日南の風景
宮崎県

日南

歴史寺社秘境

Photo by ブルーノ・プラス / Wikimedia Commons (CC BY 4.0)

絶景歴史を辿る寺社めぐりひとり旅向けカップル向け友達と海を眺める城下町散策

太平洋に向かって、崖が口を開けている。 その奥に、神様が住んでいる。 日南はそういう場所だ。 海と歴史が、妙なバランスで共存している。 観光地っぽさがないわけじゃない。 でも、どこか本気の気配がする。 何度でも来たくなるのは、たぶんそのせいだ。

太平洋に向かって、崖が口を開けている。その奥に、神様が住んでいる。日南はそういう場所だ。海と歴史が、妙なバランスで共存している。観光地っぽさがないわけじゃない。でも、どこか本気の気配がする。何度でも来たくなるのは、たぶんそのせいだ。断崖の先に広がる太平洋、潮風に揺れるフェニックス、苔むした城下町の石畳。ここでは時間の流れ方が、どこか違う。レンタカー必須の旅。公共交通機関でも回れるが、本数が少ない。鵜戸神宮行きのバスは1日6本程度。夏は日差しが本気で強い。飫肥城下町は16時以降が穴場。人が引いてから歩くのがいい。

Best Season
3〜4月と10〜11月がベスト。 夏は青島の海が美しいが、日焼けと混雑を覚悟して。 真冬でも鵜戸神宮は風情がある。 雨の城下町も悪くない。
Stay
・2泊以上
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日南のおすすめスポット

01
鵜戸神宮|崖の中に、神様がいた

鵜戸神宮|崖の中に、神様がいた

駐車場から歩いて10分ほど。

崖沿いの道を下っていく。

「下っていく」というのがポイントで、普通の神社と逆だ。

本殿は洞窟の中にある。

太平洋に向かって口を開けた、天然の岩窟。

波の音が反響して、妙に頭の中が静かになる。

「運玉」という素焼きの玉が5個で200円で売っている。

男性は左手、女性は右手で、亀石のくぼみを狙って投げる。

入れば願いが叶うとされている。

3回投げて1回しか入らない。

それでも、なぜか清々しかった。

朝イチがいい。

9時前に着くと、ほぼ貸し切りだ。

光の角度もちょうどよくて、洞窟の中が金色に見える。

観光地のはずなのに、誰もいない神社は少し怖い。

でも、その怖さが本物だ。

■ 鵜戸神宮 住所:宮崎県日南市大字宮浦3232 拝観料:無料 営業時間:6:00〜19:00(季節により変動) 駐車場:普通車500円 アクセス:JR油津駅からバスで約30分
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02
青島神社|橋を渡った先は、別の世界だ

青島神社|橋を渡った先は、別の世界だ

青島は小さい。

歩いて一周しても15分かからない。

でも、その小ささが逆に効いている。

本土から橋を渡った瞬間、景色がガラッと変わる。

足元には「鬼の洗濯板」と呼ばれる岩が広がっている。

まるで波に削られた縞模様。

実際に何百万年もかけて削られたらしい。

地球は暇だったんだな。

神社そのものはこじんまりしている。

縁結びの神様として有名で、絵馬がびっしり。

読もうと思えば読める距離にある。

読むのはやめた。

サンクマール(南国植物の密林)の中を歩く遊歩道がある。

島内は無料で入れる。

真夏は木陰が多くて助かる。

ただし、日差しが強い日は帽子必須。

橋の上で一瞬で日焼けする。

経験者は語る。

■ 青島神社 住所:宮崎県宮崎市青島2-13-1 拝観料:無料 営業時間:境内自由(社務所 9:00〜17:00) 駐車場:周辺に有料あり(400〜500円) アクセス:JR青島駅から徒歩約10分
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03
飫肥城下町|時間が止まったまま、人が住んでいる

飫肥城下町|時間が止まったまま、人が住んでいる

飫肥は、生きている城下町だ。

整備された観光地とは少し違う。

普通に人が暮らしている。

城跡に入るのに300円。

4施設共通券が610円で売っている。

お得かどうかより、飫肥杉の巨木に圧倒される方が先だ。

城下町の通りを歩くと、格子戸の武家屋敷が続く。

補修はされているが、雰囲気はちゃんと残っている。

観光用に作った「っぽさ」がない。

それが居心地いい理由だ。

「おび天」という揚げかまぼこが名物。

1個100円前後で売っている店が何軒かある。

甘くて、もちっとしていて、ビールが飲みたくなる。

11時前から食べている。

旅だから許される。

夕方16時を過ぎると、観光客がほとんどいなくなる。

その時間帯が一番いい。

武家屋敷の道に、自分の足音だけが響く。

■ 飫肥城下町 住所:宮崎県日南市飫肥10丁目(飫肥城跡) 入場料:飫肥城跡300円/4施設共通610円 営業時間:9:30〜17:00(最終入場16:30) 定休日:第3月曜(祝日の場合翌日) アクセス:JR飫肥駅から徒歩約10分
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モデルコース

Day Trip 9:00 鵜戸神宮 → 11:30 飫肥城下町・おび天ランチ → 14:30 青島神社 → 16:30 宮崎市内へ。移動は車が必須。
1 Night 1日目:青島神社 → 飫肥城下町(泊:日南市内)。2日目:早朝の鵜戸神宮 → 日南海岸ドライブ → 油津港周辺でランチ。朝の神社は別物の静けさがある。
Travel Tips レンタカー必須の旅。 公共交通機関でも回れるが、本数が少ない。 鵜戸神宮行きのバスは1日6本程度。 夏は日差しが本気で強い。 飫肥城下町は16時以降が穴場。 人が引いてから歩くのがいい。

日南への行き方

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