栃木県

川俣温泉

温泉自然街歩き

栃木の山奥に、こんな場所があったのか。 川俣温泉は、日光から車で1時間以上かかる。 道は細く、川沿いの崖をなぞるように続く。 到着したとき、すでに夕暮れが迫っている。 硫黄の匂いが漂い、川の音だけが響いている。 ここには、余計なものが何もない。

Best Season 冬(12〜2月)が断然おすすめ。 雪と湯気と無人の湖が重なる景色は、この季節にしかない。 路面状況だけは、出発前に必ず確認すること。

川俣温泉のおすすめスポット

01

川俣温泉 間欠泉|5分に1回、地面が吹き上がる

駐車場から歩いて3分ほど。

小さな案内板に従って進むと、もうもうと湯気が立ち上っている。

川俣温泉の間欠泉だ。

高さは最大で約1.5メートル。

5分おきに、ごぽっという音とともに湯が吹き出す。

地面から温泉が噴き出す瞬間は、正直ちょっと怖い。

自然の力、というよりも地面が生きている感じがした。

冬に来ると、吹き上がった湯が白い霧になって広がる。

マイナス5度の朝、吐く息も湯気も、全部白かった。

観光地然とした整備はされていない。

それがかえって、本物らしい。

柵の外から眺めるだけでも十分迫力がある。

無料で見られるのに、誰も宣伝しないのが不思議なくらいだ。

■ 川俣温泉 間欠泉 住所:栃木県日光市川俣 料金:無料 見学時間:随時(夜間は足元注意) アクセス:川俣湖方面より車で約5分
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02

川俣湖|冬だからこそ見える、静かな湖面

間欠泉から車で5分ほど走ると、川俣湖が現れる。

男鹿川をせき止めてできたダム湖だ。

夏は釣り客で賑わうらしいが、冬は人がほとんどいない。

湖面が灰色に光っている。

山の稜線が水に映り込んで、上下対称になっている。

音がない。

本当に、何も聞こえない。

鳥の声すら届かないくらいの静けさだ。

湖畔に小さな駐車スペースがあり、そこから湖を眺めるだけでいい。

歩道はほぼないが、15分ほど岸沿いを歩いた。

足元は雪と泥が混ざったぬかるみで、ローカットのスニーカーでは後悔する。

長靴か、防水のトレッキングシューズを持っていって正解だ。

冬の川俣湖は、何かを考えるのに向いている場所だ。

■ 川俣湖 住所:栃木県日光市川俣 料金:無料 駐車場:湖畔に数台分あり(無料) 冬季は路面凍結に注意。スタッドレスタイヤ必須
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03

川俣温泉 旅館での湯治|夜9時、貸切の露天風呂

川俣温泉の宿に泊まったのは、平日の水曜日だ。

1泊2食付きで約15,000円。

他の客は2組だけで、静かな夕食だ。

目当ては、露天風呂だ。

川沿いに作られた露天は、男女別が夜9時に入れ替わる。

気温はマイナス8度。

脱衣所から外に出た瞬間、全身に冷気が刺さった。

お湯の温度は44度くらい。

川の音を聞きながら、じっと浸かっている。

空には星があった。

見渡す限り、建物の光が一切ない。

川俣温泉の泉質は含硫黄・ナトリウム炭酸水素塩泉。

お湯はとろっとしていて、出た後も体が冷えない。

翌朝6時の内風呂も良かった。

誰もいない浴室で、窓の外に雪が積もった山が見える。

もう1泊したかった、と素直に思った。

■ 川俣温泉 国民宿舎 加仁湯 など 住所:栃木県日光市川俣871 料金:1泊2食 約15,000円〜(時期により変動) 日帰り入浴:1,000円前後(要確認) 営業時間:日帰りは10:00〜15:00ごろ(施設により異なる) ※冬季は積雪・通行止めが発生する場合あり。事前に電話確認を推奨
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モデルコース

Day Trip 10:00 川俣湖 → 11:00 間欠泉見学 → 12:00 旅館で日帰り入浴&昼食 → 14:00 川沿い散策 → 15:00 出発。距離感をつかむだけで十分な一日になる。
1 Night 1日目:14:00 川俣湖 → 15:00 間欠泉 → 16:00 宿にチェックイン → 夕食・露天風呂。2日目:6:00 朝風呂 → 8:00 朝食 → 9:00 周辺散策 → 10:30 出発。朝の空気が特別だ。
Travel Tips 冬は道路凍結が深刻で、スタッドレスタイヤは必須。 最寄りのコンビニまで車で40分以上かかる。 食料・飲み物は出発前に買っておくこと。 宿の予約は早めに。週末はすぐ埋まる。

川俣温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間22分
水戸から 約3時間7分
前橋から 約3時間22分
高崎から 約3時間22分
甲府から 約3時間52分
備考 バス

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