国営ひたち海浜公園の風景
茨城県

国営ひたち海浜公園

観光自然

季節ごとに顔が変わる公園がある。 春はネモフィラ、秋はコキア。 どちらも「一度は見たい」と思わせる景色だ。 広さ350ヘクタール。 海沿いの風を受けながら歩くと、 東京の喧騒がどこか遠くに感じる。 ここは、ただ花を見に来る場所ではない。 1日かけて、ゆっくり過ごす場所だ。

Best Season 春(4月下旬〜5月上旬)のネモフィラ、秋(10月上旬〜中旬)のコキアが二大ピーク。どちらか1つ選ぶなら、青い絨毯が広がるネモフィラの時期を推したい。

国営ひたち海浜公園のおすすめスポット

01

みはらしの丘|青い絨毯が、空と溶け合う朝

4月下旬から5月上旬。

その時期だけ、丘全体が青くなる。

ネモフィラ、約530万本。

数字で聞いてもピンとこない。

実際に丘の上に立って、やっとわかった。

視界いっぱいに広がる青。

空との境界が、わからなくなる瞬間がある。

風が吹くたびに花が揺れて、

丘全体がさざ波みたいに動いた。

混雑のピークは10時〜14時ごろ。

開園直後の9時30分に入ると、

人が少なくて、光も柔らかい。

その時間帯に来てよかったと心から思った。

丘の頂上まで歩いて約15分。

息が上がりかけたところで視界が開ける。

その瞬間のために、足を動かす価値がある。

■ みはらしの丘(国営ひたち海浜公園内) 住所:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4 入園料:450円(65歳以上210円、小学生以下無料) 開園時間:9:30〜17:00(季節により変動あり) 定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日) アクセス:JR勝田駅よりバスで約15分
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02

コキアの丘|燃えるような赤が、秋を知らせる

9月はコキアが緑色だ。

それが10月に入ると、一気に赤く染まる。

その変化が早くて、驚いた。

約3万2000本のコキア。

ひとつひとつはまるまるとした球体で、

丘全体がもこもこしている。

可愛いという感想が先に来た。

夕方の光が当たったときが一番きれいだ。

逆光で赤がさらに濃くなって、

シャッターを押し続けた時間があった。

混雑はネモフィラの時期ほどではない。

でも週末の午前中はかなり人が多い。

平日の午後に訪れたら、

ほとんど待たずに丘を歩き回れた。

コキアの見頃は10月上旬〜中旬の約2週間。

この短さが、毎年人を引きつける理由だ。

■ みはらしの丘(コキア) 見頃:9月中旬(緑)〜10月中旬(紅葉) 入園料:450円 開園時間:9:30〜17:00(時期により延長あり) ポイント:10月第3土曜は「コキアカーニバル」開催
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03

砂丘ガーデン・大草原|花と風と、広すぎる空

ネモフィラやコキアだけが目的で来ると、

ここを素通りしてしまうのがもったいない。

砂丘ガーデンは、季節の花が年中咲いている。

春のチューリップ、夏のひまわり。

秋にはコスモスが風に揺れている。

入場料を払えば、全部この中にある。

大草原エリアは、とにかく広い。

奥まで歩くと人がほとんどいなくなる。

芝生に寝転んでいる親子がいて、

そういう過ごし方もあるのか。

海岸ゾーンまで足を延ばすと、

太平洋が見える。

この公園が海に面していることを、

奥まで行って初めて実感した。

全部歩くと1日では足りない。

レンタサイクルが1回100円から借りられる。

次来るときは、最初から自転車にする。

■ 砂丘ガーデン・大草原エリア 入園料:450円(共通) レンタサイクル:一般用4時間410円〜 営業時間:9:30〜17:00 園内シャトルバス:1回200円(土日祝日運行) 駐車場:1回520円(西駐車場・南駐車場あり)
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モデルコース

Day Trip 9:30 開園と同時に入園 → みはらしの丘 → 砂丘ガーデン → 大草原 → 海岸ゾーン → 16:00 退園。昼食は園内のレストランか持参弁当がおすすめ。
1 Night 1日目:勝田駅前のホテルに前泊し、翌朝一番で入園。みはらしの丘を人の少ない時間に堪能。午後はレンタサイクルで園内を広く回る。2日目:那珂湊おさかな市場でランチ後に帰路。魚介が安くてうまい。
Travel Tips ネモフィラ・コキアの時期は駐車場が満車になりやすい。 公共交通機関か、シャトルバス活用が正解。 JR勝田駅から直行バスが出ていて、片道280円。 帰りのバスは混むので、閉園1時間前に動き始めるのが賢い。

国営ひたち海浜公園への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間5分
水戸から 約2時間50分
前橋から 約3時間5分
高崎から 約3時間5分
甲府から 約3時間35分
備考 バス

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国営ひたち海浜公園へは水戸から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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