八甲田山の風景
青森県

八甲田山

自然絶景

Photo by Raita Futo / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)

絶景温泉雪景色自然と過ごす日帰り最適1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け

雲の上に出た瞬間、息が止まった。 ロープウェイの窓の外、白い世界が広がっている。 八甲田山は、青森市内から車で40分ほどの場所にある。 なのに、そこにあるのは別の星の景色だ。 冬は樹氷、春は湿原の新緑。 季節ごとに全く違う顔を見せてくる山に、何度でも引き戻される。

雲の上に出た瞬間、息が止まった。ロープウェイの窓の外、白い世界が広がっている。八甲田山は、青森市内から車で40分ほどの場所にある。なのに、そこにあるのは別の星の景色だ。冬は樹氷、春は湿原の新緑。季節ごとに全く違う顔を見せてくる山に、何度でも引き戻される。酸ケ湯温泉の駐車場を拠点にすると動きやすい。冬のロープウェイは強風で運休になることが多い。前日に公式サイトで運行状況を必ず確認すること。田代平と睡蓮沼は同じルート上にある。セットで回ると効率がいい。

Best Season
冬(1〜2月)の樹氷と、春(5〜6月)の新緑・残雪の時期が特におすすめ。どちらも全く違う山の顔が見られる。7〜8月は湿原の花が見頃になる。
Stay
日帰り可能 ・1泊おすすめ
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八甲田山のおすすめスポット

01
八甲田ロープウェイ|雲を突き抜けた先に、モンスターたちが待っている

八甲田ロープウェイ|雲を突き抜けた先に、モンスターたちが待っている

1月の朝8時、山麓駅に着いた時点で気温はマイナス12度だ。

ロープウェイは約10分で山頂公園駅まで上がる。

標高差は650m。

乗り込んだ瞬間は普通の曇り空だったのに、中腹で雲に突入した。

ゴンドラの外が真っ白になる。

何も見えない。

そしてある瞬間、ぱっと視界が開けた。

樹氷だ。

スノーモンスターと呼ばれる理由が、すぐわかった。

アオモリトドマツが雪と氷をまとって、巨大な生き物のように立ち並んでいる。

言葉で説明しようとするたびに、なにかが足りない気がする。

山頂公園駅には展望台と売店がある。

ホットのリンゴジュースが300円。

体が芯から冷えているから、それが異様にうまかった。

ロープウェイの始発は9時。

冬の週末は混む。

8時半には並んでいた方がいい。

往復で2,100円。

山頂の体感温度はマイナス20度を超えることもある。

防寒は本気でやること。

■ 八甲田ロープウェイ 住所:青森県青森市荒川寒水沢1-12 料金:往復 大人2,100円・小人1,050円 営業時間:9:00〜16:20(上り最終16:00) 定休日:点検運休あり(要確認) アクセス:青森駅からバスで約1時間
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02
田代平湿原|誰もいない朝の湿原で、風の音だけが聞こえる

田代平湿原|誰もいない朝の湿原で、風の音だけが聞こえる

6月の早朝6時に着いた。

駐車場には1台も車がない。

田代平湿原は八甲田山の東側に広がる高層湿原だ。

標高は約800m。

木道が整備されていて、長靴なしで歩ける。

入場料は無料。

歩き始めると、すぐにワタスゲが目に入った。

白い綿毛が風に揺れている。

その向こうに、残雪をかぶった八甲田の山並みが見える。

誰もいない湿原に立つと、音の少なさに気づく。

風と、遠くで鳴く鳥の声だけ。

都市の「静かさ」とは種類が違う。

木道は一周約1.5km。

30〜40分あれば回れる。

ゆっくり歩いたら1時間かかった。

途中のベンチに座って、ただぼーっとしていた時間がいちばんよかった。

7月にはニッコウキスゲが咲く。

黄色い花が湿原を埋め尽くす景色は、またまったく別物だ。

梅雨明け直後が狙い目だ。

■ 田代平湿原 住所:青森県青森市荒川南荒川山国有林 料金:無料 駐車場:あり(無料) アクセス:青森市内から車で約50分 ※公共交通機関でのアクセス困難。車推奨。 ベストシーズン:6月(ワタスゲ)・7月(ニッコウキスゲ)
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03
睡蓮沼|5月のあの朝、沼は鏡だ

睡蓮沼|5月のあの朝、沼は鏡だ

睡蓮沼に着いたのは朝7時。

駐車場から歩いて1分もかからない。

そんな場所に、あの景色があった。

沼は静かだ。

風がない。

水面に八甲田の山々が完全に映り込んでいた。

逆さ八甲田。

写真で見たことがある景色だったのに、実際に目の前にすると足が動かなくなった。

睡蓮の花が咲くのは7月から8月にかけて。

5月に行ったから花はまだない。

でも残雪と新緑と、あの鏡のような水面があれば十分だ。

沼の周りに木道はない。

岸辺が少し泥っぽい場所もある。

汚れてもいい靴で来ること。

国道103号線沿いにある。

十和田湖方面からのドライブルートに組み込みやすい。

早朝の無風時が断然いい。

10時を過ぎると風が出てきて、水面が揺れ始めた。

あの静けさは、早起きした人へのご褒美だ。

■ 睡蓮沼 住所:青森県青森市荒川(国道103号線沿い) 料金:無料 駐車場:あり(無料・10台程度) アクセス:青森市内から車で約55分・十和田湖から約50分 ベストシーズン:5月(新緑・逆さ八甲田)・7〜8月(睡蓮の花)
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モデルコース

Day Trip 8:30 ロープウェイ山麓駅着→9:00 ロープウェイ乗車→11:00 睡蓮沼→12:30 昼食(酸ケ湯温泉食堂)→14:00 田代平湿原→16:30 青森市内着
1 Night 【1日目】早朝に睡蓮沼→田代平湿原→酸ケ湯温泉に宿泊(1泊2食15,000円〜)。硫黄の強い千人風呂は夜が空いている。【2日目】始発ロープウェイで山頂へ→樹氷または新緑の展望を満喫→青森市内で海鮮ランチ。
Travel Tips 酸ケ湯温泉の駐車場を拠点にすると動きやすい。 冬のロープウェイは強風で運休になることが多い。 前日に公式サイトで運行状況を必ず確認すること。 田代平と睡蓮沼は同じルート上にある。 セットで回ると効率がいい。

八甲田山への行き方

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Access Time
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鉄道 新青森駅
備考 バス・レンタカー

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