本島の笠島集落
香川県

本島

歴史街歩き離島夏

Photo by 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

ビーチ離島歴史を辿る街歩き日帰り最適ひとり旅向けカップル向け友達と

丸亀港からフェリーで約35分。 船を降りた瞬間、時間の流れが変わる。 本島は、瀬戸内に浮かぶ小さな島だ。 でもここには、日本の歴史が丸ごと眠っている。 江戸幕府を動かした船乗りたちの集落、そのまま残る路地、夏の海。 観光地っぽさが一切ない。それがいい。

香川県の離島、本島は瀬戸内海に浮かぶ島で、江戸時代の町割りが今も残る笠島集落が重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。丸亀港からフェリーで約35分。本数が少ないため時刻表の確認は欠かせない。笠島集落では石垣の路地が入り組み、漆喰壁の町並みをそのまま歩ける。塩飽勤番所は、島の人々が自ら島を治めた歴史を伝える建物で、路地と合わせて半日で回れる。夏は泊海水浴場へ足を延ばしたい。静かな砂浜で瀬戸内の海に入れる。港近くにレンタサイクルがあるが台数は限られ、島内にコンビニはない。高松から約1時間、日帰りで訪ねられる。午後の光が石垣の路地を照らす島の午後。

Best Season
7〜8月の海水浴シーズンがベスト。 ただし春の笠島散策も最高だ。 観光客が少ない平日を狙うと、島を独り占めできる。
Stay
日帰り可能
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本島のおすすめスポット

01
本島の笠島集落|路地に入るたび、江戸時代が顔を出す
663highland / CC BY 2.5

笠島集落|路地に入るたび、江戸時代が顔を出す

集落に入って最初に思ったのは、「誰かが今も住んでいる」ということだ。

観光用に整備された古い町並みじゃない。

生活の匂いがある。

笠島は、塩飽水軍の拠点として栄えた集落だ。

国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれている。

でも看板や案内板は少ない。

だから余計に、歩くほど発見がある。

路地の幅は1メートルもないところもある。

石畳の継ぎ目、古い瓦、格子窓。

曲がるたびに、違う表情が出てくる。

1時間半くらいかけてゆっくり歩いた。

それでも、まだ見ていない路地が残っていた気がした。

地図を持たずに歩くのが、正解だ。

■ 笠島集落 住所:香川県丸亀市本島町笠島 入場料:無料 散策自由(住民が生活しているため静かに) 本島港から徒歩約20分、またはレンタサイクル約10分
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02
本島の塩飽勤番所|幕府公認の「自治」が、ここにあった
663highland / CC BY 2.5

塩飽勤番所|幕府公認の「自治」が、ここにあった

勤番所の前に立って、少し考えた。

江戸時代、ここで島の人たちが自分たちで島を治めていたのだ。

塩飽諸島の船乗りたちは、幕府から特別な自治権を認められている。

その拠点が、この勤番所だ。

明治4年まで実際に使われていた建物が、今も残っている。

入館料は200円だ。

資料や展示物を見ていると、当時の船乗りたちがどれだけ力を持っていたか伝わってくる。

咸臨丸でアメリカに渡った乗組員の中にも、塩飽の人間がいた。

そういうことを、学校の教科書では教えてくれない。

建物の中は静かで、見学者は自分一人だ。

受付のおばあさんが丁寧に説明してくれた。

その話のほうが、展示よりも面白い。

■ 塩飽勤番所 住所:香川県丸亀市本島町笠島 入館料:200円 開館時間:9:00〜16:30 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) お問い合わせ:丸亀市文化観光課
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03

本島泊海水浴場|人が少ない。それだけで、もう最高だ

海水浴場、という名前を聞くと身構える。

でも本島の泊海水浴場は、拍子抜けするほど静かだ。

夏の平日に行ったが、砂浜に人が10人もいない。

海の透明度が高い。

足元まで見える。

瀬戸内なのに、こんなに綺麗なのかと驚いた。

水が穏やかで浅いので、子どもでも安心して入れる。

シュノーケルを持っていけばよかった、と後悔した。

港から自転車で15分ほど。

レンタサイクルは港の近くで借りた。

料金は1日500円だ。

夕方4時を過ぎると、光が柔らかくなる。

海の色が少し変わる。

その時間帯に砂浜に座っているのが、一番よかった。

帰りのフェリーは17:55発を選んだ。

ギリギリまで海にいた。

■ 本島泊海水浴場 住所:香川県丸亀市本島町泊 入場料:無料 海水浴シーズン:7月〜8月 本島港からレンタサイクル約15分 レンタサイクル:港近くで1日500円〜
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モデルコース

Day Trip 丸亀港8:30発フェリー→本島港着→レンタサイクル→笠島集落散策→塩飽勤番所→泊海水浴場→17:55発フェリーで帰路
1 Night 1日目:笠島集落をゆっくり半日散策→塩飽勤番所→島の民宿泊。2日目:朝の泊海水浴場で海水浴→島内サイクリング→昼食後フェリーで帰路。島の朝は別格。
Travel Tips フェリーは本数が少ない。 必ず事前に時刻表を確認すること。 レンタサイクルは港近くで借りられるが、台数に限りあり。 島内にコンビニはない。 飲み物と軽食は丸亀で調達してから乗船を。

本島への行き方

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