那須の山のふもと、湖を囲むように広がる牧場がある。 羊がいて、牛がいて、子どもの笑い声が絶えない。 でも、なんとなく大人だけで来ても居心地がいい。 湖面が光る午前中に着いて、ぼんやりしながら気づく。 ここ、かなりいい場所だ、と。
那須高原りんどう湖ファミリー牧場のおすすめスポット
りんどう湖|湖畔をただ歩くだけで、時間が消えていく
園内の中心に、りんどう湖がある。
ボートを借りるか、岸をぐるっと歩くか。
どちらにしても、急ぐ理由がなくなる場所だ。
湖の周囲は約1km。
ゆっくり歩いても20分かからない。
でも、何度も足を止めてしまう。
水鳥が浮かんでいたり、対岸に羊の群れが見えたり。
那須の山並みが背景にあって、写真を撮りたくなる瞬間が多い。
朝9時の開園直後が狙い目。
観光客が少なくて、湖面が静かで、空気がひんやりしている。
その時間帯のりんどう湖は、別の顔を持っている。
入園料は大人1,700円、子ども(3歳〜小学生)900円。
この広さと密度で考えると、高くない。
動物ふれあいゾーン|羊に草をあげたら、思ったより強引だ
エサやり体験は100円で買えるエサ袋ひとつから始まる。
羊に近づいた瞬間、こちらの事情など関係なく群がってくる。
全力で袋ごと持っていこうとする羊がいて、笑ってしまった。
ヤギ、ウサギ、ポニーと、エリアによって動物が変わる。
子どもはもちろん、大人も普通に楽しめる。
むしろ大人のほうが夢中になっている。
ポニーの乗馬体験は1回500円。
列ができることもあるので、着いたら早めに行くといい。
動物ゾーンのスタッフが説明をしてくれる。
「この子はご飯の時間になると鳴くんですよ」と教えてもらった。
そういう話が、パンフレットには載っていない。
動物が苦手な人でも、柵越しに眺めるだけでも成立する。
強制されない距離感が、ちょうどよかった。
牧場グルメ|しぼりたてミルクの濃さに、正直驚いた
園内に食事スポットがいくつかある。
その中で外せないのが、牧場のソフトクリームだ。
1本400円。
那須の牛乳を使っていて、色が白くて、ミルクの香りが立つ。
甘さが強すぎない。
コーンを持ちながら湖畔のベンチに座ると、それだけで満足感があった。
ランチはバーベキューか、軽食スタンドか。
バーベキューは事前予約がおすすめ。
那須牛を使ったメニューもあって、肉の質が違うとわかる。
那須の地ビールも売っている。
昼間から飲んでいる人が何人もいて、少し羨ましかった。
売店では那須土産も充実している。
チーズ、バター、那須産の野菜など。
ここで買い物を済ませてから帰る人が多い理由がわかる。
閉園1時間前になると売り切れる商品も出てくる。
買い物は早めに動いたほうがいい。
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那須高原りんどう湖ファミリー牧場への行き方
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