青森県

仏ヶ浦

絶景奇岩自然秘境

下北半島の先端近く。 そこに、日本とは思えない景色がある。 白い岩が海からそびえ立ち、 波に削られた形が仏様に見える。 誰かが名付けた「仏ヶ浦」という言葉が、 ここに来てはじめて腑に落ちた。 アクセスは簡単じゃない。 だから余計に、着いたときの静けさが刺さる。

Best Season 5月〜9月がベスト。 6月の新緑と白い岩のコントラストが特に美しい。 7〜8月は混雑するが、海の透明度が最高。 10月以降は観光船の運航が不安定になる。

仏ヶ浦のおすすめスポット

01

佐井港|ここから先は、船でしか行けない

佐井村の小さな港。

コンビニはない。

自販機が1台あるだけだ。

仏ヶ浦へは、ここから観光船に乗る。

所要時間は片道約30分。

料金は大人3,000円(往復)。

1日数便しかない。

9時の便に乗るため、8時45分に港へ。

乗客はわずか12人だ。

海はべた凪で、エンジン音だけが響いている。

「今日は見えやすい」と船長が言った。

その一言で、なぜかすごく安心した。

陸路でも行けるにはいける。

車で山道を下りて、徒歩20分ほど。

でも船から見る岩の迫力は、陸からじゃ味わえない。

最初は絶対に船で来てほしい。

■ 佐井港(仏ヶ浦観光船乗り場) 住所:青森県下北郡佐井村佐井 観光船料金:大人3,000円(往復) 運航期間:5月〜10月頃 運航便数:1日3〜4便(時期により変動) 問い合わせ:佐井村観光協会 0175-38-4515
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02

仏ヶ浦海岸|船を降りた瞬間、声が出た

桟橋に足をつけた瞬間、見上げた。

白い岩の壁が、空まで続いている。

高さは最大で約30メートル。

長さは約2キロにわたって続く。

「すごい」という言葉しか出てこない。

語彙が全部持っていかれる場所だ。

岩は凝灰岩。

緑の海と白い岩のコントラストが異常に美しい。

晴れた日の午前中、光が岩に当たる時間帯が一番いい。

観光船の滞在時間は約40分。

短いと思っていたが、ちょうどよかった。

ひたすら歩いて、ひたすら見上げて、写真を撮り続けた。

人が少ない。

静かだ。

波の音と、自分の息づかいしか聞こえない。

こんな場所が日本にあったのかと、

本気で思った。

■ 仏ヶ浦 住所:青森県下北郡佐井村長後 入場料:無料 観光船滞在時間:約40分 陸路アクセス:国道338号線沿いの駐車場から徒歩約20分(階段あり) ※遊歩道は整備されているが岩場あり。スニーカー以上の靴を推奨
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03

白い岩礁群|一つひとつに名前がついている

岩には名前がある。

「如来の首」「五百羅漢」「天龍岩」。

看板が小さくて、気づかず通り過ぎそうになった。

一番好きだったのは「如来の首」。

丸みを帯びた岩が、本当に頭に見える。

波に長い年月削られて、あの形になったらしい。

岩の根元に近づくと、色が違う。

白だけじゃなくて、緑がかっていたり、

茶色の層が入っていたりする。

足元の海水が透明で、底まで見える。

北の海とは思えないほど綺麗だ。

曇りの日に来ると印象が全然変わると聞いた。

霧がかかると、神聖な雰囲気がさらに増すらしい。

また来たい。

今度は泊まりで。

帰りの船から振り返ると、

岩が少しずつ小さくなっていった。

その景色も、妙に忘れられない。

■ 仏ヶ浦 岩礁群 見学エリア:桟橋から往復約800m 主な岩の名称:如来の首・五百羅漢・天龍岩・蓬莱山など約30種 足元注意:岩場・濡れた石畳あり 滞在目安:40〜60分(船の場合は時間厳守) ※満潮時は一部エリアに近づけない場合あり
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モデルコース

Day Trip 8:30佐井港着 → 9:00観光船乗船 → 9:30仏ヶ浦上陸・散策40分 → 10:30帰港 → 周辺で昼食後、むつ市方面へ移動
1 Night 1日目:青森市または野辺地から下北半島へ移動。大間崎で本州最北端を確認し、佐井村泊。 2日目:午前の便で仏ヶ浦へ。午後はむつ市・恐山を参拝して帰路へ。走行距離約300km。
Travel Tips 観光船は完全予約制ではないが、繁忙期(7〜8月)は早めに港へ。 便が満員になると次の便まで待つことになる。 駐車場は佐井港に無料あり。 トイレは港で済ませておくこと。 仏ヶ浦には仮設トイレが1基あるのみ。

仏ヶ浦への行き方

Access Time
東京から 約3時間55分
名古屋から 約5時間20分
大阪から 約6時間15分
高松から 約7時間55分
福岡から 約8時間45分
鉄道 下北駅

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