鹿嶋の風景
茨城県

鹿嶋

歴史街歩き

Photo by Nyao148 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

歴史を辿る寺社めぐり自然と過ごす街歩き1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と

東京から特急で1時間ちょっと。 たどり着くのは、神様が2600年以上前から鎮座する町。 鹿嶋は、派手じゃない。 でも、一度来ると何かが違う。 杉の巨木が立ち並ぶ参道を歩いた瞬間、空気が変わるのがわかった。 歴史と自然と、意外にもサッカーが共存している場所。

常陸国一宮・鹿島神宮の参道へ踏み入れば、樹齢数百年の杉木立が頭上を覆い、冷えた霧のような空気が頬を撫でる。玉砂利を踏む乾いた音が静寂に溶け込み、苔むした石灯籠が奥宮へと続く道標となる。武神タケミカヅチを祀る神域は、千年以上の祭祀の香気を今も漂わせる聖地だ。境内を出れば、鹿島アントラーズの本拠地・カシマサッカースタジアムが視界に飛び込み、神話の地に現代の熱狂が重なる。北浦では名産のシラウオ漁船が水面を滑り、風が湖面を銀色にきらめかせる光景も見事。神話・スポーツ・水辺の風景が凝縮された、歩き応えある街である。

Best Season
11月の紅葉期が特におすすめ。 鹿島神宮の境内が赤と金に染まり、参道の杉との対比が美しい。 混雑も少なく、空気が澄んでいる。
Stay
1泊おすすめ
📍 どこから行く?アクセス情報を見る

鹿嶋のおすすめスポット

01
鹿島神宮|2000年の杉林を、ひとりで歩いた朝

鹿島神宮|2000年の杉林を、ひとりで歩いた朝

朝8時に着いたのは正解だ。

参拝者がまだ少なく、杉並木の参道をほぼ独占できる。

樹齢600年を超える杉が両脇に続く。

見上げると、空が細い。

その圧迫感が、逆に気持ちいい。

本殿よりも、奥宮への道が好きだ。

本殿から歩いて約10分。

舗装されていない土の道を進む。

静かで、ひんやりしていて、ここだけ時間が遅い気がした。

「要石」という石がある。

地中深くまで続いているとされる、こぶし大の石。

「なんだこれ」と笑いそうになったけど、

1000年以上前から人々が手を合わせてきたと思うと、笑えなくなった。

鹿園も忘れずに。

境内に鹿が普通にいる。

神様の使いとして大切にされている。

奈良を思い出したけど、ここはもっと静かで、距離が近い。

拝観は無料だが、宝物館は500円。

刀剣好きなら絶対に入るべき。

■ 鹿島神宮 住所:茨城県鹿嶋市宮中2306-1 営業時間:参拝自由(宝物館 9:00〜16:30) 料金:境内無料 / 宝物館500円 アクセス:JR鹿島神宮駅から徒歩約10分
地図で見る →
02
鹿島スタジアム|聖地に来て、初めてわかることがある

鹿島スタジアム|聖地に来て、初めてわかることがある

サッカーファンじゃなくても、来る価値はある。

そう思ったのは、実際に中に入ったからだ。

収容人員40,728人。

スタジアムツアーは1,000円で参加できる。

ピッチレベルまで降りると、スタンドの傾斜が急すぎて少し怖い。

あの傾斜が、鹿島の「圧」を生み出している。

Jリーグで最多18回の優勝。

数字で知っていたけど、ここで改めて重みが違った。

ロッカールームも見学できる。

選手が実際に使っているスペースに立つと、

なぜか背筋が伸びた。

試合がある日は全然違う雰囲気だろう。

ツアーに来ていたおじさんが「試合の日はここが揺れるんだ」と教えてくれた。

スタジアムの外には鹿島アントラーズのグッズショップがある。

クラブの歴史パネルも展示されている。

これが想像以上に読み応えがあって、30分近く立って読んでしまった。

ツアーは事前予約推奨。

■ カシマサッカースタジアム 住所:茨城県鹿嶋市粟生2588 営業時間:スタジアムツアー 10:00〜15:00(要予約) 料金:ツアー参加費1,000円(中学生以下500円) アクセス:JR鹿島神宮駅からバスで約10分
地図で見る →
03
北浦|湖面が光る夕方に、何もしない時間を過ごした

北浦|湖面が光る夕方に、何もしない時間を過ごした

霞ヶ浦に次ぐ、茨城第2の湖。

面積35.2㎢。

でも有名じゃない分、観光客が少ない。

夕方4時頃に行った。

湖面がオレンジに染まっていて、静止した絵みたいだ。

釣り人が2〜3人いるだけ。

北浦は、バスフィッシングで全国的に有名な場所らしい。

地元の釣具屋のおじさんが教えてくれた。

週末になると県外から釣り人が来るという。

湖岸を少し歩くと、木造の小さな船着き場があった。

看板もなにもない。

でも、その錆びた木の感じが妙によかった。

スマホをしまいたくなる場所だ。

北浦周辺には「北浦温泉 ホテル北浦荘」がある。

日帰り入浴は600円から。

湖を見ながら入れる露天風呂があって、

鹿島神宮で歩き疲れた足に、ちょうどいい。

鹿嶋に来て、最後にここで夕日を見る。

その順番がいい。

■ 北浦 住所:茨城県行方市・鹿嶋市周辺 料金:無料(釣りは遊漁券要) アクセス:JR鹿島神宮駅から車で約20分 周辺施設:北浦温泉 ホテル北浦荘(日帰り入浴600円〜)
地図で見る →

モデルコース

Day Trip 8:00 鹿島神宮(参拝・奥宮)→ 11:00 スタジアムツアー → 13:00 周辺で昼食 → 15:00 北浦で夕日待ち → 17:30 帰路
1 Night 1日目:鹿島神宮をじっくり2時間 → スタジアムツアー → 北浦で夕日 → 湖畔宿に宿泊。2日目:早朝の神宮再訪(朝の空気が全然違う)→ 周辺の海岸・太平洋を望んで帰路
Travel Tips 鹿島神宮は朝が断然いい。 9時を過ぎると団体客が増える。 7〜8時台に着けると参道をほぼ独占できる。 スタジアムツアーは試合日程を事前確認。 試合のある日は非開催のことも多い。 北浦へは車がないと不便。レンタカーを借りるのがおすすめ。

鹿嶋への行き方

📍 Googleマップで見る
Access Time
出発地を選ぶと、ここに経路情報が表示されます
🚃 那覇から
地図で経路を見る 電車・バスで行く ✈️ 飛行機でのアクセスをおすすめします
🚃 宮古から
地図で経路を見る 電車・バスで行く ✈️ 飛行機でのアクセスをおすすめします
🚃 石垣から
地図で経路を見る 電車・バスで行く ✈️ 飛行機でのアクセスをおすすめします
鉄道 鹿島神宮駅へ


Travel Planning

旅先を1分で決めてみる?

どこ行こ?で旅先を探す →