新幹線を降りた瞬間、思ったより都会だ。 郡山は「東北の交差点」と呼ばれるだけあって、街に勢いがある。 でも少し足を伸ばせば、猪苗代湖も磐梯山も日帰りで行ける。 そのギャップがいい。 街と自然が、これだけ近い場所はなかなかない。
郡山のおすすめスポット
開成山公園|桜の季節、地元の人たちに混ざって歩く
観光客より地元の人の方が多い場所。
それが開成山公園の正体だ。
春になると約1000本の桜が咲く。
東北有数の桜の名所と言われているが、構えた感じが一切ない。
家族連れが弁当を広げて、犬を散歩させている人がいて、走っている人がいる。
普通の公園の延長線上に、ただ圧倒的な桜がある。
園内は無料で入れる。
広さは約18ヘクタール。
のんびり歩いて1時間ほど。
開成山大神宮の鳥居と桜が重なる場所があって、そこで思わず立ち止まった。
カメラを持ってきて正解だ。
夜間のライトアップは4月上旬に行われることが多い。
昼と表情がまるで違う。
時間があれば、両方見た方がいい。
猪苗代湖|「日本で4番目に大きい湖」より先に、その青さに驚く
郡山駅から車で約40分。
バスだと1時間ちょっとかかる。
それでも来てよかった。
湖面の色が想像と違った。
もっとくすんだ色を想像していたのに、空の青を映してはっきり青い。
透明度が高いせいで、水の中まで見える。
天鏡台という展望スポットに行った。
標高592メートルから見下ろすと、湖のスケールがやっと掴める。
磐梯山と湖を同時に収められるのはここだけだ。
湖畔にはカフェや食堂が数軒ある。
白鳥の湖(地元の人が呼ぶわけではないが)と並ぶ景色を見ながら、コーヒーを飲んだ。
気温は郡山市街より3〜5度低い。
夏でも薄手の上着は持っていくべきだ。
日帰りなら午前中に出発して、昼過ぎに到着する計画が現実的。
磐梯山|山頂まで行かなくても、十分すぎるくらいだ
標高1816メートル。
福島を代表する山だと知ってはいたが、実際に目の前にすると圧が違う。
ロープウェイで標高1326メートルまで上がれる。
片道所要時間は約8分。
そこから先は徒歩になるが、山頂を目指さなくても景色は十分だ。
ロープウェイを降りた場所から、桧原湖や小野川湖などの湖沼群が一望できる。
磐梯山噴火の跡にできた湖たちで、地図で見るより実際の方がずっと複雑な形をしている。
登山をするなら八方台登山口からのルートが初心者向け。
往復で約4〜5時間。
早朝に出発して、昼過ぎに下山するペースが理想的。
郡山からのアクセスは車が断然便利。
公共交通だと猪苗代駅からバスやタクシーを組み合わせることになる。
10月の紅葉の時期に来た人が羨ましかった。
次は絶対その季節に来る。