宮城県

牡鹿半島

自然

石巻から車を走らせると、 だんだん道が細くなっていく。 コンビニが消えて、信号が消えて、 海の匂いだけが濃くなる。 牡鹿半島はそういう場所だ。 東日本大震災から時間が経ったいまも、 この先端には何かが残っている。 静けさと、海の広さと、人の少なさ。 それを求めて、また来てしまう。

Best Season 4〜5月が一番好きだ。 菜の花と海の青のコントラストが鮮やか。 夏は霧が出やすい。 冬の金華山は人が少なく、静けさが際立つ。

牡鹿半島のおすすめスポット

01

御番所公園(展望台)|360度、遮るものが何もない

駐車場から展望台まで、歩いて5分ほど。

たいした距離じゃない。

でも、頂上に立った瞬間に息が止まった。

太平洋が、視界いっぱいに広がっている。

右に金華山、左に女川の島々。

晴れた日は遠く牡鹿の灯台まで見える。

標高は100mちょっとしかないのに、

これだけ見渡せるのかと、正直驚いた。

午前中に行くのがいい。

逆光にならないし、空気が澄んでいる。

春先の4月ごろは、足元に菜の花が咲いている。

黄色と青の対比が、妙に鮮やかで。

観光客はほとんどいない。

ベンチに座って、ぼんやり海を見ている。

15分くらい、ただそれだけをした。

それで十分だ。

■ 御番所公園(展望台) 住所:宮城県石巻市鮎川浜 料金:無料 駐車場:あり(無料) 営業時間:特になし(日の出〜日没が目安)
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02

鮎川港|震災の痕跡と、それでも動いている港

牡鹿半島の先端、鮎川浜に港はある。

かつては捕鯨の基地として栄えた場所だ。

いまはその面影は薄い。

震災で大きなダメージを受けて、

港の形も街並みも変わってしまった。

それでも、朝の鮎川港は静かに動いている。

漁船が出て、カモメが鳴いて、

誰かが黙々と網を直している。

港近くの「コバルトーレ女川」系列の施設ではなく、

地元の小さな食堂でウニ丼を食べた。

値段は2,200円。

高いとは思わない。

それだけの味だ。

ウニは濃くて、甘くて、後味がきれいだ。

磯の匂いが口の中に残る。

港には捕鯨に関する資料館もある。

賛否ある話だけど、歴史として知っておきたかった。

入場料は500円、30分あれば見て回れる。

■ 鮎川港 住所:宮城県石巻市鮎川浜 捕鯨関連資料館(おしかホエールランド):入場料500円、9:00〜16:30(火曜定休) 周辺食堂:ウニ丼2,000〜2,500円が相場
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03

金華山|フェリーで渡る、神様の島

鮎川港から、フェリーで約25分。

片道1,000円。

それで「島」に渡れる。

金華山は、日本三大弁財天のひとつらしい。

でも、そういう情報より先に、

島に足を踏み入れた瞬間の空気を覚えている。

静かだ。

重くはなくて、ただ、深い静けさがあった。

黄金山神社の参道を歩くと、

鹿がいる。

普通にそのへんにいる。

3頭、すぐそこにいた。

逃げない。じっとこちらを見ている。

奥の院まで登ると片道40分かかる。

体力に自信がなければ、社殿周辺だけでも十分だ。

フェリーの最終便は15:30ごろ(季節によって変わる)。

乗り遅れたら終わりなので、時間には気をつけて。

島には宿もある。

一度、泊まってみたいと思っている。

■ 金華山 住所:宮城県石巻市鮎川浜金華山 アクセス:鮎川港よりフェリー約25分、片道1,000円(大人) 運航:季節・曜日により変動あり。事前に石巻市観光課または船会社に確認推奨 黄金山神社:参拝自由(社務所9:00〜16:00ごろ)
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モデルコース

Day Trip 8:30石巻出発 → 10:00御番所公園 → 11:30鮎川港(昼食) → 13:00金華山フェリー → 14:30帰路フェリー → 17:00石巻着。移動は車必須。
1 Night 1日目:石巻市内泊。早朝出発で牡鹿半島へ。御番所公園・鮎川港を回り、午後のフェリーで金華山へ渡り島内宿泊。2日目:朝の静寂の中で参拝、午前便で戻り女川経由で帰路。
Travel Tips 牡鹿半島はコンビニがほぼない。 石巻市内で食料・飲料は買っておくこと。 ガソリンも早めに入れる。 道は細く、離合が難しい場所もある。 夕方以降は鹿が道路に出るので、 日暮れ前に半島を出るのが無難。

牡鹿半島への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間20分
水戸から 約3時間5分
前橋から 約3時間20分
高崎から 約3時間20分
甲府から 約3時間50分
鉄道 石巻駅へ

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