伊佐城の風景
茨城県

伊佐城

観光自然

茨城の田園地帯に、ひっそりと残る城跡がある。 案内板も少なく、観光地らしい賑わいもない。 それなのに、なぜか足を向けたくなった。 土塁の上に立つと、風だけが動いている。 ここに人が生きている。 その痕跡が、静かに地面に残っている。

Best Season 春(4〜5月)は新緑と田植え風景が重なり、空気が気持ちいい。 秋(10〜11月)は黄金色の田んぼと紅葉が同時に楽しめる。 真夏と雨天後の訪問は足元が悪いので注意。

伊佐城のおすすめスポット

01

伊佐城跡|草と土と、時間だけが残っている場所

駐車場から歩いて5分ほど。

舗装もされていない細い道を進む。

案内板が1枚あるだけで、あとは草と木だけだ。

城跡に近づくにつれ、土塁の輪郭が見えてきた。

高さは3〜4メートルほどだろうか。

こんなに形がはっきり残っているとは思わない。

頂上まで上ると、周囲の田んぼが一望できる。

戦国時代の武将も、この景色を見ていたはずだ。

そう考えると、妙にリアルな気持ちになった。

整備された観光地ではない。

トイレもない。売店もない。

だからこそ、余計なものがそぎ落とされている。

土の上に立って、ただ風を受ける。

それだけで、来た意味がある。

所要時間は30〜40分程度。半日あれば十分回れる。

■ 伊佐城跡 住所:茨城県筑西市伊佐(旧・伊佐町) 料金:無料 駐車場:あり(無料・数台分) 営業時間:見学自由 ※トイレなし・舗装路なし。歩きやすい靴推奨
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02

周辺の田園風景|城より先に、この景色に気づく

伊佐城へ向かう道中、車窓から広がる田んぼに目を奪われた。

茨城の内陸部特有の、どこまでも続く平野だ。

春先は青々とした苗が整列していて、気持ちがいい。

秋は黄金色になる。

どちらの季節も、それぞれに違う顔がある。

城跡の土塁の上から見下ろすと、この田園がさらに広く見える。

周囲に高い建物が一切ない。

空がやたら広い。

観光地らしいフォトスポットはない。

でもスマホを横に向けて1枚撮ったら、なかなかの写真が撮れた。

訪問者はほとんどいない。

平日の午前中に行ったら、誰にも会わない。

この静けさを独り占めできるのは、少し得した気分だ。

のんびり歩いても疲れない。

年配の方でも問題なく見学できる。

■ 周辺の田園エリア 住所:茨城県筑西市周辺 料金:無料(道路沿いから自由に眺められる) 駐車スペース:城跡駐車場を利用 メモ:稲刈りの時期(9〜10月)は特に見応えあり
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03

筑西市の立ち寄りスポット|帰り道に寄るなら、ここ

伊佐城だけだと1時間もかからない。

帰り道に、筑西市内で立ち寄る場所を探した。

「道の駅グランテラス筑西」が、城跡から車で約20分の場所にある。

2020年にオープンした比較的新しい施設だ。

地元野菜の直売所があって、旬の野菜が安く手に入る。

訪れたのは10月。

サツマイモや里芋がどっさり並んでいた。

100円〜200円台のものも多く、つい買いすぎた。

フードコートもあって、地元の食材を使ったメニューが並ぶ。

「いばらき」という名のついたソフトクリームもあった。

茨城産のものにこだわっているのが伝わってくる。

城跡の静けさとは真逆の、賑やかな場所だ。

でもこのギャップがちょうどよかった。

静かな場所で過ごした後に、少し人の気配があるところへ。

そのバランスが、この旅をちょうどいい温度にしてくれた。

■ 道の駅グランテラス筑西 住所:茨城県筑西市下中山706-1 営業時間:9:00〜19:00(季節により変動あり) 定休日:年中無休(メンテナンス休業あり) 料金:入場無料 駐車場:大型駐車場あり(無料)
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モデルコース

Day Trip 10:00 伊佐城跡見学(約40分)→ 11:00 周辺の田園風景を散策 → 12:30 道の駅グランテラス筑西でランチ&買い物 → 14:00 帰路
1 Night 1日目:伊佐城跡・周辺散策 → 筑西市内で夕食 → 笠間温泉または水戸市内で宿泊。2日目:笠間稲荷神社・笠間焼の窯元めぐり → 水戸の偕楽園へ。歴史と自然をまとめて体感できるルート。
Travel Tips 道は細く、案内板も少ない。 事前にGoogleマップに「伊佐城跡」と入れておくと安心だ。 草が多いので、サンダルはNG。 スニーカー以上の靴で行くこと。 虫よけスプレーも持っていくと、夏場は特に役立つ。

伊佐城への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約1時間45分
水戸から 約2時間30分
前橋から 約2時間45分
高崎から 約2時間45分
甲府から 約3時間15分
備考 バス

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