伊江島の風景
沖縄県

伊江島

離島自然

那覇から高速船で約50分。 フェリーが港に近づくと、海の向こうに一本の岩が突き出ている。 あれが伊江島のシンボル、タッチューだ。 小さな島に、海と山と花と戦争の記憶が全部詰まっている。 来る前は「ちょっと寄り道」くらいに思っている。 帰る頃には、また来たい。

Best Season 4月下旬〜5月上旬がユリと海の両方を楽しめるピーク。 夏は海の透明度が最高。冬は人が少なく、島の静けさが際立つ。

伊江島のおすすめスポット

01

城山(タッチュー)|頂上まで15分、見晴らしは一生分

標高172m。

数字だけ見ると、たいしたことない気がする。

でも実際に登ると、これがなかなかきつい。

登山口から頂上まで約15分。

急な石段が続いて、途中で何度か足が止まった。

運動不足を実感するタイミングだ。

頂上に出た瞬間、息が止まる。

きつさのせいじゃない。

360度、海しかない。

伊江島の集落が箱庭みたいに見えて、

本部半島がうっすら霞んで見える。

快晴だったから、遠く慶良間の島影まで見えた気がした。

風が強くて、帽子を押さえながら立っている。

そういう無防備な状態でこの景色を見ると、

妙に頭が空っぽになる。

下りは足元が滑りやすい。

運動靴推奨。サンダルで来ていた人が途中で引き返している。

教訓にしてほしい。

■ 城山(タッチュー) 住所:沖縄県国頭郡伊江村字伊江2566 入山料:大人100円、子ども50円 登山時間:約15〜20分 注意:運動靴必須。強風の日は要注意
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02

百合ヶ浜|干潮の時間だけ現れる、本当の砂浜

伊江島の東端あたりから、グラスボートで沖へ出る。

5分も走ると、海の上に白い砂州が浮かんでいた。

百合ヶ浜。

潮が引いたときだけ現れる、幻の浜だ。

船から降りると、足首まで浸かる浅瀬が続く。

水の色が異様にきれいで、砂がびっくりするくらい白い。

思わず立ち止まって、水面を見つめてしまった。

浮かんでいるのに歩いて渡れる、という感覚が不思議で、

ずっとそこをうろうろしている。

滞在できる時間は干潮の前後1〜2時間程度。

ツアーのスタッフに「そろそろ戻ります」と声をかけられて、

やっと現実に戻った感じがした。

季節によって出現しない日もある。

行く前にツアー会社に確認を。

料金は大人2,000円前後が相場だ。

天気と潮が合った日にしか見られない。

そのレア感が、また来たいという気持ちにさせる。

■ 百合ヶ浜 行き方:グラスボートツアー利用(伊江島漁協近くから出発) ツアー料金:大人2,000円前後(目安) 所要時間:約1〜1.5時間 注意:干潮時のみ出現。天候・潮汐により中止あり。事前確認必須
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03

伊江島百合の花まつり|4月、島が全部ユリになる

毎年4月下旬、タッチュー周辺の斜面が白く染まる。

テッポウユリが一斉に咲く季節だ。

「まつり」という言葉から、にぎやかな屋台イベントを想像している。

実際は違った。

ゆるやかな丘の上に、白いユリが一面に広がっている。

風が吹くたびに揺れて、香りが来る。

その香りがけっこう強くて、鼻の奥に残る。

会場には地元の人も観光客もいるけど、

みんなどこかぼんやりした顔をしている。

花の前に立つと、なんとなく静かになるだ。

開催期間は約1週間。

2024年は4月26日から5月3日に開催された。

入場無料。駐車場もある。

夕方に行くと光が柔らかくて、

白いユリがほんのり金色に見える。

その時間帯がいちばんよかった。

花と海とタッチューが一度に見える構図があって、

そこで30分くらい動けない。

■ 伊江島百合の花まつり 開催時期:毎年4月下旬〜5月上旬(約1週間) 会場:城山(タッチュー)周辺 入場料:無料 駐車場:あり 問合せ:伊江村観光協会(0980-49-2519)
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モデルコース

Day Trip 本部港8:00発フェリー→タッチュー登山→百合ヶ浜ツアー→島内ランチ→買い物→本部港16:00発フェリーで戻る
1 Night 1日目:タッチュー登山→百合ヶ浜→夕日スポットで黄昏→島宿泊。 2日目:朝の集落散策→百合の花まつり(4月開催時)→島野菜ランチ→午後フェリーで本部へ戻る
Travel Tips フェリーは本部港から1日4便前後。 帰りの便を逃すと島に泊まるしかない。 時刻表は必ず確認を。 百合ヶ浜は潮見表とセットで計画すること。 レンタサイクルは1日1,000円前後で借りられた。 島は小さいので自転車で十分まわれる。

伊江島への行き方

Access Time
那覇から 約30分
miyakoから 約1時間20分
ishigakiから 約1時間30分
東京から 約2時間40分
大阪から 約2時間40分
航空 那覇空港へ
移動 本部港へ
伊江港へ
移動 伊江島へ

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