佐田岬の佐田岬灯台
愛媛県

佐田岬

自然海秘境

Photo by melvil / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

自然と過ごす1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と海を眺める秘境感あり

本州の端っこ、四国の端っこ。 そのさらに先まで行きたくなることがある。 三崎(佐田岬)は、愛媛県の細長い半島の、文字通りの突端だ。 松山から車で2時間以上。 たどり着いた先に広がるのは、瀬戸内と宇和海が交わる青と、風と、誰もいない時間だ。

四国の最西端にあたる細長い半島だ。尾根には風車が並んで回っている。佐田岬灯台へは駐車場から尾根道を片道約20分歩く。断崖の上に白い灯台が立ち、豊後水道の向こうに九州の山影が見える。三崎港からは大分の佐賀関へフェリーが出ていて、豊後水道を渡って九州へ抜けられる。伊方原子力発電所展示館は入館無料で、立ち寄って学べる。灯台への道は夏でも風が強いので、羽織るものを一枚持ちたい。半島には集落と段々畑が点在する。道は細い。八幡浜駅からバスで約1時間。

Best Season
春(4〜5月)と秋(10〜11月)が歩きやすい。 夏は灯台への道が暑くきつい。 冬は風が強烈で、晴れていても体感温度が低い。 空気が澄む秋、九州の山がいちばんくっきり見える。
Stay
1泊おすすめ
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佐田岬のおすすめスポット

01
佐田岬の佐田岬灯台|日本一細長い半島の、いちばん遠い場所へ
melvil / CC BY-SA 4.0

佐田岬灯台|日本一細長い半島の、いちばん遠い場所へ

駐車場から灯台まで、片道約20分の山道を歩く。

アップダウンがあって、けっこうきつい。

夏は汗だくになる。

それでも足を止めたくない。

道の途中、木々が開けた瞬間があった。

左に宇和海、右に瀬戸内海。

両方がいっぺんに見える場所がある。

そこで5分、ただ突っ立っている。

灯台自体は白くて小さい。

1918年初点灯。高さ18メートル。

でも、その向こうに広がる大分の山々のシルエットが、妙にリアルで驚いた。

晴れていれば九州が見える距離感。

ここが日本の西の端に近いということを、体で理解する。

人が少ない。

平日の午前中、すれ違ったのは3組だけだ。

静かすぎて、波音と風の音だけが耳に残る。

そういう場所だ。

■ 佐田岬灯台 住所:愛媛県西宇和郡伊方町三崎 料金:無料(灯台外観のみ) 駐車場から徒歩約20分(片道) ※ 遊歩道は舗装されていない箇所あり。歩きやすい靴必須
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02

三崎港|フェリーと猫と、半島の終着点の朝

三崎港は、佐賀関(大分)行きのフェリーが出る港だ。

所要時間は約70分。

四国から九州へ、最短で渡れるルートとして地元の人が使う。

観光地っぽさが全然ない。

それがよかった。

朝7時台のフェリー出航に合わせて港に行った。

作業着の人が数人、タバコを吸いながら乗船を待っている。

漁船が横に停まっている。

猫が2匹、桟橋の端で丸くなっている。

港の食堂で食べた「じゃこ天定食」が850円。

地元の人しかいない店で、じゃこ天は分厚くて、出汁がしっかり効いた味噌汁がついてきた。

旅の目的地に設定する人は少ない。

でも、ここでしか見られない時間がある。

通過点ではなく、終着点として来てみると、港の空気がまるで違って見える。

■ 三崎港(国道九四フェリー) 住所:愛媛県西宇和郡伊方町三崎1445 三崎〜佐賀関(大分):所要約70分 料金:大人1,100円〜(車両別途) 運航本数:1日8〜9便程度(季節により変動) 公式サイトで時刻表要確認
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03

伊方原子力発電所展示館|原発の隣で、エネルギーのことを考えた

正直、ここに入るか迷った。

旅行中に原発の展示館に行く人はあまりいない。

入館料は無料だ。

スタッフが2人いて、「どうぞ」と丁寧に案内してくれた。

展示は、原子力の仕組み、発電の歴史、伊方発電所の概要、地域との共生。

PR施設ではあるから、もちろん批判的な視点はない。

それはわかった上で見た。

印象に残ったのは、地元の漁師さんへのインタビュー映像だ。

複雑な表情で話している。

簡単に「賛成」とも「反対」とも言っていない。

その複雑さが、リアルだ。

半島の突端まで来て、あの青い海のそばに建物がある。

それを自分の目で見て、展示を読んで、初めて考えが動いた。

知っているようで、知らない。

そういう場所だ。

滞在時間は約40分。

■ 伊方原子力発電所展示館(愛称:ピーアールセンター) 住所:愛媛県西宇和郡伊方町九町越2-1 料金:無料 営業時間:9:00〜17:00 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 お問い合わせ:0894-39-0028
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モデルコース

Day Trip 松山IC発(7:00)→ 三崎港で朝食(10:00)→ 佐田岬灯台ハイキング(11:00〜13:00)→ 伊方原発展示館(14:00)→ 松山帰着(17:00頃)
1 Night 1日目:松山発 → 伊方原発展示館 → 三崎泊(民宿で鯛めし)。2日目:早朝に三崎港の朝を見る → 佐田岬灯台ハイキング → 九州へフェリーで渡るか、松山へ戻るか。フェリーで大分入りする旅程もおもしろい。
Travel Tips 半島の道は細い場所が多い。 すれ違いが難しい区間もある。 対向車に注意。 灯台への遊歩道は夏でも風が強い。 羽織るものを一枚持っていくといい。 売店や自販機は少ないので、飲み物と軽食は事前に準備を。

佐田岬への行き方

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Parking
佐田岬灯台 駐車場から徒歩約20分(片道)
佐田岬灯台 駐車場から尾根道を片道約20分
佐田岬灯台へは駐車場から尾根道を片道約20分歩く
航空 松山空港へ
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移動 三崎港へ

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