香川県

本島

歴史街歩き離島

丸亀港からフェリーで約35分。 船を降りた瞬間、時間の流れが変わる。 本島は、瀬戸内に浮かぶ小さな島だ。 でもここには、日本の歴史が丸ごと眠っている。 江戸幕府を動かした船乗りたちの集落、そのまま残る路地、夏の海。 観光地っぽさが一切ない。それがいい。

Best Season 7〜8月の海水浴シーズンがベスト。 ただし春の笠島散策も最高だ。 観光客が少ない平日を狙うと、島を独り占めできる。

本島のおすすめスポット

01

笠島集落|路地に入るたび、江戸時代が顔を出す

集落に入って最初に思ったのは、「誰かが今も住んでいる」ということだ。

観光用に整備された古い町並みじゃない。

生活の匂いがある。

笠島は、塩飽水軍の拠点として栄えた集落だ。

国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれている。

でも看板や案内板は少ない。

だから余計に、歩くほど発見がある。

路地の幅は1メートルもないところもある。

石畳の継ぎ目、古い瓦、格子窓。

曲がるたびに、違う表情が出てくる。

1時間半くらいかけてゆっくり歩いた。

それでも、まだ見ていない路地が残っていた気がした。

地図を持たずに歩くのが、正解だ。

■ 笠島集落 住所:香川県丸亀市本島町笠島 入場料:無料 散策自由(住民が生活しているため静かに) 本島港から徒歩約20分、またはレンタサイクル約10分
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02

塩飽勤番所|幕府公認の「自治」が、ここにあった

勤番所の前に立って、少し考えた。

江戸時代、ここで島の人たちが自分たちで島を治めていたのだ。

塩飽諸島の船乗りたちは、幕府から特別な自治権を認められている。

その拠点が、この勤番所だ。

明治4年まで実際に使われていた建物が、今も残っている。

入館料は200円だ。

資料や展示物を見ていると、当時の船乗りたちがどれだけ力を持っていたか伝わってくる。

咸臨丸でアメリカに渡った乗組員の中にも、塩飽の人間がいた。

そういうことを、学校の教科書では教えてくれない。

建物の中は静かで、見学者は自分一人だ。

受付のおばあさんが丁寧に説明してくれた。

その話のほうが、展示よりも面白い。

■ 塩飽勤番所 住所:香川県丸亀市本島町笠島 入館料:200円 開館時間:9:00〜16:30 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) お問い合わせ:丸亀市文化観光課
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03

本島泊海水浴場|人が少ない。それだけで、もう最高だ

海水浴場、という名前を聞くと身構える。

でも本島の泊海水浴場は、拍子抜けするほど静かだ。

夏の平日に行ったが、砂浜に人が10人もいない。

海の透明度が高い。

足元まで見える。

瀬戸内なのに、こんなに綺麗なのかと驚いた。

水が穏やかで浅いので、子どもでも安心して入れる。

シュノーケルを持っていけばよかった、と後悔した。

港から自転車で15分ほど。

レンタサイクルは港の近くで借りた。

料金は1日500円だ。

夕方4時を過ぎると、光が柔らかくなる。

海の色が少し変わる。

その時間帯に砂浜に座っているのが、一番よかった。

帰りのフェリーは17:55発を選んだ。

ギリギリまで海にいた。

■ 本島泊海水浴場 住所:香川県丸亀市本島町泊 入場料:無料 海水浴シーズン:7月〜8月 本島港からレンタサイクル約15分 レンタサイクル:港近くで1日500円〜
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モデルコース

Day Trip 丸亀港8:30発フェリー→本島港着→レンタサイクル→笠島集落散策→塩飽勤番所→泊海水浴場→17:55発フェリーで帰路
1 Night 1日目:笠島集落をゆっくり半日散策→塩飽勤番所→島の民宿泊。2日目:朝の泊海水浴場で海水浴→島内サイクリング→昼食後フェリーで帰路。島の朝は別格。
Travel Tips フェリーは本数が少ない。 必ず事前に時刻表を確認すること。 レンタサイクルは港近くで借りられるが、台数に限りあり。 島内にコンビニはない。 飲み物と軽食は丸亀で調達してから乗船を。

本島への行き方

ICカード利用可
Access Time
高松から 約1時間
大阪から 約2時間55分
wakayamaから 約3時間25分
名古屋から 約3時間35分
岐阜から 約3時間55分
鉄道 丸亀駅へ
移動 丸亀港へ
本島港へ
移動 本島へ

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