五島列島の風景
長崎県

五島列島

離島歴史

Photo by Masoud Akbari / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

ビーチ離島歴史を辿る1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と長崎に泊まるのがおすすめ

フェリーが港に近づくにつれ、空の青さが変わる。 本土とは違う、濃くて重い青。 五島列島はそういう島だ。 キリシタンが命をかけて守った祈りの場所が、今も息をしている。 海は透き通りすぎていて、砂浜は白すぎて、なんだか非現実的な気持ちになる。 それでもここは、確かに長崎県の、日本の島だ。

フェリーが港に近づくにつれ、空の青さが変わる。本土とは違う、濃くて重い青。五島列島はそういう島だ。キリシタンが命をかけて守った祈りの場所が、今も息をしている。海は透き通りすぎていて、砂浜は白すぎて、なんだか非現実的な気持ちになる。それでもここは、確かに長崎県の、日本の島だ。潮風の中、丘の上の教会から響く鐘の音。透き通る海の青さと祈りの記憶が、ここでしか感じられない静けさへと連れていく。レンタカーは福江港周辺で複数社ある。繁忙期(7〜8月)は要事前予約。フェリーは長崎港から約3時間、ジェットフォイルなら約1時間25分。島内のコンビニは少ない。食料・日焼け止めは港周辺で調達しておくと安心。

Best Season
7〜8月は海目的なら最高。ただし混雑を避けるなら6月末か9月がいい。 天主堂めぐりなら春(4〜5月)が静かで気持ちいい。冬は風が強烈で別の顔を見せてくれる。
Stay
1泊おすすめ
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五島列島のおすすめスポット

01
堂崎天主堂|禁教の時代を生き延びた、赤レンガの祈り

堂崎天主堂|禁教の時代を生き延びた、赤レンガの祈り

福江島の奥まった入り江に、突然それは現れる。

赤レンガと白い壁。

1908年完成、明治期のゴシック様式の天主堂だ。

入館料は300円。

中に入ると、薄暗い堂内にステンドグラスの光が差し込んでいた。

息を飲んだ。

展示室には、隠れキリシタンが使っていた小さなマリア像が並んでいる。

仏像に偽装したものや、掌に隠せるほど小さなものも。

信仰を持ち続けるために、どれだけの工夫と恐怖があったのか。

想像するだけで胸が痛くなる。

観光地、というより「場所」という感じがする。

にぎやかに写真を撮る気にはなれない。

しばらく椅子に座って、ただ静かにしている。

そういう空気がある。

■ 堂崎天主堂 住所:長崎県五島市蕨町268 入館料:300円 開館時間:9:00〜17:00(3月〜11月)、10:00〜16:00(12月〜2月) 休館日:不定休(要確認) アクセス:福江港から車で約20分
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02
大瀬崎灯台|断崖の先に立つ、日本一孤独な白い灯台

大瀬崎灯台|断崖の先に立つ、日本一孤独な白い灯台

「日本の灯台50選」に選ばれている、と後から知った。

行くまでそんなこと知らない。

ただ地図を見ていて、島の端っこに行ってみたくなった。

駐車場からの遊歩道を歩いて約20〜30分。

草を踏みしめながら、断崖沿いを進む。

風が強くて、帽子を飛ばされそうになった。

そして視界が開けた。

断崖絶壁の先に、白い灯台がある。

海は100メートル以上下。

青すぎて、深すぎて、怖いくらいだ。

映画やドラマのロケ地になっているらしく、訪れた日も一眼カメラを持った人が何人かいた。

でもここ、写真で伝わる場所じゃない。

風の音と、波の音と、自分の心臓の音だけが聞こえる感覚。

それは現地でしか体験できない。

■ 大瀬崎灯台 住所:長崎県五島市玉之浦町大瀬崎 入場料:無料 見学:自由(遊歩道入口から徒歩約20〜30分) アクセス:福江港から車で約40分 ※灯台内部の見学不可
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03
高浜海水浴場|「日本一」を、人のいない朝に独り占めした

高浜海水浴場|「日本一」を、人のいない朝に独り占めした

環境省の「快水浴場百選」特選。

日本一美しいビーチとも言われる。

そういう情報を見ると、逆に構えてしまう。

朝8時すぎ、誰もいないうちに行った。

まず色に驚く。

エメラルドグリーンとターコイズブルーが混ざったような、南国みたいな海。

でも水は透き通っていて、底の砂粒まで見える。

白い砂浜はきめ細かくて、足がすっと沈む感じがする。

10時を過ぎると家族連れが増えてきた。

夏休み期間中はけっこう混む。

早朝か夕方が狙い目だ。

シュノーケルを持ってきている。

水面から顔を入れた瞬間、魚が目の前を横切っていった。

小さなクマノミみたいな魚だ。

声が出ない。

ここ、沖縄じゃないんだけどな、と本気で思った。

■ 高浜海水浴場 住所:長崎県五島市三井楽町濱ノ畔 入場料:無料 海水浴期間:7月上旬〜8月下旬 駐車場:あり(無料) シャワー・トイレ:あり アクセス:福江港から車で約25分
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モデルコース

Day Trip 福江港着→堂崎天主堂(午前)→高浜海水浴場(昼・海水浴)→大瀬崎灯台(夕方)→福江港発。車移動が必須。レンタカーを港で借りると動きやすい。
1 Night 1日目:福江港着→堂崎天主堂→高浜海水浴場で海水浴→福江市内で夜は五島うどんと地魚。2日目:朝イチで大瀬崎灯台へ。風の強い断崖で朝の空気を吸ってから帰路へ。島の時間に慣れてくるのが2日目の昼ごろだから、もう1泊したくなる。
Travel Tips レンタカーは福江港周辺で複数社ある。繁忙期(7〜8月)は要事前予約。 フェリーは長崎港から約3時間、ジェットフォイルなら約1時間25分。 島内のコンビニは少ない。食料・日焼け止めは港周辺で調達しておくと安心。

五島列島への行き方

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