茨城県

富谷山

自然絶景

登山口に着いたのは朝8時。 気温はマイナス2度。 吐く息が白く、足元はうっすら凍っている。 茨城の山はなめてかかると痛い目を見る。 富谷山、標高443メートル。 数字だけ見ると物足りない気もする。 でも、山頂から見えた筑波山と霞ヶ浦の景色が、その考えを完全に裏切った。

Best Season 12月〜2月の晴れた日が狙い目。 空気が澄んで筑波山や霞ヶ浦まで見渡せる。 霜や雪が薄く積もった朝は、特別な静けさがある。

富谷山のおすすめスポット

01

富谷山登山口|凍った空気の中、歩き出す

駐車場は無料。

10台ほど停められる。

冬の平日、先客はゼロだ。

静かすぎて、自分の足音だけが聞こえる。

登山道はよく整備されている。

急登もあるが、距離が短い。

コースタイムは往復で約2時間。

道中、霜柱が踏めてちょっと嬉しくなった。

子どもの頃を思い出す感覚。

ルートは「ふれあいの道コース」がおすすめ。

落葉した木々の隙間から、早い段階で景色が開けてくる。

冬だからこそ見える景色がある。

それを実感したのは、登り始めて30分のことだ。

防寒はしっかりと。

軽アイゼンがあると安心できる。

足元をなめると、帰り道で後悔する。

■ 富谷山登山口 住所:茨城県桜川市富谷 料金:無料 駐車場:無料(約10台) 登山所要時間:往復約2時間(ふれあいの道コース) アクセス:JR水戸線岩瀬駅から車で約15分
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02

富谷山山頂|443メートルが、これほど遠く見せる

山頂に着いた瞬間、声が出た。

思わず「あ」と言ってしまった。

筑波山が、どんと正面に座っている。

霞ヶ浦も見える。

冬の澄んだ空気のせいか、妙にくっきり見える。

標高443メートルとは思えない開放感。

山頂には小さな富谷観音の祠がある。

昔から地元の人に守られてきた場所だとわかる。

風が強かった。

体感気温は氷点下を超えている。

防風のアウターを着ていて正解だ。

それでも、10分は動けない。

景色から目が離せない。

晴れた冬の日を狙って来るべきだ。

曇りだと台無しになる景色がここにある。

天気予報と相談しながら日程を決めたほうがいい。

■ 富谷山山頂(標高443m) 住所:茨城県桜川市富谷 料金:無料 ※山頂に売店・トイレなし ※冬季は防寒・軽アイゼン推奨 展望:筑波山・霞ヶ浦・関東平野が一望
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03

富谷観音 普願寺|登山の前後に立ち寄る静けさ

山のふもとに富谷観音がある。

正式名称は普願寺。

創建は奈良時代とも言われている。

境内に入ると空気が変わる。

冬の朝は特に静かで、誰もいない。

本堂の前に立って、しばらく動けない。

騒がしさが一切ない場所。

石段が苔むしていて、それが妙に美しかった。

参拝は無料。

登山の前に手を合わせてから登るのが、地元のやり方らしい。

確かに、そうしたくなる雰囲気がある。

境内の杉の木が大きかった。

樹齢何百年かは知らないが、見上げると首が痛くなるくらい高い。

観光地化されていない。

それが逆に心地よかった。

誰かに紹介したくなるような、ひっそりした場所。

■ 富谷観音 普願寺 住所:茨城県桜川市富谷2190 料金:参拝無料 駐車場:無料あり アクセス:JR水戸線岩瀬駅から車で約15分 ※冬季は積雪に注意
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モデルコース

Day Trip 8:00 富谷観音参拝 → 8:30 登山開始 → 10:00 山頂で景色を堪能 → 11:30 下山・駐車場 → 12:30 岩瀬駅周辺で昼食
1 Night 1日目:富谷観音参拝 → 富谷山登山 → 筑波温泉で宿泊。2日目:筑波山神社参拝 → つくば市内散策 → 帰路。2つの山を絡めると満足度が上がる。
Travel Tips 冬の登山は8時台スタートがいい。 午後になると風が強まることがある。 軽アイゼンは念のため持参を。 山頂にトイレはない。 登山口の駐車場で済ませておくこと。 天気は前日夜に必ず確認する。

富谷山への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約1時間51分
水戸から 約2時間36分
前橋から 約2時間51分
高崎から 約2時間51分
甲府から 約3時間21分
備考 バス

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富谷山へは水戸から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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