栃木県

鷲城

観光自然

地図アプリで検索すると、ただの「公園」と出てくる。 でも実際に足を踏み入れると、そこは中世の城跡だ。 土塁が残り、堀が残り、時間が止まったような静けさがある。 観光客もほぼいない。 それが鷲城の正直な姿だ。

Best Season 春(3月下旬〜4月上旬)は思川の桜と合わせて楽しめる。 秋(10〜11月)は落ち葉と土塁の組み合わせが美しい。 夏は虫が多いので覚悟が必要だ。

鷲城のおすすめスポット

01

鷲城跡|誰も来ない城跡で、戦国の土が残っている

駐車場から歩いて5分もかからない。

でも、その5分で空気が変わった。

木が鬱蒼と茂っていて、昼間なのに薄暗い。

足元は草が生えた土道で、舗装なんてない。

整備されすぎていないのが、逆にリアルだ。

鷲城は14世紀に小山氏が築いた城だ。

規模は大きくないが、土塁の高さが想像より全然あって驚いた。

2メートルは余裕で超えている。

堀跡も残っていて、今は草の窪地になっている。

「ここを馬が走ったのか」と思うと、しばらく動けない。

案内板は数枚あるが、説明は最低限。

それが逆にちょうどよかった。

余計な演出がない分、想像が膨らむ。

観光地化されていないから、誰もいない。

平日の午前中、40分間、完全にひとりだ。

そういう時間が、好きな人には刺さるはずだ。

■ 鷲城跡 住所:栃木県小山市中久喜 料金:無料 駐車場:あり(無料) 見学時間:自由(日没後は足元注意)
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02

城跡の堀と自然|草と土と、静寂だけがある空間

城跡を歩いていると、鳥の声だけが聞こえる。

カラスでも雀でもない、名前のわからない鳥。

そのくらい静かだ。

堀跡沿いを歩くと、季節によって全然違う顔を見せる。

春は草が青くて気持ちいい。

夏は虫が多いので、虫除けは必須だ。

秋に来た友人が「落ち葉と土塁の組み合わせが最高だった」と言っている。

城跡の面積はそんなに広くない。

ゆっくり歩いても30〜40分で一周できる。

でも、その短い時間で何度も立ち止まった。

土塁の上に登れる箇所がある。

高さがある分、周囲の地形がよくわかる。

「なるほど、ここなら攻めにくい」と素人でも感じた。

カメラを持って来てよかった。

木漏れ日と土塁の組み合わせは、なぜかとても絵になる。

インスタ映えという言葉は似合わないが、写真を撮りたくなる場所だ。

■ 鷲城跡(堀・土塁エリア) 住所:栃木県小山市中久喜 一周の目安:30〜40分 注意:夏季は虫除けスプレー推奨 舗装路なし・歩きやすい靴で
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03

周辺散策|思川と城跡、セットで歩く半日コース

鷲城から車で10分圏内に思川が流れている。

城の守りに使われた川だと聞いて、実際に見に行った。

川岸に立つと、城との位置関係がようやく腑に落ちた。

地図で見るより、体で理解できる。

思川の周辺は桜の名所でもある。

春に来ると、川沿いの桜並木が見事らしい。

地元の人が「4月上旬の1週間が一番いい」と教えてくれた。

小山市内には「小山評定跡」もある。

関ヶ原の合戦の前に、家康がここで諸将を集めて評定を開いた場所だ。

歴史好きなら合わせて回りたい。

昼食は小山駅周辺まで戻るのが無難だ。

城跡周辺には飲食店がほぼない。

自販機もないので、飲み物は持参を強くすすめる。

半日あれば、鷲城・思川・小山評定跡の3か所を無理なく回れた。

静かで、地味で、でも確かに面白い。

■ 思川 住所:栃木県小山市付近(城跡から車で約10分) ■ 小山評定跡 住所:栃木県小山市城山町1丁目 料金:無料 駐車場:近隣に有料あり
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モデルコース

Day Trip 午前9時に鷲城跡を散策(40分)→思川沿いを歩く→小山評定跡へ(車10分)→小山駅周辺で昼食→午後は小山城址公園へ。
1 Night 1日目:鷲城跡・思川・小山評定跡を半日でめぐる。小山市内に宿泊。2日目:早朝の思川を散歩してから出発。春なら桜の時間に合わせて朝イチで川沿いへ。渋滞なく動けるのが1泊の強みだ。
Travel Tips 飲み物と虫除けは必ず持参。 城跡内に売店はゼロだ。 駐車場は無料で数台分ある。 足元が土道なのでスニーカー以上の靴で。 サンダルで来ていた人がいたが、明らかに後悔している。

鷲城への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約1時間42分
水戸から 約2時間27分
前橋から 約2時間42分
高崎から 約2時間42分
甲府から 約3時間12分
備考 バス

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