銀山温泉の風景
山形県

銀山温泉

温泉街歩き

雪が降り積もった夜、ランプが灯る。 大正ロマンの木造旅館が川沿いに並んで、湯気が白くたちのぼる。 そんな光景が、山形の山奥に本当に存在する。 銀山温泉に着いたのは夕方5時過ぎ。 駐車場から歩き始めた瞬間、時代が変わった感覚がした。

Best Season 冬(12月〜2月)が断然おすすめ。 雪とランプの組み合わせは、この季節だけ。 2月は白銀の滝が凍結することもある。 予約は2〜3ヶ月前から埋まり始める。

銀山温泉のおすすめスポット

01

能登屋旅館|100年前の木造建築に、ただ泊まるだけでいい

大正末期に建てられた木造5階建て。

外観を見上げると、首が痛くなる。

それくらい、圧がある。

チェックインは15時から。

靴を脱いで、軋む廊下を歩くと、もうそこだけで十分な気がしてくる。

部屋は川向きをリクエストした。

窓を開けると、対岸の旅館の灯りが水面に映っている。

夜9時ごろが一番きれいだと、仲居さんが教えてくれた。

温泉は硫酸塩泉。

ぬるっとした感触が肌に残る。

貸し切り風呂が3つあって、空いていれば無料で使える。

夜中2時に入ったら、誰もいない。

朝食は7時半から。

山形牛の朴葉焼きが出てきて、思わず声が出た。

食べ終わって、また川を見た。

雪がまた降り始めている。

■ 能登屋旅館 住所:山形県尾花沢市銀山新畑446 料金:1泊2食付き 約25,000円〜(時期により変動) チェックイン:15:00 チェックアウト:10:00 TEL:0237-28-2327
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02

白銀の滝|川沿いを歩いた先に、凍りかけの滝があった

旅館街から銀山川沿いを上流に向かって歩く。

距離にして約15分。

かつての銀山の坑道跡が残る道を、ざくざくと進む。

冬は足元が凍っているので、滑り止めのアタッチメントを持っていくべきだ。

持っていかなかったことを、3回くらい後悔した。

滝に着いたのは朝9時ごろ。

高さ約22メートルの白銀の滝が、半分凍りついている。

轟音と沈黙が同時にある。

そういう場所だ。

他に観光客は2人しかいない。

滝の前で10分くらい、ただ立っている。

何かを考えていたわけじゃない。

ただ、見ている。

帰り道、坑道跡に残る木の柱を触ってみた。

びっくりするくらい、固かった。

■ 白銀の滝 住所:山形県尾花沢市銀山新畑(銀山温泉街から徒歩約15分) 料金:無料 注意:冬季は路面が凍結。滑り止め必携。 見ごろ:1月〜2月は滝が凍結する「氷爆」状態になることも
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03

銀山川沿い散策|夜7時、雪とランプと、観光客がいなくなる時間

銀山温泉の本番は、夜だ。

日帰り客が帰る夕方6時以降、空気が変わる。

旅館のランプが川面に溶けて、雪がしんしんと積もっていく。

観光パンフレットで見た景色が、そこにあった。

ただ、実際に歩くと気づくことがある。

川沿いの道は片側300メートルほどしかない。

往復しても10分で終わる。

それで十分だ。

旅館の前のベンチに座って、30分くらい何もしない。

雪の音は聞こえない。

でも、確かに降っている。

そういう時間が、ここにはある。

翌朝7時ごろも歩いた。

雪がまた積もっていて、昨日と全然違う顔をしている。

同じ場所なのに、また来たい。

泊まっているのに、そう思った。

■ 銀山川沿い散策 場所:山形県尾花沢市銀山新畑(温泉街メインストリート) 距離:片道約300m 料金:無料 混雑:日中(11時〜16時)は日帰り観光客で混雑。夜か早朝がおすすめ
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モデルコース

Day Trip 10:00 駐車場着 → 10:30 銀山川散策 → 11:00 白銀の滝 → 12:30 昼食(温泉街の食堂)→ 14:30 日帰り入浴(大正ロマン館)→ 16:00 出発
1 Night 1日目:15:00 チェックイン → 17:00 白銀の滝 → 19:00 夕食 → 21:00 夜の川沿い散策 → 貸し切り風呂 2日目:7:00 朝の散策 → 7:30 朝食 → 9:30 チェックアウト → 10:00 坑道跡めぐり → 11:30 出発
Travel Tips 冬の銀山温泉へは車より山形新幹線+バスが安心。 大石田駅からバスで約40分、1,000円以下。 路面凍結がひどい日は車でも危ない。 滑り止めのチェーンと、靴の滑り止めは必須。 週末は日帰り客で昼が混む。宿泊者は朝と夜に動くが正解。

銀山温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約3時間20分
水戸から 約4時間5分
前橋から 約4時間20分
高崎から 約4時間20分
名古屋から 約4時間45分
鉄道 大石田駅へ
移動 銀山温泉へ

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