東京から約2時間。 そこに、あの金色がある。 山の中に突如現れる極彩色の建築群は、 写真で何度見ても、実物は全然違う。 空気が違う。 スケールが違う。 杉の巨木に囲まれた参道を歩き始めた瞬間、 ここは別の世界だと気づく。
日光東照宮のおすすめスポット
日光東照宮|1200段の先に、あの陽明門が待っている
表参道から石段を登る。
段数を数えていたら途中でやめた。
とにかく多い。
息が上がってきたころ、陽明門が視界に入る。
その瞬間、足が止まった。
彫刻の数は508体。
そう聞いていたけど、数えようとする気すら起きない。
圧倒されるというより、眺めながら時間が溶けていく感覚。
「日暮の門」と呼ばれる理由が、正直わかった。
陽明門の前でぼーっと30分は立っている。
金色と朱色と白が、曇りの日でもちゃんと光る。
晴れた日だったら、もっとやばかっただろう。
観光客は多い。
特に週末の10〜14時は混雑のピーク。
開門直後の9時台に到着するのが正解だ。
人が少ない分、建築だけと向き合える時間がある。
三猿・眠り猫|有名すぎるのに、実物は思ったより小さい
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿。
どこにあるか知ってるつもりで、通り過ぎかけた。
想像より、小さい。
神厩舎の木壁にある彫刻なのだが、
しゃがんで顔を近づけてやっと表情がわかるくらい。
三猿だけじゃなく、
「子猿の一生」として8枚の彫刻が並んでいる。
これを知らずに来た。
全部見ると、ちょっとした物語になっている。
眠り猫は坂下門の上。
これも、思ったより小さい。
正直、「あ、これか」という感じ。
でも裏側に雀の彫刻があって、
猫が眠るほど平和な世だという意味らしい。
それを知ってから見たら、急に好きになった。
解説なしで回るより、
ガイドか音声アプリを使った方が絶対に面白い。
スマホでダウンロードできる公式音声ガイドが550円。
使って正解だ。
奥宮・徳川家康墓所|200段の先の、静けさが本物だ
眠り猫の下をくぐり、奥宮への石段を登る。
207段。
きつい。
でも、登った先が別世界だ。
杉の木が太い。
樹齢400年以上のものが並んでいる。
空気が冷たくて、湿っていて、静か。
陽明門周辺の賑やかさが嘘みたいに、人が少ない。
奥宮には徳川家康の墓所・宝塔がある。
金色のきらびやかさとは全く違う、
シンプルな石造りの塔。
そのギャップが、妙にリアルだ。
400年前の人物の墓に、今立っている。
そういう感覚が、ここで急にやってくる。
所要時間は往復で30〜40分。
帰り道の石段、足に来る。
雨の日は石が滑るので注意が必要だ。
冬は凍結する日もあるらしい。
軽登山のつもりで、歩きやすい靴で来てほしい。
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日光東照宮への行き方
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