長崎県

壱岐

離島歴史

博多からフェリーで約2時間。 そこに、思っていたよりずっと濃い島があった。 透明すぎる海、足元に広がる巨大な岩、地下に眠る焼酎の香り。 壱岐は「ちょっとした離島」じゃない。 一度来たら、もう一度来たくなる島だ。

Best Season 5月〜9月が海のベストシーズン。 特に6月初旬は梅雨前で空いていて、海の透明度も高かった。 夏の盛りは混雑するので、6月か9月がねらい目。

壱岐のおすすめスポット

01

辰ノ島|この透明度、初めて見た

勝本港から船で約10分。

そこに着いた瞬間、声が出ない。

海の色が、3層に分かれている。

白い砂浜の近く、浅瀬のエメラルド。

少し沖、ターコイズブルー。

さらに深く、濃いコバルト。

足を入れると冷たかった。

6月だったのに、ひんやりしている。

それでも入らずにはいられない。

島内は遊歩道があって、断崖沿いを歩ける。

約30分のコース。

途中、洞窟をくぐる場所があって、そこだけ空気がひんやりと変わった。

観光船は勝本港から1日数便。

繁忙期は満席になるので朝イチで窓口へ。

9時の便に乗ると、午前中の光が海に差して、透明度が一番よく見える。

人が少ない午前中を狙うのが正解だ。

■ 辰ノ島 住所:長崎県壱岐市勝本町勝本浦(勝本港より乗船) 料金:観光船 大人1,200円〜(往復) 運航時間:季節により変動・要確認 定休日:荒天時運休
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02

鬼の足跡|スケールがおかしかった

「足跡」という言葉から、小さなくぼみを想像している。

完全に間違いだ。

直径約45メートル。

深さ約8メートル。

巨大な円形の穴が、海岸の岩盤にぽっかり空いている。

柵から覗き込むと、底に海水が満ちている。

波が来るたびに、轟音とともに水が揺れる。

その音が、体に響いた。

地質学的には海食洞が崩落してできた地形らしい。

でも現地では「鬼が踏んだ跡」と伝えられてきた。

そっちの説明のほうが、しっくりきた。

駐車場から歩いて2〜3分。

アクセスは車が現実的。

レンタカーは郷ノ浦港や芦辺港周辺で借りられる。

1日5,000円前後が相場だ。

夕方に来ると、西日が岩を橙色に染めた。

その時間帯が一番、鬼っぽかった。

■ 鬼の足跡 住所:長崎県壱岐市壱岐市芦辺町諸吉二亦触 料金:見学無料 駐車場:あり(無料) 営業時間:見学自由
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03

壱岐焼酎蔵|麦焼酎の故郷に来た

壱岐は「麦焼酎発祥の地」と言われている。

400年以上の歴史がある。

そのことを、蔵に入って初めて実感した。

玄海酒造の蔵見学に参加した。

所要時間は約40分。

仕込み水に使われる湧き水を触らせてもらった。

柔らかかった。

その水が、あの味を作っているんだ。

蒸留器の前に立つと、熱気と麦の甘い香りが来た。

工場見学のはずなのに、どこか神聖な感じがした。

最後に試飲コーナー。

飲み比べで3種類出てきた。

同じ麦焼酎でも、全部ちがった。

水割り、ロック、ストレート。

蔵の人が「ここではストレートで飲んでみて」と言った。

その通りにしたら、麦の風味がはっきりわかった。

島の酒屋や道の駅でも買えるが、蔵直売の限定品は蔵でしか手に入らない。

重いのに、2本買って帰った。

■ 玄海酒造(壱岐焼酎蔵見学) 住所:長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触730 料金:見学無料(要予約) 営業時間:9:00〜17:00(要確認) 定休日:土日祝・要確認
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モデルコース

Day Trip 博多港7:00発フェリー→芦辺港着→鬼の足跡→昼食(壱岐牛)→辰ノ島→勝本港→郷ノ浦港19:00発フェリーで帰港
1 Night 1日目:博多発→鬼の足跡→焼酎蔵見学→壱岐牛ディナー→宿泊。2日目:辰ノ島午前便→シュノーケリング→島内ドライブ→お土産購入→夕方フェリーで帰港
Travel Tips レンタカーは必須。 島の移動はバスだと時間が読めない。 辰ノ島の観光船は繁忙期に満席になる。 前日までに電話確認を。 壱岐牛は郷ノ浦の食堂が安くてうまかった。 ランチ予算は1,500〜2,500円あれば十分。

壱岐への行き方

Access Time
福岡から 約20分
下関から 約50分
佐賀から 約50分
大分から 約1時間20分
別府から 約1時間30分
鉄道 博多駅へ
移動 博多港へ
郷ノ浦港へ
移動 壱岐へ

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