弘前の弘前城
青森県

弘前

歴史城寺社春

Photo by MAKIKO OMOKAWA / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

春の絶景歴史を辿る寺社めぐり自然と過ごす街歩き車なしOK1泊がおすすめひとり旅向け

桜の季節、弘前に来た。 新幹線を降りた瞬間から、空気が違う。 青森の風はまだ少し冷たくて、それがちょうどいい。 お城と桜と、古い建物が同じ場所に共存している街。 観光地っぽくなりすぎていない、その加減が好きだ。

青森県弘前市は、弘前駅を起点に城・桜・洋館を徒歩で巡れる城下町だ。東京から約2時間40分。弘前城は江戸時代から現存する12天守のひとつで、こぢんまりとした天守を間近からじっくり眺められる。隣接する弘前公園にはソメイヨシノが2600本以上植わり、4月下旬には園内が桜色に染まる。すぐ脇には1906年築のルネサンス様式の洋館、旧弘前市立図書館が立つ。桜の時期は弘前駅から徒歩約20分、バスも出ている。石場旅館は明治12年築で、国登録有形文化財に指定された旅館だ。宿まで歩いて戻れる。天守と桜が重なる空。

Best Season
4月下旬〜5月上旬の桜まつりが圧倒的におすすめ。 ただし混雑も圧倒的なので、平日の早朝に動くのが正解。 城と桜と岩木山が一度に見られる季節は、ここしかない。
Stay
日帰り可能 ・1泊おすすめ
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弘前のおすすめスポット

01
弘前の弘前城|天守が小さいから、逆に本物だとわかる
Yoshio Kohara / CC BY 3.0

弘前城|天守が小さいから、逆に本物だとわかる

正直、最初は拍子抜けした。

天守が思ったより、こぢんまりしている。

でもそれが正解だ。

江戸時代から残る「現存12天守」のひとつ。

修復のため、天守ごと石垣から移動させるという前代未聞の工事が続いている。

今見えている光景は、今しか見られない。

天守に上ると、岩木山がどんと見える。

雪を被った山と、桜のピンクと、古い城。

この3つが一度に視界に入る瞬間がある。

入場料は大人320円。

安すぎて逆に心配になるくらい。

9時から17時まで開いているので、朝イチで来るのがいい。

光が柔らかくて、人も少ない。

焦らず歩けた。

■ 弘前城 住所:青森県弘前市下白銀町1 料金:大人320円(弘前公園内) 営業時間:9:00〜17:00(最終入場16:30) 休み:11月24日〜翌3月31日は天守閉館
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02
弘前の弘前公園|桜2600本、人込みも含めて春の景色

弘前公園|桜2600本、人込みも含めて春の景色

4月下旬、公園全体が桜色になっている。

ソメイヨシノが2600本以上。

数字で聞いてもピンとこなかったけど、現地に立つとわかる。

視界の端から端まで、ぜんぶ桜だ。

お濠に花びらが落ちて、水面が白くなっていく。

「花いかだ」と呼ばれるやつだ。

これ目当てで来た人が、岸沿いに並んでいた。

気持ちはわかる。

屋台が100店舗以上出ている。

弘前産のりんごを使ったものが多くて、りんごワインを片手に歩いた。

甘くて、少し酸っぱくて、春に合う味だ。

混雑は本物だ。

土日の昼間は人がすごい。

早朝7時台に入ると、まだ静かで、光も綺麗だ。

公園自体は入場無料。

懐にも優しい場所だ。

■ 弘前公園 住所:青森県弘前市下白銀町1 料金:入園無料(弘前城天守・植物園は別料金) 開園時間:自由(桜まつり期間は24時間開放) さくらまつり:例年4月下旬〜5月上旬
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03
弘前の旧弘前市立図書館|誰も教えてくれなかった、静かな名建築
掬茶 / CC BY-SA 4.0

旧弘前市立図書館|誰も教えてくれなかった、静かな名建築

正直、ここが一番好きだ。

1906年(明治39年)築。

ルネサンス様式の洋館で、双塔がにょきっと立っている。

弘前城のすぐ近く、追手門広場の中にある。

通りすがりに目に入って、思わず立ち止まった。

中に入れる。しかも無料。

白い内装、螺旋階段、古い木の床。

観光客がほとんどいなくて、静かだ。

窓から差し込む光が、床に模様を作っている。

弘前には「洋館めぐり」という文化がある。

明治から昭和にかけて建てられた洋館が、街のあちこちに残っている。

ここはその中でも保存状態がいい。

旅行前に調べていなかったスポットだったから、余計に嬉しかった。

ガイドブックに載っていない感動というのが、たまにある。

ここはそういう場所だ。

■ 旧弘前市立図書館 住所:青森県弘前市下白銀町2-1(追手門広場内) 料金:無料 開館時間:9:00〜18:00 休み:年中無休(年末年始を除く)
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モデルコース

Day Trip 9:00 弘前公園(早朝の花いかだ)→ 10:00 弘前城天守 → 12:00 土手町でランチ → 13:30 旧弘前市立図書館 → 洋館エリア散策 → 16:00 解散
1 Night 【1日目】弘前公園早朝散策 → 弘前城 → 洋館めぐり → 夜は土手町で郷土料理(貝焼き味噌・けの汁) 【2日目】岩木山神社参拝 → 黒石こみせ通り散策 → 弘前駅で帰路
Travel Tips 桜まつり期間中の駐車場は絶望的に混む。 弘前駅からバスか徒歩(約20分)が正解。 りんごワインと焼きりんごは現地で食べること。 持ち帰り用のりんごは帰り道に駅の売店で買えばいい。

弘前への行き方

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Parking

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石場旅館

明治12年築、弘前に現存最古の旅館建築。国登録有形文化財に泊まる城下町の宿

📍 JR弘前駅


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