トンネルを抜けた瞬間、轟音が体に刺さった。 水の白さが、視界いっぱいに広がる。 日本三名瀑のひとつと呼ばれる袋田の滝。 その言葉では全然足りない。 水量が多い季節に来ると、飛沫が顔に届く距離まで近づける。 ここには、画面越しには絶対に伝わらないものがある。
袋田の滝のおすすめスポット
袋田の滝|轟音と飛沫が、体ごと揺さぶってくる
入口でトンネルチケットを買う。
大人300円。
そのトンネルが、想像以上に長い。
薄暗い岩の中を歩くこと約150m。
出口に近づくにつれ、音が大きくなっていく。
外に出た瞬間、声が出た。
高さ120m、幅73m。
数字で聞いても実感がなかったが、目の前に立つと別物だ。
展望台は2か所ある。
第一展望台は滝のすぐ正面。
飛沫がかかるくらいの距離で、雨合羽が欲しかった。
第二展望台はエレベーターで上がる。
追加料金200円だが、滝全体を上から見渡せる。
こっちも絶対に行くべきだ。
冬は全面結氷することがある。
氷瀑の写真を見て、それ目当てで来る人も多い。
実際に見た人の顔が、みんな同じ顔をしている。
言葉にならない、という顔。
吊り橋と川沿いの遊歩道|滝の前後で、静けさを知る
滝だけ見て帰るのは、少しもったいない。
入口付近にある吊り橋を渡ると、視界が開ける。
久慈川の支流・滝川が流れていて、水の透明度が高かった。
橋の上で立ち止まると、遠くに滝の音が聞こえる。
遊歩道は整備されていて歩きやすい。
スニーカーで十分だ。
所要時間は往復で40分ほど。
紅葉の時期は10月下旬〜11月上旬。
川沿いのモミジが色づいて、水面に反射する光が綺麗だ。
人は多かったが、それでも来た価値はあった。
朝早く来ると、観光客が少ない。
開門直後の8時台はほとんど人がいなくて、
滝の音だけが響いている。
あの静けさは、ちょっと特別だ。
大子温泉・奥久慈湯の里|滝の後は、体を沈める
袋田の滝から車で5分ほど。
大子温泉がある。
「奥久慈湯の里」は日帰り入浴もできる。
料金は大人600円。
アルカリ性の湯で、入った後の肌がすべすべになる感触があった。
内湯と露天風呂があって、露天から山が見える。
特別な眺めというわけではないが、
歩いた後の足に、お湯が染みた。
食事処も併設されていて、奥久慈しゃも定食を頼んだ。
1,500円くらい。
歯ごたえのある鶏肉で、出汁が濃くて美味かった。
帰る前に立ち寄る場所として、ここは正解だ。
温泉に入って、ご飯を食べて、
高速に乗る前に体が整う。
そういう使い方ができる場所。
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袋田の滝への行き方
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