福岡県

能古島

自然

福岡市内から、フェリーでたった10分。 なのに、着いた瞬間に空気が変わる。 潮の匂い、波の音、のんびりした時間の流れ方。 能古島はそういう島だ。 観光地として整備されているけれど、どこか素朴さが残っている。 そのバランスが、ちょうどいい。

Best Season 春(3〜4月)の菜の花と秋(10〜11月)のコスモスが見頃のピーク。 どちらの季節も天気さえよければ、来てよかったと思える景色に出会える。

能古島のおすすめスポット

01

能古渡船場|10分の船旅が、日常をリセットしてくれる

姪浜の渡船場に着いたのは、午前9時ごろだ。

フェリーの乗り場は小さくて、券売機も素朴。

往復運賃は大人680円。

安い。驚くくらい安い。

船に乗ると、すぐに福岡の街並みが遠ざかっていく。

ビルが小さくなって、海だけになる。

たった10分の船旅なのに、なぜかもう「旅に来た」。

能古島の桟橋に降り立つと、迎えに来たのは潮風だ。

島内を走るバスの本数は多くないので、時刻表は事前に確認しておいた方がいい。

次のバスまで20分、桟橋のベンチで海を眺めながら待った。

その時間すら、悪くない。

■ 能古渡船場(姪浜渡船場) 住所:福岡市西区姪の浜4丁目 料金:往復大人680円、子ども340円 所要時間:姪浜〜能古島 約10分 運航:毎日運航(荒天時欠航あり) 駐車場:姪浜渡船場に有料あり
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02

能古島アイランドパーク|季節ごとに、島の顔が変わる

桟橋からバスで約10分、終点で降りるとそこが入口だ。

入園料は大人1,000円。

広い。思ったより広かった。

丘の上まで続く道を歩いていくと、視界がぱっと開ける。

海と空と、色とりどりの花畑が一気に飛び込んでくる。

この瞬間のために来た、と正直思った。

コスモス、ひまわり、菜の花。

季節によって咲いている花が違うので、何度来ても楽しめる仕組みになっている。

訪れたのは10月で、コスモスが見頃だ。

丘の斜面一面がピンクとオレンジに染まっていて、風に揺れている。

園内にはカフェや休憩スペースもある。

のんびりするには2〜3時間は欲しい場所だ。

急いで回るのは、もったいない。

■ 能古島アイランドパーク 住所:福岡市西区能古島 入園料:大人1,000円、中学生600円、小学生500円 営業時間:9:00〜17:30(季節により変動あり) 定休日:不定休 アクセス:能古渡船場からバス約10分、終点下車すぐ
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03

花畑|丘の上で、風と光の中に立つ

アイランドパークの中でも、特に印象に残っているのが丘の上の花畑だ。

斜面を登り切ると、眼下に博多湾が広がる。

天気がよければ、志賀島まで見える。

花と海が同時に視界に入る場所なんて、そう多くない。

コスモスの間に細い道が通っていて、歩きながら写真を撮れる。

カメラを持ってくればよかったと少し後悔した。

スマホでも十分きれいだったけれど。

風が気持ちよかった。

花が揺れるたびに、なんだか深呼吸したくなった。

観光地なのに、人が多すぎない。

その余白が能古島の一番の魅力だ。

混んでいる場所が苦手な人には、特におすすめしたい場所だ。

■ 花畑(能古島アイランドパーク内) 春:菜の花・チューリップ(3〜4月) 夏:ひまわり(7〜8月) 秋:コスモス(9〜11月) 冬:水仙(12〜1月) ※開花状況は公式サイトまたはSNSで事前確認を推奨
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モデルコース

Day Trip 9:00 姪浜発フェリー → 9:10 能古島着 → バスでアイランドパークへ → 花畑・園内散策(2〜3時間)→ 桟橋周辺でランチ → 14:00〜15:00 フェリーで帰路
1 Night 1日目:フェリーで渡島 → アイランドパークでたっぷり散策 → 島内の宿に宿泊・夕日と夜の静けさを堪能 2日目:朝の海岸を散歩 → 桟橋周辺を探索 → ゆっくり昼前に帰路へ。島の朝は別格だ。
Travel Tips フェリーの本数は1時間に1〜2本程度。 帰りの時間を事前に確認しておくと安心だ。 島内のバスも本数が少ないので、時刻表は必須。 歩きやすいスニーカーで行くこと。 花畑の丘は傾斜があるので、サンダルは正直きつかった。

能古島への行き方

Access Time
福岡から 約2時間40分
大阪から 約5時間10分
高松から 約5時間20分
名古屋から 約6時間5分
東京から 約7時間30分
姪浜渡船場

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