栃木県

大瀬観光やな

観光自然

川の上に、簾(すだれ)のように竹の罠が仕掛けられている。 そこに魚が集まってくるのを、じっと待つ。 大瀬観光やなは、そういう場所だ。 鮎が跳ねる音と、川のにおい。 テーブルに運ばれてくる塩焼きは、炭火で丁寧に焼かれている。 那珂川の岸に立つと、ここに来てよかったと、素直に思った。

Best Season 9月〜10月が最盛期。 鮎の遡上が多く、やな場が一番にぎわう。 10月下旬は周囲の山が紅葉し、川との景色が特にいい。

大瀬観光やなのおすすめスポット

01

大瀬観光やな|川の上で、鮎が飛び込んでくる瞬間を見た

やなとは、川に竹で編んだ罠を仕掛けて魚を捕る、伝統的な漁法のことだ。

大瀬観光やなでは、その「やな場」を間近で見られる。

川幅いっぱいに広がる竹の台。

那珂川の流れに逆らって泳いできた鮎が、勢いのまま台の上に乗り上げてくる。

その瞬間を目にしたとき、思わず声が出た。

見られる時期は8月下旬から11月上旬ごろ。

水量や鮎の遡上具合によって、日によって全然違う。

運がいい日は、ひっきりなしに魚が飛び込んでくる。

川のそばに立つと、水しぶきと草の匂いが混ざった空気がある。

都市部では絶対に嗅げない匂いだ。

スマホをしまって、しばらく川を眺めている。

■ 大瀬観光やな 住所:栃木県大田原市佐良土地内(那珂川沿い) やな見学:無料(食事は別途) 営業期間:例年8月下旬〜11月上旬 営業時間:11:00〜15:00ごろ(日により変動あり) 駐車場:あり(無料)
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02

鮎料理|炭火で焼いた塩焼きは、それだけで完結している

席に座ると、川風がそのまま吹いてくる。

半屋外の食事スペースは、那珂川のすぐ脇にある。

頼んだのは鮎の塩焼き定食。

価格は2,000円前後が目安だ。

運ばれてきた鮎は、串が斜めに刺さって、姿焼きのまま。

皮はパリッと、身はほろっと崩れた。

内臓の苦みが、塩と合わさってちょうどいい。

わさびじょうゆで食べる刺身も、臭みが全くない。

川魚が苦手な人でも食べやすい。

隣のテーブルでは、家族連れが鮎を箸で崩しながら笑っている。

そういう風景ごと、旅の記憶になる。

混雑するのは9月の連休ごろ。

週末の12時台は並ぶこともあるので、11時の開店直後が狙い目だ。

■ 食事について 鮎塩焼き定食:2,000円前後(時期・内容により変動) 鮎刺身・天ぷら・甘露煮なども提供 混雑時は整理券配布の場合あり ※メニューや料金は年によって異なるため、事前に電話確認を推奨
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那珂川の景色|食後に川岸を歩くと、それだけで旅になる

食事を終えた後、川沿いをしばらく歩いた。

舗装されていない川岸の道に、砂利と草が混じっている。

那珂川は、透明度が高い。

浅瀬を覗くと、川底の石がはっきり見える。

鮎が群れているのも、目を凝らすと分かった。

10月に入ると、周囲の山が色づき始める。

川の青と、山の赤と橙が重なる瞬間がある。

その組み合わせは、写真より実物の方がずっときれいだ。

観光スポットと呼ぶには素朴すぎる場所だ。

でも、何もしない時間を川の前で過ごすのが、ここの正解な気がする。

帰り際、駐車場から振り返ると、やな場がまだ川に浮かんでいた。

次は違う季節に来てみたい。

■ 周辺散策 那珂川沿いの川岸は徒歩で自由に散策可能 紅葉の見ごろ:10月下旬〜11月上旬 近隣に那須塩原・黒磯エリアあり、合わせて立ち寄りやすい 駐車場から川岸まで徒歩2〜3分
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モデルコース

Day Trip 10:30 那須塩原IC → 11:00 大瀬観光やな着(やな見学・鮎料理) → 13:30 那珂川沿い散策 → 14:30 黒磯の街でカフェ → 16:00 帰路
1 Night 1日目:大瀬観光やなで鮎料理 → 那珂川散策 → 那須温泉泊。2日目:那須どうぶつ王国または那須高原をドライブ → 14:00ごろ帰路。温泉と自然をセットで楽しむコース。
Travel Tips やな場が見られるのは増水時を除く晴天日が多い。 前日に雨が降ると川が濁り、やなを外すこともある。 公式SNSや電話で当日の状況を確認してから向かうと安心だ。 週末は混むので、平日が断然おすすめ。

大瀬観光やなへの行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間4分
水戸から 約2時間49分
前橋から 約3時間4分
高崎から 約3時間4分
甲府から 約3時間34分
備考 バス

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大瀬観光やなへは宇都宮から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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