御蔵島の風景
東京都

御蔵島

自然イルカ秘境

東京から船で8時間。 たどり着くのに、それだけかかる。 それでも行きたくなる島が、御蔵島だ。 港に降りた瞬間、空気が違う。 緑の濃さが、東京とは別次元。 そしてここには、野生のイルカがいる。 本当に、海の中に。

Best Season 5月〜9月がベスト。 イルカは通年いるが、海に入れるのは水温が上がる初夏から。 梅雨明け直後の7月が、透明度も高く一番よかった。

御蔵島のおすすめスポット

01

御蔵島港|着いた瞬間から、もう別の時間が流れている

竹芝桟橋を夜11時に出て、朝7時過ぎに着く。

そのくらい遠い。

波が高いと接岸できない。

欠航率は伊豆諸島でも屈指の高さで、30〜40%という年もある。

だから「行けたらラッキー」くらいの気持ちで予約した。

港はこぢんまりしている。

コンビニもない。

自販機が数台あるだけ。

でも、それがいい。

島全体の人口は約300人。

観光客の受け入れ数も、1日あたり制限がある。

これだけの自然を守るために、わざと来にくくしているんだ。

港から宿まで、島の人が軽トラで迎えに来てくれた。

「今日はイルカ、よく出てるよ」

その一言だけで、全部の疲れが吹き飛んだ。

■ 御蔵島港 住所:東京都御蔵島村 竹芝桟橋発の東海汽船を利用(約8時間) 運賃:2等寝台 約6,000円〜 ※ 欠航が多いため、帰りの便は余裕を持って確保すること
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02

イルカウォッチング|水面下30cmに、本物がいた

ツアーは朝7時スタート。

料金は1人8,000〜10,000円。

高い。

海に入るまでは。

ボートで10分も走ると、もういる。

背びれが、ざっと10頭分くらい見える。

シュノーケルをつけて海に入る。

透明度が高くて、底まで見える。

そこに、ミナミハンドウイルカが泳いできる。

距離、30cmくらい。

目が合った気がした。

向こうはこちらを気にしていない。

ただ、自分たちのペースで泳いでいる。

じっとしていると、寄ってくる。

追いかけると、離れていく。

そういうルールを体で覚えた。

ウォッチングではなく、共存、という感じだ。

あの感覚は、写真では絶対に伝わらない。

水の中でしか、わからない。

■ イルカウォッチング(ドルフィンスイム) 料金:8,000〜10,000円程度(ツアー会社による) 開催時期:4月〜11月頃 所要時間:約2〜3時間 ※ 事前予約必須。島の宿泊施設経由での申し込みが多い ※ 悪天候・イルカの状況により中止になる場合あり
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03

ハイキングコース|苔と水と、深い緑の中へ

御蔵島の山は、ガイド同行必須。

ひとりでは立ち入れないエリアがほとんどだ。

それも、自然保護のため。

ガイド料金は半日で4,000〜6,000円。

それに見合う森だ。

登り始めてすぐ、空気が変わる。

湿度が上がって、足元に苔が増えてくる。

アカコッコという、御蔵島固有の鳥の声が聞こえる。

標高は最高点で851m。

山頂を目指すコースは約5時間。

体力に自信がなければ、中腹の滝コースもある。

滝の前で少し立ち止まった。

水の音しかしない。

風も、人の声も、何も聞こえない。

東京から来たという実感が、ここで初めて消えた。

森が静かすぎて、逆に怖いくらいだ。

でも、その怖さが心地よかった。

■ ハイキングコース(ガイドツアー) 料金:半日 4,000〜6,000円、1日 8,000〜10,000円程度 所要時間:半日コース約3〜4時間、1日コース約5〜6時間 ※ ガイドなしでの山中立入禁止 ※ 登山届・ガイド申込は宿泊施設経由が一般的
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モデルコース

Day Trip 日帰りは現実的ではない。船が欠航するリスクもある。最低でも1泊、できれば2泊で計画することを強くすすめる。
1 Night 1日目:竹芝発深夜便→早朝着→イルカスイム(午前)→港周辺で昼食→ハイキング半日コース(午後)→宿泊。2日目:早朝イルカスイム→昼の船で帰路。この流れがベスト。
Travel Tips 宿は島に数軒しかない。 繁忙期はすぐ埋まる。 3ヶ月前には予約したい。 現金しか使えない店が多い。 ATMは郵便局のみ。 多めに持っていくこと。 欠航したら、そのまま島に残れる気持ちで行くのが正解。

御蔵島への行き方

Access Time
東京から 約5時間
大阪から 約8時間20分
名古屋から 約8時間35分
高松から 約10時間
福岡から 約10時間50分
御蔵島港

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