東京から電車で2時間ちょっと。 そこに、土の匂いがする町がある。 益子町は、焼き物の町だ。 でも、ただの陶器市じゃない。 窯の煙、雑木林、古い蔵。 歩くたびに、なんだか知らないけど深呼吸したくなる。 そういう場所だ。
益子町のおすすめスポット
益子参考館|陶芸家・浜田庄司の「眼」に触れる
入場料は700円。
正直、安い。
浜田庄司が世界中から集めた民芸品が、
ぎっしりと展示されている。
アフリカの器、朝鮮の壺、沖縄の染物。
「なんでこれが並んでるんだ」と思いながら見ていると、
だんだん目が慣れてくる。
美しさって、こういうことか。
そう気づいた瞬間があった。
敷地内には登り窯も残っている。
実際に使われていた窯で、
スケールがでかくて少し怖い。
庭も歩ける。
ひっそりした雑木林の中に、
民芸品が無造作に置かれている。
展示室より、こっちのほうが長居してしまった。
混雑していないのがいい。
ゆっくり、自分のペースで見られる。
午前中に来るのがおすすめだ。
城内坂通り|窯元と雑貨と、気づいたら2時間経ってた
益子の中心地を歩くなら、ここだ。
城内坂通りは、ゆるやかな坂道沿いに
窯元や器屋、カフェが点在している。
観光地っぽさがなくて、それがいい。
気になった店に入る。
器を手に取る。
重さを確かめる。
それだけのことを、何度も繰り返した。
1,200円の飯碗を買った。
迷って、戻って、また迷って買った。
家で使うたびに、あの坂を思い出す。
途中に「道の駅ましこ」もある。
地元産の野菜が安くて、
つい買いすぎた。
益子焼のアウトレット品も置いていて、
掘り出し物があったりする。
1,000円以下で買える器もある。
予算を決めて行かないと、散財する。
それは間違いない。
歩き疲れたら坂の途中のカフェに入ればいい。
コーヒーが500円前後で、
窯元の器で出てきたりする。
益子の森|里山の空気を、ただ吸いに行く
「自然も見たい」と思って、
少し足を延ばした。
益子の森は、町のはずれにある緑地公園だ。
入場無料。
それだけで行く価値がある。
雑木林の中に遊歩道が整備されていて、
ゆっくり歩いて40分くらいのコースがある。
ハイキングというほどではなく、
散歩というには少し山っぽい。
そのくらいの場所だ。
5月に行ったとき、
新緑が眩しくて目が痛いほどだ。
東京では絶対に見られない緑だ。
バードウォッチングができるスポットもある。
鳥の名前は全然わからなかったけど、
声を聞いているだけで気持ちよかった。
平日の午後、ほとんど人がいない。
木のベンチに座って、
何もしない時間が30分くらいあった。
それが、この旅で一番よかった気がする。
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益子町への行き方
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