柏島の風景
高知県

柏島

離島秘境

Photo by ブルーノ・プラス / Wikimedia Commons (CC BY 4.0)

離島ひとり旅向けカップル向け友達と高知に泊まるのがおすすめ離島の絶景海を眺める秘境感あり

海の透明度、日本一と言われている。 そんな言葉を聞いて、正直なめている。 でも足を踏み入れた瞬間、言葉を失った。 高知県の西の端、宿毛湾に浮かぶ小さな島。 陸とは橋でつながっているのに、明らかに空気が違う。 柏島はそういう場所だ。

高知県大月町の沖合に浮かぶ柏島は、透明度30メートルを誇る海が桟橋の上から肉眼で船底まで映し出す、息をのむ蒼の楽園だ。波打ち際に立てば、土佐の太陽を受けた潮風が肌をなでるように吹き抜ける。柏島海岸を囲むダイビングスポット群では、ウミガメやハンマーヘッドシャークが回遊する深みへと潜水士たちが静かに消えていく。離島ならではの濃い磯の香りと、満天の星が折り重なる夜は、都市の喧騒とはかけ離れた時間の流れを刻む。

Best Season
透明度のピークは梅雨明け直後の7月初旬〜9月。 特に台風の少ない7月中旬が狙い目。 混雑を避けるなら9月中旬以降が穴場だ。
Stay
1泊おすすめ ・2泊以上
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柏島のおすすめスポット

01
柏島海岸|水面の下に、別の世界が広がっている

柏島海岸|水面の下に、別の世界が広がっている

桟橋の端まで歩いた。

そこから下を覗き込んで、息が止まった。

水深3〜4メートルの海底が、くっきりと見える。

魚が泳いでいるのが、地上から肉眼でわかる。

これが日本の海なのか、と本気で疑った。

透明度は常時20〜30メートル以上。

条件がいい日は40メートルを超えるという。

シュノーケルだけ持っていけばよかったと後悔した。

海水の色は、深さによって変わる。

浅瀬は白っぽいエメラルド。

少し深くなると、濃いコバルトブルー。

その境界線が、はっきり見えるのが不思議だ。

8月に行ったが、海水温は28度ほど。

長時間入っていても寒くない。

ただ日差しが強烈で、午後2時の砂浜は素足で歩けない。

■ 柏島海岸 住所:高知県幡多郡大月町柏島 入場料:無料 駐車場:島内に有料駐車場あり(1日500円程度) ※シュノーケル・マスクのレンタルは島内ショップで可(1,000〜1,500円)
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02
ダイビングスポット群|深さ20メートルで、時間の感覚がなくなる

ダイビングスポット群|深さ20メートルで、時間の感覚がなくなる

柏島のダイビングスポットは、島の周囲に10か所以上ある。

その中でも「竜の浜」と「後浜」が特に有名だ。

ガイドに連れられて潜ったのは午前9時。

エントリーした瞬間、音が消えた。

陸の暑さも、観光客の声も、全部なくなった。

深度15メートルあたりでウミガメと遭遇した。

向こうはまったく怖がらない。

1メートルくらいまで近づいても、悠々と泳いでいた。

生息確認種は1000種以上とされている。

それは数字の話だが、潜ると実感する。

とにかく魚が多い。

種類がわからなくて、ガイドに聞き続けた。

体験ダイビングは1ダイブ約8,000〜12,000円。

ファンダイブのほうが当然自由がきく。

Cカード取得者なら、1日2ダイブで1万5千円前後のショップが多い。

予約は必須。繁忙期は1週間前でも埋まっている。

■ 柏島ダイビングスポット群 住所:高知県幡多郡大月町柏島周辺海域 体験ダイビング:8,000〜12,000円(1ダイブ) ファンダイブ:15,000円前後(2ダイブ) 営業:各ダイビングショップにより異なる(要予約) 主なショップ:Reef(リーフ)、BLUE SKY など
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03

島の夕暮れ|19時を過ぎたら、完全な静寂だ

昼間の柏島は賑わっている。

ダイバーが桟橋に集まり、レンタカーが島内を走る。

でも夕方を過ぎると、空気が一変した。

日没は19時ごろ。

宿毛湾に沈む太陽が、海面をオレンジに染める。

その色が透明な水に反射して、海全体が光るように見える。

島の人口は約400人。

コンビニは1軒もない。

夜ごはんを食べられる場所は、宿か民宿の食堂がほぼすべてだ。

泊まったのは素泊まり民宿で1泊4,500円。

夕食は宿の食堂で頼むと、鮮魚の刺身定食が1,200円。

その魚が、驚くほどうまかった。

夜は波の音だけが聞こえる。

電波は一部エリアで不安定になる。

スマホを置いて、真っ暗な空を見上げた。

星の数が、明らかに本土と違った。

■ 柏島の宿・食事 素泊まり民宿:4,000〜6,000円/泊(目安) 食事付き宿泊:7,000〜10,000円前後 コンビニ:島内になし(本土側・大月町市街で購入推奨) ※宿泊は繁忙期(7〜8月)1ヶ月前予約が目安
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モデルコース

Day Trip 8:00 宿毛ICから車で約1時間→9:00 柏島着・体験ダイビング(約3時間)→12:30 昼食→14:00 シュノーケル・海岸散策→16:30 島を出発
1 Night 1日目:午前ダイビング→午後シュノーケル→夕食(鮮魚定食)→島の夜を満喫。2日目:早朝の海を散歩→9:00 再びダイビングまたは素潜り→11:00 チェックアウト・帰路。透明度の高さは午前が圧倒的におすすめ。
Travel Tips 島内の駐車スペースは少ない。 繁忙期は橋を渡る手前の臨時駐車場に停めることになる場合も。 飲み物と日焼け止めは本土で調達しておくこと。 島内の自販機は数台しかない。 電波はdocomoが比較的安定している。

柏島への行き方

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