青森県

浪岡

歴史グルメ

青森市から車で30分。 そこに、静かすぎるくらい静かな町がある。 りんご畑が延々と続いて、空が広い。 観光地っぽさが、ほとんどない。 だからこそ、妙に気になった。 浪岡は、知る人だけが来る場所だ。

Best Season りんごが色づく10月が断然おもしろい。 ねぷたを見るなら8月上旬に合わせる。 城跡は新緑の5月も静かでいい。

浪岡のおすすめスポット

01

浪岡城跡|草の中に、戦国時代が眠っている

駐車場に車を止めて、歩き始める。

案内板がある。整備された芝がある。

でも人が、誰もいない。

浪岡城は15世紀に北畠氏が築いた城。

1578年に落城するまで、約100年続いた。

その跡が、今も土塁として残っている。

高さ3〜4メートルの土の壁が連なる。

コンクリートじゃない。石垣でもない。

ただの「土」が、500年前の形のまま残っている。

それが、なぜかすごく怖かった。

整備はされているけど、派手さは皆無。

売店もない。自販機もない。

入場料は無料。

だからか、余計に「本物感」がある。

晴れた日は、岩木山が遠くに見える。

その構図だけで、30分は動けなくなる。

■ 浪岡城跡 住所:青森県青森市浪岡岡田 料金:無料 見学自由(日没までが目安) 駐車場:あり(無料) アクセス:JR浪岡駅から徒歩約15分
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02

りんご畑|10月の浪岡は、赤だらけだ

浪岡はりんごの産地として知られている。

とはいっても、正直なめている。

「畑があるんでしょ」くらいの気持ちで行った。

10月上旬、車で走り始めた瞬間に声が出た。

道の両側、ずっとりんごの木が続く。

赤い実が鈴なりで、枝が地面に向かって垂れている。

量が、想像の3倍くらいあった。

農産物直売所「なみおか夢いちご農園」に立ち寄った。

地元の農家が持ち込んだりんごが箱で並んでいる。

「ふじ」「王林」「こうとく」「北斗」。

品種の多さに戸惑う。

試食させてもらった「こうとく」という品種。

蜜が入りすぎていて、甘さが怖いレベルだ。

1袋5〜6個入りで300円台のものもある。

送料を払って送って正解だ。

りんご畑の中の農道を、ゆっくり歩いてみた。

誰もいない。においがいい。

これだけで来た価値があった。

■ なみおか夢いちご農園(産直施設) 住所:青森県青森市浪岡女鹿沢字野尻 営業時間:9:00〜17:00(季節により変動) 定休日:冬季休業あり りんごの最盛期:9月下旬〜11月 りんご狩り体験:農園により1人600円〜
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03

浪岡ねぷた|小さな祭りの、本気を見た

青森のねぷたといえば、青森市か弘前が有名。

浪岡のねぷたを知っている人は少ない。

正直、地元の人に教えてもらうまで知らない。

毎年8月上旬、浪岡の中心部で行われる。

規模は大きくない。

でも、その分だけ近い。

扇型の大きなねぷたが、ゆっくり動く。

太鼓の音が体に響く。

距離が近いから、絵師の筆使いまで見える。

武将の顔の迫力が、すごかった。

沿道に椅子を並べている地元のおじさんたちが、

「そこ座っていいよ」と声をかけてくれた。

観光客を「見せる相手」ではなく、

「一緒に楽しむ人」として扱ってくれる空気があった。

祭りが終わった後、屋台でいかの串焼きを食べた。

400円。うまかった。

そのまま2時間くらい、その場所にいた。

■ 浪岡ねぷた 開催時期:毎年8月上旬(例年8月4日〜5日前後) 場所:青森市浪岡中心部 観覧無料 アクセス:JR浪岡駅から徒歩圏内 ※開催日時は年により変動。青森市観光課に要確認
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モデルコース

Day Trip 9:00 浪岡城跡→11:00 りんご畑・産直で買い物→12:30 浪岡駅周辺で昼食→14:00 城跡周辺を散策して帰路。全行程で約6時間。
1 Night 1日目:浪岡城跡→りんご畑散策→弘前市内に宿泊。2日目:早朝の畑を歩く→産直でりんご購入→浪岡ねぷた(8月開催時)→帰路。りんごの季節と祭りが重なる8月が理想。
Travel Tips りんご直売は現金のみの農家が多い。 小銭と千円札を多めに持って行くといい。 浪岡城跡は夏の午前中が歩きやすい。 虫よけスプレーは必須。 駅前に飲食店は少ないので、昼食は事前に調べておくこと。

浪岡への行き方

ICカード利用可
Access Time
aomoriから 約20分
東京から 約3時間50分
水戸から 約4時間35分
前橋から 約4時間50分
高崎から 約4時間50分
鉄道 浪岡駅へ

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