高知県

中土佐

グルメ

高知の海沿いをひたすら西へ走る。 どこかで曲がる必要がある、と思い始めた頃に着く。 そこが中土佐、久礼。 漁師町の朝は早い。 市場の軒先でカツオを頬張る。 醤油も薬味もいらない。 そういう場所が、まだ日本にある。

Best Season カツオの旬は春(3〜5月)と秋(9〜10月)の2回。 仁淀川の透明度は晴れが続いた夏〜秋が特に高い。 混雑を避けるなら平日の秋がベスト。

中土佐のおすすめスポット

01

久礼大正市場|朝8時、カツオが裸で並んでいる

市場、と聞いてイメージするものとは少し違う。

アーケードの下に、10軒ほどの店が並ぶだけ。

観光客向けの演出は何もない。

地元のおばちゃんが、普通に魚を売っている。

カツオの一本釣りで有名な久礼。

水揚げされたばかりのカツオは、身の色が違う。

赤というより、深い紅色。

切り身を1切れ200円で買って、その場で食べた。

塩だけで出てきた。

それで十分だ。

むしろそれしかいらない。

朝9時を過ぎると、いい魚からなくなっていく。

8時台に着くのが正解。

お土産に塩カツオを買った。

1本1,500円くらい。

帰ってからも、あの味のことを考えた。

■ 久礼大正市場 住所:高知県高岡郡中土佐町久礼6372 営業時間:8:00〜12:00ごろ(店舗により異なる) 定休日:不定休 入場料:無料 アクセス:土讃線「土佐久礼駅」から徒歩約5分
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02

久礼八幡宮|急な石段の先に、海が見える

市場から歩いて5分もかからない。

でも観光で来る人は少ない印象だ。

石段が急だ。

数えたら70段以上あった。

息を切らして上りきると、鳥居の向こうに海が広がった。

太平洋がそこにあった。

防波堤も高層ビルも何もない。

水平線がまっすぐ続いている。

ここは漁師の町の神社だから、海の神様を祀っている。

カツオ漁の安全を祈って、地元の人たちが昔から通ってきた場所。

そういう話を、境内で会ったおじさんが教えてくれた。

観光スポットというより、生活の中の神社。

それが逆によかった。

夕方、また来た。

夕日が海に落ちていくのを、石段の途中で見た。

30分くらいそこにいた。

■ 久礼八幡宮 住所:高知県高岡郡中土佐町久礼6533 参拝時間:自由 入場料:無料 アクセス:土讃線「土佐久礼駅」から徒歩約7分
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03

仁淀川|透明すぎて、底まで見える

中土佐から車で北へ40分ほど走ると、仁淀川にたどり着く。

「仁淀ブルー」という言葉は知っている。

正直、少し大げさだ。

着いた瞬間、そういう考えは消えた。

水の色が、青というより光だ。

透明度が高すぎて、川の底の石まで全部見える。

深さ2メートル以上あるのに。

名越屋沈下橋という橋の上で、しばらく動けない。

橋の幅は車1台分しかない。

欄干もない。

川が増水すると沈む設計だから、沈下橋という。

観光客は数人いたが、みんな静かだ。

誰も大声を出さない。

そういう空気にさせる川だ。

夏に来ると、川遊びができる。

でも秋の仁淀川も悪くない。

色がより深くなる気がした。

■ 仁淀川(名越屋沈下橋) 住所:高知県吾川郡いの町鹿敷 入場料:無料 アクセス:中土佐町久礼から車で約40分 駐車場:近くに無料スペースあり(数台) ※増水時は通行不可
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モデルコース

Day Trip 8:00 久礼大正市場でカツオ → 10:00 久礼八幡宮 → 11:30 海沿いで昼食 → 13:30 仁淀川・名越屋沈下橋 → 16:00 帰路
1 Night 【1日目】8:00 久礼大正市場 → 10:00 久礼八幡宮 → 昼食・久礼の食堂でカツオ定食 → 仁淀川で川遊びまたは散策 → 久礼の宿に宿泊 【2日目】朝市で朝食 → 周辺の漁港・海岸を散歩 → 塩カツオをお土産に帰路
Travel Tips 久礼大正市場は午前中で閉まる店が多い。 遅くとも9時には着きたい。 仁淀川は増水後は水が濁ることがある。 晴れた日の午前中が一番色が出る。 久礼の駐車場は市場近くに無料あり。

中土佐への行き方

ICカード利用可
Access Time
高松から 約2時間10分
大阪から 約3時間40分
福岡から 約4時間10分
下関から 約4時間40分
佐賀から 約4時間40分
鉄道 土佐久礼駅へ

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