高知県

沖ノ島

秘境ダイビング

高知県の西端から、さらに船で70分。 たどり着く先に、沖ノ島はある。 スマホの電波が途切れる瞬間、なぜかほっとした。 観光地化されていない。 そのぶん、海の青さが嘘みたいにリアルだ。 「秘境」という言葉を安易に使いたくないけれど、 ここだけは、そう呼んでいい気がする。

Best Season 5〜6月と9〜10月がベスト。 海の透明度が最高で、気温も快適。 7〜8月は台風リスクと混雑に注意。 冬は欠航が増えるので上級者向け。

沖ノ島のおすすめスポット

01

沖ノ島港|船を降りた瞬間、時間の流れが変わった

宿毛市の片島港を8時45分に出る定期船に乗った。

運賃は片道2,190円。

揺れが心配だったけど、思ったよりおだやかだ。

70分後、港に着いた。

降りた瞬間、空気が違う。

塩の匂いと、静けさ。

ほかの観光客はほぼいない。

島の人と、荷物と、自分だけ。

港まわりは小さな集落になっている。

売店も1軒あって、島のものが少し買える。

冷えた缶ジュースが130円だ。

そういうことが、なんかうれしかった。

船の本数は1日2便だけ。

帰りの時間を絶対に確認しておくこと。

逃したら翌日まで帰れない。

それが少し、島への覚悟を決めさせてくれる。

■ 沖ノ島港(片島港〜沖ノ島航路) 住所:高知県宿毛市沖ノ島 料金:片道2,190円(宿毛市定期船) 所要時間:約70分 便数:1日2便(季節により変動あり) 問合せ:宿毛市商工観光課
地図で見る →
02

弘法大師像|坂の先に、島を見下ろす静けさがある

港から歩いて20分ほど坂を上る。

きつい。正直、きつい。

サンダルで来るのは後悔する。

スニーカー推奨。

息を切らしながらたどり着くと、

弘法大師の白い像が立っている。

高さは思ったより大きくて、

島全体を静かに見渡している感じがした。

像の前から見える海の青さに、声が出た。

文字通り、声が出た。

水平線まで遮るものが何もない。

こんな景色、普段の生活のどこにもない。

空海がこの島に来たという伝説が残っている。

それが本当かどうかより、

ここに立つと、なんとなくわかる気がした。

理由もなく、手を合わせたくなる場所だ。

朝イチに上ると、人がいない。

その静けさが格別だ。

■ 弘法大師像 住所:高知県宿毛市沖ノ島 料金:無料 所要時間:港から徒歩約20分(坂道あり) 備考:舗装路だが勾配あり。歩きやすい靴で
地図で見る →
03

遊歩道|島の端まで歩いたら、海だけになった

弘法大師像からさらに奥へ続く遊歩道がある。

全長は約3km。

人とすれ違わない。1時間で一人も。

道の両側は亜熱帯の植物が茂っていて、

時々、海が見える。

その見え方が毎回違う。

岩場の青、入り江のエメラルド、

沖の深い濃紺。

途中、ダイビングポイントが見える断崖があった。

透明度は30m以上あるらしい。

シュノーケルで覗いただけでも、

魚の影がはっきり見える。

ここは、海に入る人のための島だ。

遊歩道の終点は小さな浜だ。

名前のない浜。

そこに1時間、ぼーっと座っている。

何もしない。

それでいい気がした。

島に来てよかった、と思ったのは、

その瞬間だ。

■ 沖ノ島遊歩道 住所:高知県宿毛市沖ノ島 料金:無料 総延長:約3km 所要時間:往復約2〜2.5時間 備考:ダイビングショップあり。要事前予約
地図で見る →

モデルコース

Day Trip 8:45片島港発→10:00沖ノ島港着→弘法大師像→遊歩道→シュノーケル→14:30の便で帰路。滞在は約4時間。駆け足だが十分に濃い。
1 Night 1日目:午前便で到着→昼前から遊歩道・弘法大師像→午後にダイビングorシュノーケル→民宿泊。2日目:早朝の港散歩→午前便で帰路。島の朝は別格。宿は事前予約必須。
Travel Tips 島内に商店はほぼない。 飲み物・食料は本土で準備を。 民宿は数軒だけで、繁忙期はすぐ埋まる。 船は欠航することもあるため、 スケジュールには必ず余裕を持たせること。 現金しか使えない場面が多い。

沖ノ島への行き方

Access Time
福岡から 約4時間25分
大阪から 約4時間35分
高松から 約4時間45分
名古屋から 約5時間30分
東京から 約6時間55分
宿毛港

広島の宿を探す

広島を拠点に沖ノ島へ日帰り・宿泊の旅も人気です


Travel Planning

旅先を1分で決めてみる?

どこ行こ?で旅先を探す →