神田城の風景
栃木県

神田城

観光自然

地図アプリに「神田城」と入れると、 そこには山しか映らない。 道路脇に車を停めて、獣道みたいな斜面を登る。 息が上がりかけたころ、突然視界が開ける。 この感覚が忘れられなくて、また来てしまった。 栃木県に、こんな場所が残っていたとは。

Best Season おすすめは春(3月下旬〜4月)と秋(10月〜11月)。 夏は草が深く、虫も多い。 冬は空気が澄んで眺望がいい分、道が滑りやすくなる。

神田城のおすすめスポット

01

神田城跡|草と土と、かつての城の空気だけがある

遺構らしい遺構は何もない。

石碑がひとつ、立っているだけ。

それでも、来てよかった。

郭(くるわ)の段差がはっきり残っている。

土塁の輪郭が、草の下からにじみ出てくる。

歩くと足元がぼこぼこしていて、

ここが人の手で作られた場所だとわかる。

整備されていない、というより、

手をつけられていない。

その荒れ方が、逆にリアルだ。

中世の山城がこのかたちで残っているのは、

正直かなり珍しい。

ハイキング感覚で来たら、

思いのほか歴史の密度に圧倒される。

所要時間は登り約20分。

下山含めて1時間あれば十分まわれる。

入山料は無料。

■ 神田城跡 住所:栃木県佐野市(旧田沼町)神田地区 入山料:無料 駐車場:登山口付近に数台分あり ※整備された登山道ではないため、足元に注意
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02

城跡からの眺望|誰もいない山の上で、町が見える

郭の最上部に立つと、佐野の町が見渡せる。

ビルも看板も、ほとんど視界に入らない。

田んぼと山だけが続く。

晴れた日の午前中がいい。

霞がかかっていない分、遠くの稜線まで見える。

誰もいない。

10分以上、ひとりでそこに立っている。

風が強い日は、草がざわざわ鳴る。

それ以外は本当に静かで、

鳥の声だけが聞こえる。

スマートフォンをポケットにしまいたくなる。

そういう場所だ。

「絶景」ではない。

でも、心が落ちついた。

それで十分だ。

■ 眺望スポット(神田城郭最上部) 天候:晴天の午前中推奨 混雑:ほぼなし(平日・休日ともに静か) 注意:足元が不安定な場所あり。スニーカー以上を推奨
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03

周辺の里山|登城路の途中に、別の時間が流れている

登山口までの道が、また良かった。

農道をゆっくり走ると、

梅の木が点々と植わっている。

2月末に行ったから、ちょうど白い花が咲いている。

地元の人が畑仕事をしている。

挨拶したら、城のことを少し話してくれた。

「昔からあそこには登らん」と笑っている。

登山口近くに水場がある。

飲めるかどうかはわからないけど、

顔を洗ったら冷たかった。

春は桜が咲くらしい。

秋は紅葉が斜面を染めるらしい。

次は10月か11月に来ようと思っている。

コンビニは車で15分の距離にある。

飲み物と軽食は手前で買っておいたほうがいい。

■ 神田城周辺エリア 最寄り駅:東武佐野線 田沼駅(車で約15分) 近隣コンビニ:田沼市街地まで約15分 春の見頃:3月下旬〜4月上旬(桜) 秋の見頃:10月下旬〜11月中旬(紅葉)
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モデルコース

Day Trip 午前9時に田沼駅出発→神田城跡へ(登山・散策90分)→佐野市街でランチ→佐野厄除大師に立ち寄り→夕方帰路
1 Night 1日目:佐野市街泊→早朝に神田城跡へ(静寂の山を独占)→下山後、唐沢山神社へ。2日目:佐野ラーメンを朝食→道の駅どまんなかたぬまで地元野菜を買って帰路。山と歴史と食で充実した2日間。
Travel Tips 登山口の場所がわかりにくい。 Google マップで「神田城跡」と検索してもずれることがある。 事前に栃木県の城郭系サイトで座標を確認しておくと確実。 虫よけスプレーは必須。 長袖・長ズボンで来ること。

神田城への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間14分
水戸から 約2時間59分
前橋から 約3時間14分
高崎から 約3時間14分
甲府から 約3時間44分
備考 バス

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