成田の風景
千葉県

成田

寺社歴史街歩き

成田といえば空港。 そう思っていた時期が、長かった。 でも一度だけ、乗り継ぎ待ちで街に出てみた。 そこに広がっていたのは、1000年以上続く参道と、 醤油と鰻の匂いが混ざった、妙に落ち着く路地だ。 空港から電車でたった10分。 こんな場所が、すぐそこにあったのか。

Best Season 3月中旬〜4月上旬が梅と桜の見頃。 5月の新緑と9月の彼岸花も見ごたえがある。 正月三が日は全国屈指の混雑になるため、覚悟が必要。

成田のおすすめスポット

01

成田山新勝寺|石段を上るたびに、時代が変わっていく

仁王門をくぐった瞬間、空気が変わった。

観光地のざわめきが、すっと引く感じ。

創建は940年。

1000年以上、同じ場所で人を迎えてきた場所だと、足が自然と止まる。

大本堂の前には、常に線香の煙が漂っている。

参拝客は老若男女、国籍もばらばら。

それぞれ、それぞれの事情を持って来ている。

そういう場所だと、じわじわ分かってくる。

三重塔は高さ約25m。

光線の具合で、朱色が驚くほど鮮やかに見える時間がある。

午前10時前後が、特に美しかった。

敷地はかなり広い。

全部歩くと1時間以上かかる。

焦らず、ゆっくり歩く場所だ。

■ 成田山新勝寺 住所:千葉県成田市成田1番地 拝観料:無料(一部施設は有料) 開門時間:7:00〜18:00(季節により変動あり) アクセス:京成成田駅・JR成田駅から徒歩約10分
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02

成田山表参道|800mに、食と歴史が詰まっている

駅から新勝寺まで続く表参道は、約800m。

この道が、成田の本番だ。

両側に並ぶのは、江戸時代から続く老舗と、新しい土産物屋が入り混じった店並み。

統一感がない、でもそれがいい。

鰻屋の数が異様に多い。

成田は「鰻の街」でもある。

老舗の「川豊本店」では、店先で職人が鰻を捌いている。

その手さばきを、道行く人がじっと見ている光景が面白い。

鰻重は並でも2,600円前後。

安くはない。でも、この参道で食べる鰻には、値段以上の何かがある。

漬物屋の試食を断りながら歩くのも、

なぜか旅の一部になっている。

羊羹、醤油せんべい、なめこの佃煮。

成田の食は、素朴で、正直だ。

■ 成田山表参道 場所:JR・京成成田駅〜成田山新勝寺 間 全長:約800m 定休日:店舗により異なる 鰻重(川豊本店):2,600円〜 営業時間:10:00〜14:00頃(売り切れ次第終了)
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03

成田山公園|寺の奥に、こんな場所があるとは

新勝寺の境内を奥へ奥へと進むと、成田山公園に出る。

知らずに入ったので、正直驚いた。

面積は約165,000㎡。

東京ドーム3個分以上の広さだ。

池あり、滝あり、梅林あり。

寺の付属施設とは思えないスケール感がある。

3つの池を繋ぐ遊歩道を歩いた。

平日の午後、人は少ない。

風の音と、水の音だけが聞こえる時間があった。

都市の近くで、こういう静けさに出会えると、少し得した気分になる。

春は梅と桜が重なる時期がある。

3月中旬から4月上旬。

その時期に来た人が羨ましいと、夏に訪れながら思った。

入園は無料。

参拝の後、時間があれば必ず立ち寄る価値がある。

■ 成田山公園 住所:千葉県成田市成田1番地(成田山新勝寺境内奥) 入園料:無料 開園時間:常時開放(日没後は要注意) 面積:約165,000㎡ アクセス:成田山新勝寺大本堂の奥から徒歩5分
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モデルコース

Day Trip 9:30 成田駅着 → 10:00 表参道散策・鰻ランチ → 13:00 成田山新勝寺参拝 → 15:00 成田山公園 → 16:30 お土産購入・帰路
1 Night 1日目:表参道・夕方の新勝寺をゆっくり参拝 → 成田泊(旅館か空港近くのホテル)。2日目:朝の新勝寺(7時台は人が少なく静か)→ 成田山公園 → 帰路。時間に余裕があれば、成田の旧市街・不動尊周辺も歩きたい。
Travel Tips 鰻の人気店は14時前後には売り切れることが多い。 11時までに入店するのが確実。 成田山は靴を脱ぐ場面がないので、歩きやすい靴で十分。 駅から寺まで緩やかな上り坂。帰りは楽になる。

成田への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約1時間20分
水戸から 約2時間5分
前橋から 約2時間20分
高崎から 約2時間20分
甲府から 約2時間50分
鉄道 成田駅へ

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