枕崎の風景
鹿児島県

枕崎

グルメ自然

鹿児島市内から車で1時間半。 道が細くなるにつれて、空が広くなっていく。 枕崎は、終着点という言葉がよく似合う街だ。 本土最南端の鉄道駅があって、カツオがある。 派手な観光地じゃない。 でも、来た人はなぜかまた来たくなる。 そういう場所だ。

Best Season 春(3〜5月)はカツオの初漁シーズンで港が活気づく。 秋(10〜11月)は空気が澄んで開聞岳がくっきり見える。 夏は日差しが強烈なので、早朝か夕方に動くのが正解。

枕崎のおすすめスポット

01

枕崎港|朝5時、カツオの街が目を覚ます

朝5時に港へ行った。

まだ暗いのに、もう人がいた。

水揚げされたカツオが、次々とセリにかけられていく。

声が飛んで、数字が動いて、魚が消えていく。

あの速さは、見ていて息を呑む。

昼になると、港沿いの食堂が開き始める。

「かつおセンター」でカツオの刺身定食を食べた。

1,200円。

東京で食べるものと、全然違う。

脂じゃなくて、旨みがある。

そういう味だ。

港から見える開聞岳が、ここでは絵みたいに見える。

天気が良ければ、水面に映ることもある。

何も知らずに来て、こんな景色があるとは思わない。

枕崎港は、朝が一番いい。

早起きして、絶対に損はない。

■ 枕崎港 住所:鹿児島県枕崎市松之尾町 入場:無料 水揚げ見学:早朝5時〜6時頃(時期により異なる) 食堂営業:11時〜14時頃(店舗による)
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02

火之神公園|ここにこんな場所があったのか、と思う

正直、期待していない。

公園、という言葉から想像するものとは全然違った。

駐車場から歩いて数分。

突然、海と岩と空だけになる。

高さ30メートルを超える奇岩「立神岩」が、海からそのまま突き出ている。

説明がなくても、ただそこに立つだけで圧倒される。

天気が良かった日、開聞岳がくっきり見える。

薩摩富士と呼ばれているのが、ここから見るとよくわかる。

写真を何十枚と撮ったけど、全部あの感動には届かない。

夕方16時過ぎに行くのがいい。

西日が岩を照らす時間帯、色が全部変わる。

観光客もほとんどいない。

静かで、風が強くて、遠くに漁船が見える。

こういう景色に、人はお金を払えない。

ただ、ここに来るしかない。

■ 火之神公園 住所:鹿児島県枕崎市火之神岬町 入場:無料 駐車場:あり(無料) 営業時間:特になし(日の出〜日没が安全)
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03

薩摩酒造花渡川蒸溜所|焼酎のことを、何も知らなかったと気づく場所

「明治蔵」という名前で知られている蒸溜所だ。

1910年創業、明治時代の蔵がそのまま残っている。

見学は無料で、所要時間は40分ほど。

蒸気が立ち込める仕込み室に入った瞬間、芋の甘い香りに包まれた。

これが焼酎か。

飲んで知るのと、作る場所で知るのとでは、全然違う。

試飲コーナーでは「さつま白波」を飲んだ。

工場でしか買えない原酒が1杯200円で出てくる。

アルコール度数が高いのに、不思議と飲みやすかった。

売店も充実していて、限定ラベルのボトルが並んでいる。

ここでしか買えないものがあると知ったら、手ぶらでは帰れない。

酒が好きじゃない人でも、この空間は面白い。

蔵の古さと、今も動いている現場の熱が混ざっている。

そういう場所だ。

■ 薩摩酒造 花渡川蒸溜所「明治蔵」 住所:鹿児島県枕崎市立神本町26 見学:無料(要予約の場合あり・要確認) 営業時間:9:00〜17:00 定休日:年末年始 TEL:0993-72-1231
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モデルコース

Day Trip 5:00 枕崎港で水揚げ見学 → 朝食(港の食堂)→ 10:00 火之神公園 → 13:00 カツオ定食 → 15:00 薩摩酒造見学・試飲 → 17:00 帰路
1 Night 1日目:枕崎港早朝見学 → 火之神公園(夕景)→ 地元の宿泊施設で枕崎の魚料理。 2日目:薩摩酒造見学 → 枕崎駅(最南端の始発駅)周辺散策 → 鹿児島市内または指宿へ移動。
Travel Tips 鹿児島市内からは国道226号線沿いのドライブが気持ちいい。 枕崎駅はJR指宿枕崎線の終点。 鉄道旅なら指宿から来るルートもある。 カツオの旬は春(3〜5月)と秋(9〜11月)。 この時期に合わせると、港が一番活気づく。

枕崎への行き方

ICカード利用可
Access Time
福岡から 約2時間40分
下関から 約3時間10分
佐賀から 約3時間10分
大分から 約3時間40分
別府から 約3時間50分
鉄道 枕崎駅へ

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