福岡市内から車で40分。 そこにこんな景色があるのかと、最初に来たとき本当に驚いた。 玄界灘の風が体に当たる。 潮の匂いがする。 都会の喧騒が、うそみたいに消える。 糸島は、逃げるための場所じゃない。 ここに来ると、自分が何を好きだったか思い出せる気がする。
糸島のおすすめスポット
二見ヶ浦|夕方5時、あの鳥居の前で立ち尽くした
夕暮れ時に行くべきだと聞いている。
でも実際に見るまで、その意味が分からない。
玄界灘に向かって立つ2本の岩。
高さ11メートルの大きな鳥居。
波が鳥居の足元を洗っている。
夕方5時過ぎに着いた。
空がオレンジに染まりはじめた瞬間、
周りにいた人たちが全員、黙った。
スマホを出すのも忘れた。
数秒だけ、そういう時間があった。
夏の干潮時には、砂浜を歩いて岩の近くまで行ける。
素足で砂を踏みながら、鳥居を見上げる。
その体験は写真じゃ絶対に伝わらない。
駐車場は無料。
すぐ隣にカフェがあって、テラスから海を見ながらコーヒーが飲める。
夕日が見たいなら17時以降がいい。
混雑するので、早めに場所を確保しておくこと。
芥屋の大門|洞窟の奥まで、船が連れていってくれる
芥屋の大門は、遊覧船に乗らないと意味がない。
それだけははっきり言える。
玄界灘の波に削られた玄武岩の洞窟。
日本最大級と言われているが、数字より実物の方がずっと怖い。
乗船時間は約20分、料金は大人1,000円。
定員は30人ほどの小さな船だ。
洞窟の入口が近づくにつれて、船が揺れる。
中は薄暗くて、天井が高い。
岩の色が複雑で、じっと見ていると吸い込まれそうな感覚がある。
「ここを2,000年前の人も見ていたんだな」
そういう気持ちが、じんわり出てきた。
遊覧船は荒天時は欠航する。
夏の週末は混むので、午前中の便を狙うといい。
すぐ近くに芥屋海水浴場があるので、
海水浴と組み合わせると一日楽しめる。
マリノアシティ福岡|帰り道の、ちょうどいい寄り道
糸島からの帰り道、福岡市内に入る手前にある。
アウトレットモールとしての話は置いておく。
ここの良さは、海沿いという立地だ。
大観覧車「シーサイドももち」の方向に歩くと、
博多湾が広がっている。
夕方の海と、対岸の都市の灯り。
糸島の野性的な海とは全然違う、穏やかな景色。
観覧車の料金は大人600円。
天気が良ければ、糸島の方角まで見渡せる。
1日で2つの海の顔を見られる、という体験になる。
アウトレットには100店舗以上。
旅の最後に買い物して帰りたい人にはちょうどいい。
無料駐車場が広いのも助かる。
糸島で買い逃したお土産があれば、
福岡の食材や雑貨を扱うショップで代用できることも多い。
時間は夕方1〜2時間あれば十分だ。
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糸島への行き方
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