気仙沼の風景
宮城県

気仙沼

グルメ自然

三陸の海は、青くない。 もっと深くて、重くて、なんか怖い感じがする。 それでも気仙沼に来てしまうのは、あの匂いのせいだ。 潮と、魚と、煙の混ざった港の匂い。 東京にいるときは忘れているのに、降り立った瞬間に思い出す。 ああ、ここだと。

Best Season カツオが旬の6〜9月が一番活気がある。 早朝の港が特に熱い。 冬は人が少なく静かで、それはそれで悪くない。

気仙沼のおすすめスポット

01

気仙沼港|朝5時の港に、本物がある

朝4時半に目が覚めた。

宿のおじさんに「早朝の港は面白いよ」と言われていたから。

行ってよかった。

まだ暗いうちから、漁船が次々と戻ってくる。

サメ、カツオ、サンマ。

水揚げのスケールが違う。

気仙沼はサメの水揚げ量が日本一で、フカヒレの産地としても有名だ。

港の近くに「海の市」という複合施設がある。

朝7時から開いていて、新鮮な魚介を使った定食が食べられる。

カツオの漬け丼が850円。

これが信じられないくらいうまかった。

港沿いをただ歩くだけで、十分時間が溶けた。

復興した建物と、震災前から残る建物が混在している。

説明書きは読まなくていい。

空気を吸うだけで、ここで何があったかが伝わってくる。

■ 気仙沼港・海の市 住所:宮城県気仙沼市魚市場前2-1 営業時間:7:00〜17:00(店舗により異なる) 定休日:水曜日 入場無料(飲食・購入は別途)
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02

大島|フェリーで8分、別の時間が流れている

気仙沼港からフェリーに乗って8分。

2019年に橋が開通したけど、あえてフェリーに乗った。

片道260円。

島に着いた瞬間、音が変わった。

エンジン音も、人の声も、全部遠くなる。

大島は宮城県最大の離島だ。

レンタサイクルが1日1,500円で借りられる。

電動じゃないと後悔するので注意。

島内はアップダウンが激しい。

亀山という山の頂上まで登ると、太平洋が360度広がる。

天気がよければ牡鹿半島まで見える。

誰もいない。

平日の午前中に行ったのが正解だ。

島で食べたウニ丼が3,200円。

高いと思ったけど、食べたら黙った。

甘さが違う。

後悔するのは食べなかったほうだ。

橋ができてから観光客は増えたらしい。

それでもまだ、静かだ。

■ 大島(気仙沼大島) 住所:宮城県気仙沼市大島 フェリー:気仙沼港発 片道260円・所要約8分 レンタサイクル:1日1,500円〜(島内業者にて) 亀山展望台:無料(遊歩道あり・徒歩約40分)
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03

安波山展望台|夕方16時、ここに来ると決めている

気仙沼市街から歩いて30分ほど。

しんどい坂が続く。

途中で引き返そうか。

着いた。

気仙沼の町と港と、その奥の海が全部見える。

大島も見える。

船が動いているのが見える。

夕方16時ごろが一番よかった。

光が低くなって、海が金色に光り始める時間。

スマホで撮っても半分も伝わらない。

展望台自体は小さい。

ベンチが2脚あって、誰かが置いていったジュースの空き缶があった。

地元の人が普通に散歩で来る場所なんだ。

震災のとき、この山に逃げた人がたくさんいた。

案内板にそう書いてあった。

だから眺めが保護されてきた面もあるだ。

観光スポットとしてではなく、ただ座っていたい場所だ。

また来る理由ができる。

■ 安波山展望台 住所:宮城県気仙沼市安波山 入場料:無料 駐車場:あり(無料) 徒歩アクセス:気仙沼駅から約30〜40分 ※夜間の単独行動は足元注意
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モデルコース

Day Trip 5:00 気仙沼港散歩→7:00 海の市で朝食→9:00 フェリーで大島→13:00 大島でウニ丼→15:00 戻り→16:00 安波山展望台で夕景
1 Night 1日目:気仙沼港の朝市→海の市朝食→大島日帰り観光(亀山・ウニ丼)→市内の宿に宿泊。2日目:朝の港散歩→フカヒレラーメンで昼食→安波山展望台→帰路。宿は港そばの旅館が雰囲気あっておすすめ。
Travel Tips レンタカーがあると動きやすいが、港周辺は徒歩で十分。 大島のフェリーは本数が少ないので時刻表を事前に確認。 気仙沼のフカヒレは土産よりも現地で食べるほうが断然いい。 平日が空いていておすすめ。

気仙沼への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約4時間
水戸から 約4時間45分
前橋から 約5時間
高崎から 約5時間
甲府から 約5時間30分
航空 仙台空港へ
移動 気仙沼駅へ

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