高松港からフェリーで20分。 たどり着いた島に、鬼がいた。 モアイもいた。 海は、透き通っている。 女木島は、不思議がぎゅっと詰まっている。 派手な観光地じゃない。 でも、一度来たら忘れられない。 そういう島だ。
女木島のおすすめスポット
鬼ヶ島大洞窟|暗闇の中で、桃太郎の話がリアルになる
島の頂上付近に、洞窟の入口がある。
バスで山道を上ること約10分。
着いた瞬間、空気が変わった。
入場料は700円。
洞窟の全長は400メートルほど。
でも、数字じゃ伝わらない。
中に入ると、まず寒い。
夏でも15度前後。
半袖で来たのを少し後悔した。
薄暗い通路を進むと、鬼の人形が現れる。
怖いというより、どこかユーモラス。
でも、岩の圧迫感は本物だ。
「本当にここに鬼がいたのかも」
そう思わせる何かが、洞窟にはあった。
子どもは大喜びする。
大人は、少しだけ童心に戻れる。
そういう場所だ。
出口に出たとき、瀬戸内の青が飛び込んできる。
その景色が、また良かった。
モアイ像|瀬戸内海を見つめる、チリからの贈りもの
港に降りたとき、最初に目に入ってくる。
モアイ像が、海の向こうを見ている。
なぜここに?
そう思う人は多いはず。
1996年のNHK大河ドラマのロケ地として建てられたものが残っている。
像の高さは約2メートル。
数は7体。
真剣に見ると、なかなか迫力がある。
イースター島のレプリカとはいえ、存在感が違う。
背後に広がる瀬戸内の海が、妙に似合っている。
ここで写真を撮る人が多い。
順番待ちになることもある。
朝イチで来ると、ほぼ独り占めだ。
観光スポットとして大げさに構える場所じゃない。
でも、港を降りて5分でこれに会えるのは、女木島らしい。
しれっとそこにいる。
そのさりげなさが、この島に合っている。
女木島海水浴場|透明度が、ずるい
港から歩いて5分もかからない。
そこに、砂浜があった。
海の色を見た瞬間、荷物を置いて入りたくなった。
透明度がとにかく高い。
足元の砂が、水中でもはっきり見える。
7月〜8月はシーズン真っ盛り。
それでも、本土のビーチほど混まない。
離島という距離が、人をふるいにかけている。
海の家は数軒。
シャワーもある(有料・200円程度)。
最低限の設備で、十分だ。
水温は夏場で28度前後。
波は穏やか。
子どもと一緒でも安心して泳げる。
個人的に一番よかったのは夕方だ。
人が減って、海が静かになる。
光がオレンジに変わって、水面がきらきらする。
そのまま30分、何もせず座っている。
それだけで、来た甲斐があった。
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女木島への行き方
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