谷倉山の風景
栃木県

谷倉山

自然絶景

栃木の山の中に、こんな場所があったのか。 谷倉山は標高599メートル。 数字だけ見ると地味に思える。 でも冬の朝、登り始めた瞬間に気づく。 ここには、静けさとか、冷たい空気とか、 そういう言葉では追いつかないものがある。

Best Season 冬(12〜2月)がおすすめ。 空気が澄んで眺望が最高になる。 落葉後は木の隙間から光が差して、それはそれで美しい。 混雑とは無縁の静けさも、冬ならでは。

谷倉山のおすすめスポット

01

谷倉山登山口|静寂が、ここから始まる

登山口に着いたのは朝7時半。

駐車スペースは10台ほど。

すでに2台止まっている。

舗装路が終わると、すぐに土の道になる。

落ち葉が積もっていて、踏むたびに音がする。

その音だけが聞こえる。

冬の谷倉山は、木が葉を落とした分だけ空が広い。

枝の隙間から差し込む朝の光が、

地面にパターンを作っている。

登山道は整備されている。

危険な箇所はほぼない。

ただ、急登が1か所ある。

膝を使って、ゆっくり上がる区間。

そこを抜けると、急に視界が開ける。

登り始めから山頂まで約60〜70分。

そんなに長くない。

でも、その時間が妙に濃い。

■ 谷倉山登山口 住所:栃木県栃木市西方町本城地内 料金:無料 駐車場:登山口付近に無料スペースあり(約10台) 登山所要時間:登り約60〜70分、下り約50分
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02

谷倉山山頂|599メートルが、これほどの景色を持っている

山頂に着いたのは9時すぎ。

気温はたぶん3度くらい。

手袋をしていても、指先が少し痛い。

眺望は南側が開けている。

関東平野がそのまま広がっている。

晴れた冬の日は、空気が澄んでいる。

遠くまで見渡せる。

「599メートルでこれか」。

正直、なめている。

山頂には小さな祠がある。

古い石造りで、苔がついている。

どれくらい前からここにあるのか。

誰かが手を合わせた跡があった。

風が吹くと体感温度がぐっと下がる。

防風のアウターは必須だ。

コーヒーを魔法瓶で持ってきて正解。

熱いコーヒーを飲みながら、しばらく景色を見ている。

誰かと話すわけでもなく、ただ立っている。

それだけで十分だ。

■ 谷倉山山頂 標高:599メートル 眺望:南側に関東平野の展望あり 山頂施設:小さな祠のみ 注意:冬季は防寒具・手袋必携。風が強い日は体感温度がかなり低い
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03

下山後の西方エリア|山を降りてから、もう一つの旅

下山したのは11時前。

まだ昼前だ。

西方エリアには、道の駅「にしかた」がある。

地元の野菜が並んでいる。

冬でも品数がそこそこあった。

ネギと白菜を買った。重かった。

ランチは近くの蕎麦屋に入った。

ざる蕎麦が880円。

出てきたとき、量に少し驚いた。

そばの香りがちゃんとした。

栃木市街まで車で20〜30分ほど。

蔵の街として知られている場所だ。

山を歩いた後、街をぶらぶら歩く。

この組み合わせが意外とよかった。

谷倉山は、アクセスが良くて、きつすぎない。

冬の平日に登ったら、すれ違ったのは4人だけ。

その静けさが、いちばんの贅沢だ。

■ 道の駅 にしかた 住所:栃木県栃木市西方町元369 営業時間:9:00〜18:00(季節により変動あり) 定休日:火曜日 ■ 栃木市蔵の街 谷倉山から車で約25分
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モデルコース

Day Trip 7:30 登山口出発 → 9:00 山頂で景色とコーヒー → 10:30 下山 → 11:00 道の駅にしかたで買い物 → 12:00 周辺で蕎麦ランチ → 13:30 栃木市蔵の街散策
1 Night 【1日目】谷倉山登山 → 栃木市蔵の街散策 → 栃木市内に宿泊(温泉付き宿があると尚よし) 【2日目】朝ゆっくり出発 → 太平山神社へ → 大平山からの眺望を楽しんで帰路
Travel Tips 冬の登山は8時前にスタートするのがベスト。 霜が溶け始めると道がぬかるむ。 チェーンスパイクは念のため持っていくといい。 山頂は風が抜けるので、薄手でもいいから必ずウインドブレーカーを。 魔法瓶に温かい飲み物を入れて持参するのを強くすすめる。

谷倉山への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約1時間54分
水戸から 約2時間39分
前橋から 約2時間54分
高崎から 約2時間54分
甲府から 約3時間24分
備考 バス

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