東京から90分もかからない。 なのに、着いた瞬間に空気が変わる。 潮の匂い、遠くで鳴く鳥、水平線まで続く青。 三浦は「ちょっと遠い海」じゃない。 本物の漁師町と、荒削りな自然が、 そのまま残っている場所だ。
三浦のおすすめスポット
城ヶ島|橋を渡った先に、別の時間が流れている
城ヶ島大橋を渡ると、景色ががらっと変わった。
観光地っぽさがない。
岩場に打ちつける波、削られた崖、飛び交うウミウ。
ここは神奈川で一番大きな自然島だと後から知った。
馬の背洞門まで歩いて約20分。
道は整備されているようで、ところどころ岩がむき出し。
スニーカーじゃないと正直きつい。
洞門の前に立ったとき、思わず声が出た。
波に削られた岩のアーチ。
その隙間から海が見える。
何万年もかけてできた形が、そこにある。
夕方に再び訪れたら、夕日で岩が赤く染まっている。
朝と夕方、顔が全然違う島だ。
島を一周するのに2〜3時間。
急がなくていい場所だ。
三崎港まぐろ|11時前に並んで、正解だ
三崎港といえばまぐろ。
わかっていたけど、実際に食べると違う。
港の近くにある食堂に入ったのは10時50分。
開店は11時なのに、すでに5組が並んでいた。
頼んだのはまぐろ定食、1,800円。
赤身、中とろ、ねぎとろ、まぐろ煮。
ぜんぶまぐろ。
それでまったく飽きないのが不思議だ。
中とろがとにかく柔らかい。
箸でつまむと、ほどけそうなくらい。
醤油をつけすぎると、逆にもったいない。
三崎港にはまぐろ料理の店が数十軒ある。
週末の人気店は12時には満席になる。
早めに動くのが鉄則。
お土産にまぐろのテールを買った。
300円だ。
あの値段でいいのかと思うほど、身がついている。
三浦海岸|2月に来ると、桜と菜の花が同時に咲いている
夏の海水浴場というイメージを持っている。
完全に覆された。
2月上旬に訪れたら、河津桜が咲いている。
三浦海岸駅から海岸沿いに約1kmにわたって並ぶ桜並木。
その足元に、黄色い菜の花。
ピンクと黄色が同時にある風景は、春の先取りというより、
もうそこだけ春だ。
混んでいるかと思ったら、午前中は意外と人が少ない。
10時前に着いたら、桜並木をほぼ独占状態で歩けた。
夏の三浦海岸も捨てがたい。
砂浜は白くてきめが細かい。
湘南に比べて人が少ない分、ゆっくり過ごせる。
海岸沿いの道を歩いて城ヶ島方面へ向かうと、
途中でスイカ畑が見える。
三浦はスイカも名産だと、そこで気づいた。
知らずに来て、知ることが増えていく。
そういう旅だ。
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三浦への行き方
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