|春の桜と、秋の静けさが格別だ
公園内にはソメイヨシノが植えられている。
数は多くないが、土塁と桜の組み合わせはなかなか絵になる。
3月下旬〜4月上旬が見頃。
地元の人がシートを広げてのんびりしている。
紅葉の時期もよかった。
11月中旬に訪れた際、イチョウが黄色く色づいている。
観光客が少ない分、静かにゆっくり見て回れた。
この公園は「地元の人の庭」という雰囲気が強い。
犬を連れた人、ジョギングする人、ベンチで弁当を食べる人。
観光地というより、普通の公園だ。
だからこそ居心地がいい。
"見る"だけじゃなく、"いる"時間を楽しめる場所だ。
夜間はライトアップがあり(季節・時期による)、
夕暮れ時に土塁に登ると、また違う表情が見える。
夕方から行くのもひとつの手だ。
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