伊吹島の風景
香川県

伊吹島

グルメ離島

Photo by Asturio Cantabrio / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

離島歴史を辿る寺社めぐり街歩きグルメ日帰り最適ひとり旅向けカップル向け

観音寺港からフェリーで約30分。 たどり着くのは、人口200人以下の小さな島。 でも、この島が産む「いりこ」は、日本中の料理人が欲しがる。 海の匂いと、煮干しの香りが混ざり合う路地を歩いたとき、 ここにしかない時間の流れがあると気づいた。

観音寺港からフェリーで約30分。たどり着くのは、人口200人以下の小さな島。でも、この島が産む「いりこ」は、日本中の料理人が欲しがる。海の匂いと、煮干しの香りが混ざり合う路地を歩いたとき、ここにしかない時間の流れがあると気づいた。フェリーは1日4便前後。最終便を逃すと帰れない。事前に時刻表を必ず確認すること。島内に飲食店は少なく、昼時は閉まっていることもある。いりこを買うなら、現金を多めに持っていくと安心。

Best Season
いりこ漁が盛んな5〜9月がベスト。 特に6〜8月は工場がフル稼働。 冬は漁が少なく、島も静かになる。 春秋は気候が穏やかで、歩きやすい。
Stay
日帰り可能
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伊吹島のおすすめスポット

01
いりこ工場|朝4時から始まる、だしの源泉

いりこ工場|朝4時から始まる、だしの源泉

工場見学は、事前に漁協へ連絡が必要だ。

それでも行く価値があった。

漁が終わるのは夜明け前。

水揚げされたカタクチイワシは、すぐに釜へ。

鮮度が命、と職人さんは言った。

ゆでて、干して、選別して。

機械もあるが、手作業の目が仕上がりを決める。

工場に入ると、磯の香りが鼻をついた。

くさい、というより、うまい匂い。

そう感じた瞬間、だしへの見方が変わった。

買えるのは、その場でパック詰めされたもの。

100gあたり400円前後。

スーパーで見かける薄い味とは、まるで別物だ。

帰ってすぐ、味噌汁を作った。

出汁の色が、いつもより少し黄金色だ。

■ 伊吹島漁業協同組合(いりこ工場見学) 住所:香川県観音寺市沖之島町伊吹 見学:事前に漁協へ要連絡 購入:工場・島内販売所にて 料金:見学無料(購入は別途) ※漁のシーズンは主に4〜10月
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02
伊吹島灯台|島の端に立つと、海しかない

伊吹島灯台|島の端に立つと、海しかない

港から歩いて20分ほど。

途中の路地は、すれ違うのがやっとの幅だ。

地元の人に道を聞いたら、「あの坂を上ったらわかる」と言われた。

坂は、思ったより急だ。

息が上がって、立ち止まって、また歩いた。

灯台に着いたのは、午後2時ごろ。

白い塔は、思ったより小さかった。

でも、そこから見える瀬戸内海の広さに、声が出た。

晴れた日の水面は、青というより銀色に近い。

対岸に見えるのは、愛媛の山々。

船が一隻、ゆっくり横切っていった。

観光地らしい整備は、何もない。

ベンチもない。売店もない。

ただ、風と海と、灯台がある。

それで十分だ。

15分くらい、ぼーっと立っている。

■ 伊吹島灯台 住所:香川県観音寺市沖之島町伊吹(島の北西端) 料金:無料 営業時間:見学自由 所要時間:港から徒歩約20分 ※舗装されていない箇所あり。歩きやすい靴推奨
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03
伊吹八幡神社|石段の先に、島の記憶がある

伊吹八幡神社|石段の先に、島の記憶がある

島の中心部に、ひっそりとある神社。

鳥居をくぐると、空気が変わる気がした。

石段は全部で50段ほど。

苔が生えていて、滑りそうだ。

一段一段、ゆっくり上がる。

境内には、大きな楠の木が一本。

幹の周囲は、両手を広げた大人が3人ぶんくらい。

樹齢は数百年と言われているらしい。

触れると、何かが伝わってくる気がした。

それが何かは、うまく言えない。

昔、漁師たちはここで大漁を祈った。

今も、島に残る人たちが手を合わせに来る。

お祭りは秋。

島外から帰ってくる人も多いと聞いた。

この神社が、島をつなぎ止めているだ。

観光客らしき人は、誰もいない。

それが、むしろよかった。

■ 伊吹八幡神社 住所:香川県観音寺市沖之島町伊吹 料金:無料 参拝:自由 所要時間:港から徒歩約5〜10分 ※石段は滑りやすいため注意
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モデルコース

Day Trip 8:30観音寺港発→9:00伊吹島着→いりこ工場見学→昼食(島内食堂)→伊吹八幡神社→灯台→15:30発のフェリーで帰港
1 Night 1日目:午後便で入島→灯台で夕景→民宿泊。2日目:早朝に漁の様子を見学→いりこ工場→八幡神社→島の路地をゆっくり散歩→昼前のフェリーで帰港。朝の漁港の空気が忘れられない。
Travel Tips フェリーは1日4便前後。最終便を逃すと帰れない。 事前に時刻表を必ず確認すること。 島内に飲食店は少なく、昼時は閉まっていることもある。 いりこを買うなら、現金を多めに持っていくと安心。

伊吹島への行き方

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