平尾台の風景
福岡県

平尾台

絶景自然

Photo by Si-take. at Japanese Wikipedia / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

絶景自然と過ごす日帰り最適ひとり旅向けカップル向け友達と絶景スポット山岳ハイキング

福岡市内から車で1時間もかからない。 なのに、着いた瞬間に別の星にいる。 なだらかな丘の上に、無数の白い岩が点在している。 草原と石灰岩と空だけの世界。 人工物がほとんど目に入らない。 こんな場所が九州にあったのか、と。

北九州市南部に広がる平尾台は、西日本最大規模のカルスト台地である。白い石灰岩が無数に突き出た草原は、光の当たる角度によって羊の群れのように見え、晴天下では眼下に広がる響灘の青が遠く輝く。貫山への登山道を歩くと足元から漂う土の湿った香りに混じり、野草の甘い息吹が感じられる。台地の地下に潜る千仏鍾乳洞では、真夏でも冷たい水流に足を浸しながら数百万年の歳月が刻んだ石柱群を間近に見ることができる。北九州国定公園の一角に位置するこの台地は、季節ごとに異なる植生が彩る。

Best Season
秋(10〜11月)のすすき野原が特におすすめ。 春の野焼き直後(3月)の黒と緑のコントラストも見もの。 夏は千仏鍾乳洞との組み合わせで涼を取りながら楽しめる。
Stay
日帰り可能
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平尾台のおすすめスポット

01
平尾台|草原に白い岩が散らばる、ここは本当に福岡か

平尾台|草原に白い岩が散らばる、ここは本当に福岡か

北九州市の南端に広がるカルスト台地。

標高400〜600mほどの高原に、羊群原と呼ばれる石灰岩の露頭が続く。

最初に見たとき、羊の群れにしか見えない。

なるほどその名前は正確だ。

春は野焼き後の黒い大地に緑が戻ってくる。

夏は草原が深緑に染まり、岩が白く浮き上がる。

秋はすすきが一面に広がって、風が吹くたびに揺れる。

どの季節に来ても、違う顔を見せてくれる場所だ。

駐車場から歩き始めて5分。

もう街の音は消えている。

風の音と、自分の足音だけになる。

遊歩道は整備されていて、スニーカーでも十分歩けた。

1周2〜3時間のコースが定番。

ただ、日差しを遮るものがほぼない。

夏は帽子と水が必須。

そこだけは絶対に忘れないでほしい。

■ 平尾台 住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台 入場料:無料 駐車場:あり(無料) 問合せ:平尾台自然観察センター 093-452-2715 営業時間:散策自由(観察センターは9:00〜17:00、月曜休館)
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02
千仏鍾乳洞|膝まで水に浸かって、地底を進む

千仏鍾乳洞|膝まで水に浸かって、地底を進む

入口の看板に「水温14度」と書いてあった。

8月に行ったのに、足を入れた瞬間に息が止まった。

冷たい、というより痛い。

それが1時間近く続く。

千仏鍾乳洞は全長900mの国指定天然記念物。

入口から500mは照明があって整備されている。

そこから先は水の中を歩いて進む「奥の細道」エリア。

裸足で進む人がほとんどだ。

洞内の気温は16度前後。

外が35度だったから、最高の避暑地だ。

ただし服は濡れる覚悟で行くこと。

サンダルか濡れてもいい靴を持参するのが正解。

天井から垂れ下がる鍾乳石の数に圧倒された。

ライトアップが控えめで、自然な洞窟の雰囲気がちゃんと残っている。

ドラゴンの爪みたいな形の岩があって、思わず立ち止まった。

観光地化されすぎていないのが、正直一番よかった。

■ 千仏鍾乳洞 住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台3-2-1 入洞料:大人1,200円、中学生700円、小学生600円 営業時間:9:00〜17:00(最終入洞16:30) 休業日:不定休(要確認) 電話:093-451-0368
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03
貫山|平尾台の最高峰、山頂で360度の九州を見た

貫山|平尾台の最高峰、山頂で360度の九州を見た

標高711m。

低い山だと思って舐めている。

登り始めて30分、そこそこ本気の山だと気づいた。

平尾台の駐車場から登山道に入り、貫山山頂まで約2時間。

道中はカルスト地形が続いて、歩きながら景色を楽しめる。

岩の間に咲く野の花が、季節ごとに変わっている。

山頂に着いたとき、北九州の市街地と関門海峡が見える。

天気が良ければ山口県まで見渡せる。

あの景色のために2時間歩いた価値があった。

注意したいのはルート。

案内板が少ない箇所があって、1回道を外れた。

地図アプリのダウンロードは事前に済ませておくべき。

YAMAPに登山ルートが登録されているので、それを使うのが確実だ。

下山後に足が笑っている。

翌日は筋肉痛。

でも翌々日にはもう一度行きたい。

そういう山だ。

■ 貫山 標高:711m 登山口:平尾台自然観察センター付近 所要時間:往復約4〜5時間(難易度:初級〜中級) 入山料:無料 装備:トレッキングシューズ推奨・水は1L以上持参
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モデルコース

Day Trip 9:00 平尾台散策(2時間)→ 11:30 千仏鍾乳洞(1時間)→ 13:00 近隣で昼食 → 14:30 羊群原ゆっくり再散策 → 16:30 帰路
1 Night 1日目:午後に平尾台着・夕暮れの羊群原を歩く→北九州市内泊。2日目:早朝7:00に貫山登山スタート→12:00下山→千仏鍾乳洞で体を冷やす→14:00帰路。翌朝の山頂は霧が出ることも多く、幻想的な景色に出会える確率が上がる。
Travel Tips 平尾台の野焼きは毎年2〜3月頃。 焼けた直後の黒い大地は独特の迫力がある。 千仏鍾乳洞は夏でも16度。 かならず上着を1枚バッグに入れておくこと。 駐車場は無料だが、休日の午前中は混む。 8時台に着くのがベスト。

平尾台への行き方

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Access Time
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鉄道 石原町駅へ
移動 平尾台へ

平尾台はレンタカーがおすすめ

現地で自由に動きたいならレンタカーが便利です


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