宮城県

石巻

歴史

石巻に来るたびに、この街が持つ重さを感じる。 震災から時間が経っても、ここには忘れてはいけない何かが残っている。 でも同時に、漫画と海と魚の匂いが混ざった、妙に活気のある空気もある。 そのちぐはぐさが、石巻という街の正直な姿だ。

Best Season 4月下旬〜5月は日和山の桜と気候が重なって歩きやすい。 秋の10〜11月は空気が澄んで、日和山からの眺めが特によかった。

石巻のおすすめスポット

01

石ノ森萬画館|川の上に浮かぶ、ちょっとおかしな円盤

旧北上川の中州に立っている。

銀色の円盤みたいな建物で、最初に見たとき思わず笑った。

なんだこれ、と。

石ノ森章太郎の出身地に作られた施設で、仮面ライダーやサイボーグ009のオリジナル原画が並んでいる。

ガラスケースの中の生原稿を見ていると、ペンの跡がちゃんと見える。

印刷じゃない、あの線の生々しさに少し驚いた。

館内は2〜3時間あればゆっくり見られる。

子どもより大人のほうが静かに熱中している場所だ。

平日の午前中は空いていて、ゆっくり見られた。

建物の外壁にはキャラクターのモニュメントがある。

川沿いで写真を撮ると、背景が絵になる。

ここだけ、石巻の時間がちょっとズレている感じがした。

■ 石ノ森萬画館 住所:宮城県石巻市中瀬2-7 料金:大人800円、高校生600円、小中学生400円 営業時間:9:00〜18:00(季節により変動) 休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)
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02

日和山公園|坂を上った先で、言葉をなくした

石巻の市街地から徒歩で15分くらい。

思ったより急な坂で、息が上がる。

頂上からは旧北上川と石巻の市街地が一望できる。

晴れた日には牡鹿半島まで見える。

ただ、ここで知っておいてほしいことがある。

日和山は東日本大震災のとき、多くの人が高台へ避難してきた場所だ。

そこから自分の家が流されるのを見ていた人がいた。

公園内にある鹿島御児神社の境内は静かで、参拝者がぽつぽつ来ている。

春は桜が咲いて、地元の人がお弁当を広げる場所でもある。

きれいな景色と、重い歴史が同じ場所にある。

そのことを知った上で、ここに立ってほしい。

5分でも、10分でも、ただ見ていてほしい場所だ。

■ 日和山公園 住所:宮城県石巻市日和が丘2-1 料金:無料 営業時間:終日開放 ※駐車場あり(無料)
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03

石巻漁港直売所|朝8時、すでに勝負は始まっている

朝早く行くほどいい。

8時に着いたときにはすでに人が来ていて、発泡スチロールの箱が次々と運ばれている。

その日に揚がったカレイ、タコ、ホタテ。

値段が手書きで、相場がわからなくても安いとわかった。

タコのまるごと一匹が1,000円ちょっとで売っていて、地元のおばちゃんが迷わず買っている。

魚の匂いと潮の匂いが混ざった空気の中で、売り手と買い手が普通に会話している。

観光地ではなく、生活の場だ。

ウニやカキの瓶詰めも並んでいて、それをお土産に買った。

冷蔵で持ち帰れるように保冷剤を貸してくれた。

石巻で何を食べたか聞かれたら、ここで買ってホテルで食べたカキのことを答える。

それくらい、シンプルにおいしかった。

■ 石巻魚市場 水産物地方卸売市場周辺直売所 住所:宮城県石巻市魚町1丁目周辺 営業時間:早朝〜午前中(売り切れ次第終了) 定休日:日曜・祝日(市場カレンダーによる) ※現金払いが基本
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モデルコース

Day Trip 8:00 漁港直売所で朝の買い物 → 10:00 石ノ森萬画館(2時間) → 12:30 市内で海鮮ランチ → 14:30 日和山公園で景色を眺めて帰路
1 Night 1日目:漁港直売所 → 石ノ森萬画館 → 日和山公園 → 石巻市内の居酒屋で地魚を食べる。2日目:朝ゆっくり起きて女川方面へ足を伸ばす。震災伝承館も立ち寄りたい。
Travel Tips 漁港直売所は午前中で終わるので初日の朝イチが鉄則。 石ノ森萬画館は火曜定休。 日和山は駐車場があるが、歩いて上るほうが街の雰囲気がつかめる。 Suicaが使えない店も多いので現金を持っておくこと。

石巻への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約3時間20分
水戸から 約4時間5分
前橋から 約4時間20分
高崎から 約4時間20分
甲府から 約4時間50分
鉄道 石巻駅へ

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