神奈川県

真鶴

自然街歩き

東京から電車で90分。 そんな近さなのに、真鶴は別の時間が流れている。 石畳の路地、漁師の声、磯の匂い。 リゾートでも観光地でもない、ただそこに暮らしがある町。 それが、なぜか何度も足を向けさせる。

Best Season 9月〜11月が一番好きだ。 混雑が減って、光が柔らかくなる。 真夏は海水浴客で琴ヶ浜が混む。 冬の岬は風が強いが、透明度が上がって海の色が変わる。

真鶴のおすすめスポット

01

真鶴岬|半島の先端で、海に飲み込まれそうになった

バスを降りて、松林の中を10分ほど歩く。

観光客の声が遠くなっていく。

足元は砂利と松葉で、ひんやりしている。

そして突然、視界が開ける。

眼下に広がるのは相模湾。

水平線の向こうに初島、伊豆半島。

晴れた日は大島まで見える。

岬の先端には三ツ石が見える。

ここから眺めるか、海岸まで降りるか。

欲張って両方行った。

夕方近くに来ると、光の色が変わる。

空がオレンジになって、海が金色になる瞬間がある。

そこに人がいない。

贅沢だ。

岬周辺は「ケープ真鶴」という施設があるが、目当ては展望台の端っこ。

フェンス越しに風を受けながら立つ、それだけでよかった。

■ 真鶴岬 住所:神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1175付近 入場料:無料(ケープ真鶴内施設は別途) アクセス:真鶴駅からバス約10分「ケープ真鶴」下車、徒歩5分 駐車場:あり(有料)
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02

三ツ石海岸|干潮の時間だけ、渡れる岩がある

これを知らずに行ったら、ただの岩だだ。

干潮のタイミングに合わせると、岩まで歩いて渡れる。

その道を「トンボロ現象」と呼ぶらしい。

潮が引いた砂の道が、水に挟まれてできあがる。

朝8時ごろ、人がまだほとんどいない。

長靴を借りるか、裸足で行くか迷って、裸足にした。

冷たかった。でも気持ちよかった。

岩の上に立つと、真鶴半島が正面に見える。

来た方向を振り返ると、こんな距離を歩いてきたのかと驚く。

注意が必要なのは時間だ。

干潮の前後2時間くらいが目安。

潮位表を事前に調べておかないと、渡れない。

失敗した人を見た。岸で眺めているだけだ。

悔しそうだ。

三ツ石は神奈川県の天然記念物にもなっている。

それより、あの砂の道を歩いた感触の方を覚えている。

■ 三ツ石海岸 住所:神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴 入場料:無料 アクセス:真鶴駅からバス約10分「ケープ真鶴」下車、徒歩15分 ※干潮時のみ岩まで渡れる。事前に潮位表の確認を。
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03

琴ヶ浜|石が鳴く浜辺で、しばらく動けない

砂浜ではない。

丸い石が敷き詰められた、珍しい浜だ。

歩くたびに、カラカラと音がする。

石と石がぶつかる、その音が浜全体に響く。

波が引くたびに、石が動いて鳴く。

「琴ヶ浜」という名前の意味が、立ってみて初めてわかった。

午後2時ごろに行った。

観光客は数人しかいない。

みんな黙って座っている。

石の上に腰を下ろして、波の音と石の音だけを聞いた。

30分は動かない。

浜辺の石を持ち帰ってはいけない。

看板に書いてあった。

でも写真は撮った。

何枚撮っても、あの音だけは写らない。

夏は海水浴場になるが、9月以降は人が減る。

静かな琴ヶ浜を歩きたいなら、秋がいい。

石の色が変わって見える。

■ 琴ヶ浜 住所:神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴 入場料:無料 アクセス:真鶴駅から徒歩約20分、またはバス「琴ヶ浜」下車すぐ ※夏季は海水浴場として開放(有料区画あり)
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モデルコース

Day Trip 真鶴駅着9:00 → 琴ヶ浜(30分)→ 三ツ石海岸(干潮に合わせて1時間)→ 町歩き・昼食(1時間)→ 真鶴岬・展望台(1時間)→ 真鶴駅16:00発
1 Night 1日目:真鶴駅着14:00 → 三ツ石海岸(干潮狙い)→ 真鶴岬で夕日 → 漁師宿か民宿泊。2日目:朝の琴ヶ浜 → 魚座で朝食か地魚丼 → 石畳の旧市街を散策 → 真鶴駅12:00発
Travel Tips 真鶴駅前にレンタサイクルがある。電動で1日1,500円ほど。 坂が多い町なので電動がおすすめ。 三ツ石は必ず潮位表を調べてから行くこと。 地魚を出す食堂は11時には並び始めることもある。

真鶴への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約1時間30分
水戸から 約2時間15分
前橋から 約2時間30分
高崎から 約2時間30分
甲府から 約3時間
鉄道 真鶴駅へ

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