群馬県

川中温泉

温泉自然街歩き

群馬の山奥に、ひっそりと湯が湧いている。 川中温泉。 知る人ぞ知る、日本三大美肌の湯のひとつ。 でも派手な宣伝は何もない。 温泉宿が数軒あるだけの、小さな集落。 それがかえって、刺さった。 冬に行くと、雪と湯けむりが混ざり合って、ここだけ時間が止まったみたいだ。

Best Season 冬(12〜2月)が個人的には一番好き。 雪と湯けむりの組み合わせが唯一無二。 紅葉の10月下旬〜11月も美しい。 夏は緑が深く、川の音が涼しい。

川中温泉のおすすめスポット

01

かわなか温泉 かしわや本店|川底から、じわじわと湯が滲み出てくる

川沿いに建つ、木造の宿。

築100年以上というのも、見た瞬間にわかる。

廊下が軋む。

天井が低い。

そのすべてが、ちゃんと古い。

目当ては「川の湯」と呼ばれる浴室だ。

川床から直接湧き出す源泉が、そのまま浴槽になっている。

pHは9.6。

お湯に浸かって10分もすると、肌がぬるっとし始める。

これが美肌の湯か、と素直に驚いた。

温度は約38度。

ぬるめだから、長くいられる。

気がついたら1時間以上つかっている。

日帰り入浴は午前10時から午後3時まで。

料金は700円。

浴室はひとつしかなく、男女交代制なので、到着前に電話で確認したほうがいい。

タオルの販売はないので持参を。

■ かわなか温泉 かしわや本店 住所:群馬県吾妻郡東吾妻町川中温泉 日帰り入浴:700円 営業時間:10:00〜15:00(要確認) TEL:0279-69-2015
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02

川中温泉 渓谷沿いの遊歩道|雪が積もると、別の場所になる

宿の前を流れるのは吾妻川の支流。

夏は緑、秋は紅葉、冬は雪。

どの季節も顔が違うと聞いていたけれど、冬に来て正解だ。

遊歩道は宿から徒歩5分ほど。

整備はされているが、冬は凍結する箇所がある。

トレッキングシューズは必須。

スニーカーでは怖かった。

川の音だけが聞こえる。

誰もいない。

雪が音を吸うのか、ひどく静かだ。

湯上がりにここを歩くと、火照った体が少しずつ冷えていく。

そのグラデーションが気持ちよかった。

川を見ながら、30分ほどぼんやりした。

何も考えていない。

そういう時間が、ここにはある。

■ 川中温泉 渓谷遊歩道 住所:群馬県吾妻郡東吾妻町川中温泉周辺 入場料:無料 備考:冬季は凍結あり。滑り止め付きシューズ推奨
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03

東吾妻町の蕎麦処|湯の後は、手打ち蕎麦一択

川中温泉から車で約15分。

東吾妻町内に、小さな手打ち蕎麦の店が点在している。

有名ではないが、地元の人が昼に来る店を選んだ。

ざる蕎麦、850円。

麺が細い。

つゆが辛口で、しっかり蕎麦の香りがする。

東京の蕎麦とは明らかに違った。

群馬の蕎麦は、観光地化されていないぶん、値段が正直だ。

地元の農家さんが作っているのかと店主に聞いたら、「そうだよ」と短く返ってきた。

席は10席ほど。

ランチは午前11時半から始まり、蕎麦がなくなったら終わり。

午後1時には売り切れている。

早めに動いたほうがいい。

温泉の後に食べると、体の中からほぐれていく感覚があった。

■ 東吾妻町内 手打ち蕎麦店(複数あり) 住所:群馬県吾妻郡東吾妻町内各所 価格目安:800〜1,000円前後 営業時間:11:30〜売り切れ次第終了(店舗により異なる) 備考:事前に電話確認推奨
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モデルコース

Day Trip 10:00 川中温泉着 → 10:30 日帰り入浴(かしわや本店)→ 12:00 渓谷遊歩道散策 → 13:00 東吾妻町で蕎麦 → 14:30 帰路
1 Night 1日目:15:00 チェックイン → 夕食前と夜に2回入浴 → 翌朝:朝風呂 → 9:00 渓谷散歩 → 10:30 チェックアウト → 蕎麦を食べて帰路。宿でゆっくりする時間があると、温泉の効果が全然違う。
Travel Tips 川中温泉へのアクセスは車が現実的。 最寄りの中之条駅からタクシーで約40分。 冬は道路凍結があるため、スタッドレスタイヤは必須。 宿泊は1軒か2軒しかないため、繁忙期は数ヶ月前から予約を。 日帰りの場合も電話確認してから向かうこと。

川中温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間22分
水戸から 約3時間7分
名古屋から 約3時間16分
前橋から 約3時間22分
高崎から 約3時間22分
備考 バス

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