茨城県

結城城

観光自然

城跡って、たいてい何も残っていない。 それでも足を運んでしまうのは、その場所に立ちたいからだ。 結城城もそういう場所だ。 土塁と空堀だけが残る小さな跡地に、桜の季節だと300本以上が一斉に咲く。 にぎやかな観光地ではない。 でも、それがいい。

Best Season 桜の咲く3月下旬〜4月上旬が一番の見頃。 紅葉の11月も空堀との色のコントラストが美しい。 夏は緑が深くなり、城跡の輪郭がよりはっきり見える。

結城城のおすすめスポット

01

結城城跡|何もないのに、なぜか長居してしまう場所

城らしい建物は何もない。

天守閣も石垣もない。

あるのは土塁と、深く掘られた空堀だけ。

最初に見たとき、正直「これだけか」。

でも不思議と、その場を離れられない。

空堀の深さは場所によって3〜4メートルほど。

中世の城がそのまま眠っている感覚がある。

案内板もそれほど多くない。

自分で想像しながら歩くしかない場所だ。

それが逆に面白い。

観光地として整備されすぎていないから、静かに思索できる。

平日の午前中に訪れたら、誰もいない。

30分ほど、ひとりで土塁の上を歩き続けた。

風が冷たくて、落ち葉の音だけが聞こえる。

そういう時間が、ここにはある。

■ 結城城跡 住所:茨城県結城市結城 入場料:無料 見学:24時間(公園として開放) アクセス:JR水戸線「結城駅」徒歩約15分
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02

結城城跡の桜|300本、誰も急かさない春がある

3月下旬から4月上旬、城跡が一変する。

土塁の上にも、堀沿いにも、桜が咲き乱れる。

ソメイヨシノが中心で、約300本。

この規模の桜まつりが、入場無料なのが信じられない。

週末の昼間でも、上野公園のような混雑ではない。

シートを広げてお弁当を食べている地元の家族がいた。

犬を連れて散歩しているおじさんがいた。

観光バスで乗り付けてくる感じではなく、町の人の庭みたいな雰囲気。

それがいい。

桜の見頃は約1週間。

今年は4月2日ごろが満開だ。

夜間のライトアップは19時〜21時ごろまで行われている。

昼間と夜とで、まったく表情が違う。

両方見るなら、近くに宿を取るのがおすすめだ。

■ 結城城址桜まつり(例年3月下旬〜4月上旬) 住所:茨城県結城市結城 入場料:無料 ライトアップ:19:00〜21:00ごろ(期間中) 駐車場:近隣に無料駐車場あり
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03

結城の城下町歩き|城跡から歩いて行ける、静かな商家の町

城跡を出て、駅方向に歩いてみた。

15分もあれば、旧城下町のエリアに入る。

結城紬で有名な町だけあって、織物関係のお店が点在している。

古い商家の建物がそのまま残っていたりする。

リノベーションカフェとかではなく、本当に現役で使われている建物だ。

お昼は商店街近くの蕎麦屋に入った。

もりそばが700円。

つゆが濃くて、東日本の味だ。

テーブルが3つしかない、小さな店だ。

おばちゃんがひとりで回している。

観光地価格じゃない。

そういう店に入れたことが、なんかよかった。

結城は、食べ歩きや映えスポットを求めて来る場所ではない。

でも、ゆっくり半日かけて歩くと、町の地層みたいなものが見えてくる。

それがこの町の旅の仕方だ。

■ 結城市街地・城下町エリア 住所:茨城県結城市中央町〜結城周辺 アクセス:JR水戸線「結城駅」徒歩5〜15分 結城紬の機織り見学:結城市文化交流館「まゆ」などで体験可(要事前確認)
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モデルコース

Day Trip 10:00 結城城跡散策 → 11:30 城下町ぶらり歩き → 12:30 市内の蕎麦屋でランチ → 14:00 結城紬の工房見学 → 16:00 帰路
1 Night 1日目:結城城跡 → 城下町散策 → 結城市内泊。2日目:朝の城跡を再訪(空いていて静か)→ 結城紬の機織り体験(要予約)→ 近隣の筑波山か水戸へ足を延ばして帰路
Travel Tips 駅からは徒歩15分ほど。 レンタサイクルが駅近くで借りられる(1日500円程度)。 城跡に売店はない。 飲み物は駅周辺で調達しておくといい。 桜の季節は臨時駐車場が開設されるが、週末は早めに来たほうがいい。

結城城への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約1時間42分
水戸から 約2時間27分
前橋から 約2時間42分
高崎から 約2時間42分
甲府から 約3時間12分
備考 バス

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結城城へは水戸から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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