長崎県

小値賀島

離島自然スロー

フェリーが港に着いた瞬間、時間の流れが変わった。 信号がない。 コンビニもない。 そのかわり、潮の匂いと静けさがある。 長崎・佐世保から船で約2時間半。 小値賀島は、忘れていた「何もしない贅沢」を思い出させてくれる場所だ。

Best Season 5〜6月の初夏と、9〜10月の秋が狙い目。 夏は海が最高だが、日差しが強烈。 冬は風が厳しく、フェリーが欠航することもある。

小値賀島のおすすめスポット

01

古民家宿ほんまもん|築100年の台所で、朝ごはんを食べた

予約の電話をしたとき、女将さんの声が柔らかくて、もう来た気になった。

実際に着いてみると、黒光りした梁と土間が出迎えてくれた。

築100年超の古民家をそのまま宿にしている。

リノベーションはしてあるけれど、やりすぎていない。

そのバランスが絶妙だ。

1泊2食付きで15,000円前後。

決して安くはないが、納得する。

夕食は地の魚と野菜だけ。

シンプルなのに、箸が止まらない。

朝は6時半に起きて台所に行くと、味噌汁の湯気が立っている。

宿泊者は多くて3組まで。

静かすぎて、最初は落ち着かない。

それくらい、日常の騒音に慣れてしまっている。

2日目の朝には、その静けさが心地よくなっている。

■ 古民家宿ほんまもん 住所:長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷 料金:1泊2食付き 15,000円〜(要確認) 予約:電話・公式サイトより要事前予約 備考:定員少なめのため早めの予約を推奨
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02

笛吹浜|午前9時、砂浜にいたのは自分だけだ

島の南側にある笛吹浜まで、宿から自転車で15分。

坂を下りきったところで、海が視界いっぱいに広がった。

砂が白い。

水が透明すぎて、底の砂粒まで見える。

9時過ぎに到着したが、誰もいない。

その日も、最後まで誰も来ない。

沖縄や宮古島のようなメジャーな離島とは違う。

ここには、観光客を呼び込もうとする気配がない。

それがかえって、贅沢だ。

波の音だけを聞きながら1時間ぼーっとした。

何も考えない。

スマホも見ない。

そんなことができたのは、久しぶりだ。

水温は8月で28度前後。

透明度は高いが岩場もあるため、マリンシューズがあると安心。

シュノーケルを持っていくと後悔しない。

■ 笛吹浜 住所:長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷 アクセス:小値賀港から自転車で約15分 入場料:無料 備考:売店・シャワー施設なし。飲み物と着替えは持参のこと
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03

大島神社|無人島に渡って、鳥居の前に立つ

小値賀島の沖に浮かぶ大島。

無人島だ。

定期船はなく、チャーター船で渡る。

1回3,000円前後が目安で、港で漁師さんに声をかけると相談に乗ってもらえた。

島に上陸すると、人の手が入っていない森がある。

獣道を10分ほど歩くと、突然、鳥居が現れた。

誰もいない島に、ちゃんと神社があった。

大島神社。

鳥居の前に立ったとき、背筋が伸びた。

自然と頭が下がった。

信仰心が厚いほうではないが、あの空気には何かある。

島全体が森と海に覆われていて、写真を撮る気にもなれない。

ただそこにいた。

10分くらい、ぼーっと鳥居を見ている。

帰りの船の中で、「また来よう」。

そういう場所だ。

■ 大島神社(大島) 住所:長崎県北松浦郡小値賀町大島 アクセス:小値賀港からチャーター船で約15〜20分(要交渉) 渡船料金:3,000円前後(目安/要確認) 備考:定期便なし。天候・海況によっては渡航不可。島内に売店・トイレなし
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モデルコース

Day Trip 小値賀港着→自転車レンタル(500円〜)→笛吹浜で海→島内カフェで昼食→大島神社(チャーター)→港発
1 Night 1日目:小値賀港着→笛吹浜→古民家宿ほんまもんにチェックイン→夕食/2日目:朝食後→大島神社へチャーター船→島内を自転車散策→帰りのフェリーへ
Travel Tips 島内の移動は自転車が基本。 レンタサイクルは港近くで借りられる(500〜800円/日)。 食堂は数軒しかなく、昼は早めに動くと安心。 フェリーの本数が少ないため、乗り遅れ注意。 前日に時刻表を必ず確認しておくこと。

小値賀島への行き方

Access Time
福岡から 約2時間30分
niigataから 約3時間
下関から 約3時間
佐賀から 約3時間
大分から 約3時間30分
鉄道 佐世保駅へ
移動 佐世保港へ
小値賀港へ
移動 小値賀島へ

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